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今回はその続きです。

 

自宅で見送られた母。

ここからがまたちょっと他の一般的なお宅とは違いまして…

 

我が父母は(特に母の意向が強く)母が半身不随になるずっと前から終いの準備をしていました。

年齢を重ねると、父の実家の墓がある丹波篠山にはなかなか行けなくなる⇒随分前に永代供養料を支払い、自分たちの戒名も先に貰っていた。(墓終いの準備)

母自身はそのお墓には入りたくない(これは若い時から言っていた)⇒夫婦とも遺体は献体に回す⇒(多分)40代の頃には契約(?)完了⇒お骨は引き取らず、滋賀医大に献体された方々と共にそちらの納骨堂に納骨するよう息子にも周知。

 

というような取り決めもあり…

 

一旦葬儀社に来てもらったものの、

検体するので、現在のコロナ禍では遺体のみしか連れていけない。

自宅で一旦棺桶に入れてもお花や飾り、着物などは全ておいていかなくてはならないため、一般人では処分が出来ないと思われる(普通に葬儀⇒火葬の場合はまとめて一緒に燃やしちゃうから問題ない。葬儀社も引き取りは出来ないとのこと⇒使いまわしできないから)

戒名なども付けられないなら、お経読むだけならお寺さんも儲けにならないので…

などなどの理由により

「わたくし共でお手伝いできることはないようなので…」

と引き上げていきました。

コロナになる前は、連絡すれば医大から献体用の棺桶を持ってきてくれて、普通に飾ったり着物着せたりして葬儀した後出棺とともに医大に向かうという方法だったようですが、一時期の献体受付中止から、現在の方法で受付が開始されたそうです。

 

そんなこんながありまして、1月28日の夜は、父と妻と3人で母を見送りながら夜遅くまで食事をし、翌29日の午後には献体引き取り業者が母を連れに来たのでした。

 

父も背中が曲がったりでかなり縮みましたが、母も最期はかなり身長も縮み、体重は29.5kgと本当に小さくなっていました。