SAKE HALL HIBIYA BAR〜サキホール・日比谷バー〜 | 酔っぱライターの酒日記

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お酒にまつわる日々のできごとをつづります。

サキホール・日比谷バーは、日本酒カクテルのバー。
外国人の発音をまねて、サケではなく、あえてサキと発音します。

カクテルだけではなく、60種類以上の日本酒がそろっていますが、
よく冷やしてワイングラスで飲むか、オンザロック。
熱燗はありません。

こちらが店長の小林さん。いい笑顔ですね。


中はホールになっていて、ホールのまわりに個室が7部屋。
それぞれの部屋は日本酒の銘柄ごとに分かれていて、
五橋、司牡丹、春鹿、大山、一の蔵、吉乃川、文楽の部屋があります。


今回私は山口県の蔵元、五橋さんの部屋に行きました。
ここで飲めるのは五橋のお酒とカクテルです。


まず一杯目は、ほとんどの人がたのむキンタイキョウ・ソニック。
日本酒をソーダとトニックで割ったカクテルで、度数は7度くらい。
オレンジピールの香りがアクセントになっており、
爽やかでスイスイ飲めます。


つまみは、やわらか豚味噌"五橋酒粕"香醸焼き。
五橋の吟醸粕を使っていますが、酒粕臭くなく食べやすい。
味付けは濃いめでしっかり。酒がすすみます。


次はオリエンタル・サンライズ。
日本酒をオレンジジュースとストロベリーリキュールで割り、
エスプーマで日本酒の泡を盛って仕上げます。
泡もカクテルベースも日本酒なのに、全然日本酒臭くありません。


つまみは、北海サーモンの"五橋酒粕"濃旨焼き。
名前のイメージで濃い味かと思ったら、意外と素材を生かした味付け。
おいしいです。


里芋と三種のキノコ"五橋酒粕"和え焼きも、いただきました。
酒のつまみ!という感じで、これがもっとも日本酒に合いそう。


最後はデザートがわりにチョコレート・ミルを。
チョコレートリキュールをフローズンにして、
上から日本酒を注ぎます。
ほほ~、けっこうチョコレートと日本酒って合うんですね!


日本酒カクテルは、どれも「こんなことしちゃっていいの?」
というようなオリジナリティーと遊びゴコロに溢れています。
日本酒だとわからないまま飲んでいる人も多く、
とくに合コンのお客さんには大好評だとか。

各部屋の銘柄は1年契約なので、来年の4月頃には、
新しい銘柄に変わるかもしれません。
気になるお酒があったら、今のうちに行っておいたほうがいいかも。

ホールでは7銘柄のお酒のどれでも飲めますし、
一人ならカウンター席もありますよ。