※2019年、2月の話しです。認知症診断から現在までを綴っています。
母に暴言を吐かれて涙がとまらなくなった私。
気持ちを落ち着ける為に、
愛犬を連れて遠くの広い公園まで散歩にいきました。
私、何度か認知症の講座を受けに行ったりもしてるんです。
ユマニチュードとか、、、
認知症の人の心に寄り添うようにとか。
自分の心が鏡のように反映されるから、
感情的にならず、落ち着いて客観的に対応するとか。
俯瞰してみるとか。
心がけてきたつもりです。
話す言葉も選んで、母が怒らないよう、興奮しないよう、
まるで腫れ物を扱うように生活してきました。
もういいかな・・・。
疲れた・・・。
歩いて歩いて、体を動かしてストレス発散。
自然の中を歩いたら心が軽くなります。
かわいい愛犬も私のそばに寄り添ってくれます。
しかし、私の心は晴れません。。。
あれだけ施設も自分で望んでたし、もういいかな。
私を傷つける言葉
私の存在から否定する言葉。
聞き流せません。受け流せません。
そして、最後に言われた言葉が怖くて怖くて。
私のせいで実行してしまったらどうしよう。。。
そんなに私の事が嫌なら、
別々に暮らした方がいいな。
こういう時、せめて別居してたら母の顔を見ずにすむのに。
兄弟でもいたら愚痴の一つでも聞いてもらえるのかな。
涙がとまりません。
帰宅後…、
母は何事もなかったように普通です。
その態度にも、かなりイラ立ちを覚えます。
そこから3日間、
私は母に対して距離を置くようになりました。
もうそうしないと私の心が保っていられません。
必要最低限の事は話します。
「おはよう」 とか 「ご飯できたよ」 とか。
そうやって過ごした4日目の朝の事でした。。。
認知症は、私に暴言吐いた事や色々な出来事は忘れます。
でも、感情だけは覚えてるんです。
伝わるのです。
（続きます）
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