認知行動療法

認知行動療法とは、簡単に説明すると脳の間違った認識を修正するという治療法です。

腰痛の方は普通、腰痛になったときの行動を避けてしまう傾向にあります。 当然と言えば当然のことなのですが、このことが行動の範囲を狭めてしまい腰痛を悪化させる原因になることがあります。

認知行動療法では、そのような悪循環を断ち普段の生活に戻ってもらうことにあります。

治療の一例として、まず実際に動ける範囲で行動してみて、少しずつ行動の範囲を広げていきます。 そして行動と痛みが必ずしも一致していないということを理解し、徐々に普段どおりの生活に戻していきます。 脳の誤解を解くことで痛みが解消されます。

慢性の腰痛に悩まされ症状がなかなか良くならないという方は「認知行動療法」を、ぜひ覚えておいてください。
このような接骨院には気をつけろ!

【質問】
腰を悪くして週1~2回の割合で接骨院に通っているのですが、一向に腰痛がよくなる気配がありません。保険が利き治療が安いため接骨院に通っているのですが、多少料金が張っても整体やカイロプラクティックに行った方がいいですか?

【答え】
そもそも、接骨院で保険が適用される症状は「急性の腰痛」に限られます。
慢性の腰痛に対しては保険が適用されることはありません。

書類にサインを求めれられたり、口裏合せを要求されたということはありませんか?思い当たることがあれば、その整骨院は不正請求を行なっている可能性があります。

話が逸れてしまいましたが、腰痛が治る治らないかは、やはり腰痛治療は接骨院、整体、カイロプラクティック、料金といったことではなく、院長の施術力にかかっています。

よって料金ではなくネットなど口コミを参考にして治療院を探されることをオススメします。



変形性脊椎症

変形性脊椎症は中年以降の方に多い疾患です。

脊柱を構成している椎骨は関節の働きにより自由に動くことができます。ただ年を重ねると関節の軟骨が磨り減って痛みが生じてくることがあります。

また、椎間板も年を重ねると徐々に弾力性が失われていきます。その弾力性を失った椎間板と椎骨が摩擦により磨耗してくると、その部分に「骨棘」と呼ばれる棘が出来て、神経が刺激されることで痛みを引き起こします。

ただ、このよう変化は一種の老化現象で誰にでも起こることで、必ずしも症状が現れるわけではありません。
腰痛・痛みのメカニズムと対処法

腰が痛いとき痛みを発しているのは、腰ではありません。痛みは、細胞の異常を感じた神経が脳に異常情報として伝え脳が発しています。

この細胞の異常が腰痛の原因だというわけです。

例えば、長時間のデスクワークなどで筋肉が緊張してしまうと血管が圧迫されてしまい血流が低下します。血流が低下すると細胞は酸欠状態に陥ります。この時に神経が脳に異常情報を伝えるわけです。

そのため腰痛を解消するためには異常情報の原因を解決しなければなりません。

つまり筋肉の緊張を取り除いてあげるわけです。

異常情報が脳に伝えられる前に、ストレッチやマッサージをして筋肉の緊張を取り除いてあげることで痛みの伝達を防ぐことができます。
腰痛予防

腰痛は日常生活の積み重ねにより起こります。逆を言えば日常生活を正しく送ることができれば腰痛を予防することができます。

基本となることは背骨のS字曲線を歩く時、座る時、寝る時など常に保持するということです。歩く時、座る時は背筋を伸ばした正しい姿勢をとることで背骨のS字曲線は保持されます。

ただ寝るときというのはなかなかイメージし辛いかもしれません。うつ伏せ寝は勿論の事、仰向け寝の場合も枕の高さにより背骨のS字曲線が崩れてしまいます。

よって寝具は自分に合ったものを選ぶようにします。S字曲線を保持して腰痛を予防しましょう。
腰痛チェック

仕事をしている方なら、どこかしら体に不調を抱えてるはずです。その中で圧倒的に多い体の不調は腰痛です。

マッサージを受けてみたり、薬を飲んでみたりしても一向に症状が良くならないのは、なぜなのか?

それは、体は常に酷使されているからです。

酷使されている体の筋肉は緊張し縮んでいることがほとんどです。この縮んだ筋肉が痛みをもたらします。この腰痛の元凶である筋肉の緊張を避けることができれば、症状もしだいに和らいでいきます。

そこで、日常の筋肉を緊張させるポイントをいくつが挙げてみましたので自分にあてはまるものがないかチェックしてみてください。

・胡坐をよくかく。
・座る時によく足を組んで座る。
・スマホやパソコンをよく使う
・歩く姿勢が悪い(靴の減りが左右で違う)
・座る姿勢が悪い(背中を丸めて座る・椅子が合っていない)
・寝相が悪い(うつ伏せね)
・鞄をいつも同じ側で持つ。
・ヒールの高い靴を良く履く。
・同じ動作を繰り返すスポーツをやっている。
腰痛、痛みのタイプ

腰痛には痛みのでるタイプにより以下のように分けることができます。

1.動くと痛みが生じるタイプ
「ぎっくり腰」「椎間板ヘルニア」

2.腰だけでなく下肢に痛みや痺れが生じるタイプ
「椎間板ヘルニア」「分離すべり症」

3.寝ていても起きていても痛みが生じるタイプ
内臓疾患の疑いがあります。例「ガン」「結石」

この中で問題なのは3の「寝ていても起きていても痛みが生じるタイプ」の腰痛です。1と2の腰痛で命を落とすことはありませんが、3の腰痛を放っておくと命を落とす場合があります。

3の様な痛みが2週間以上も続くようなら、一度病院で検査を受けてみる必要があります。

仙腸関節が腰痛の原因

仙腸関節は、骨盤を構成する「仙骨」と「腸骨」をつなぐ関節です。関節といっても5ミリ程度しかないため、ほとんど動くことはありません。

ただ、少し動くことによって上半身の負担を分散させるという重要な役割を担っています。 その仙腸関節が何らかの理由で機能低下を起こすと、骨盤に影響を与えます。

骨盤は体の上半身と下半身とをつなぐ土台であり、この骨盤が歪むと上半身にもゆがみが波及しています。上半身のゆがみは姿勢の悪化を招き腰痛が発症してしまうわけです。

この腰痛の原因となる仙腸関節が機能低下を起こす原因は、前屈み、中腰、腰を反らす、座りっぱなし、立ちっぱなしなどの姿勢を長時間同じとることや、外からの衝撃、出産などが挙げられます。

痛みがある中で、こういった生活を続けていると関節が固まってしまい、腰痛が慢性化する恐れがあります。

そうならないためには、症状が軽いうちからの治療が大切になります。
胸椎黄色靱帯骨化症

星野監督を苦しめた胸椎黄色靱帯骨化症とはどんな病気なのでしょうか?

胸椎黄色靱帯骨化症とは、背骨の骨と骨とをつなぐ黄色靱帯が骨化し、背骨の中を通っている脊髄が圧迫されることで腰痛や下肢に痛み、痺れが引き起こされる疾患です。
黄色靱帯が骨化する原因は分かっておらず、黄色靱帯骨化症は国の特定疾患に指定されています。

初期症状としては、まず下肢に痛み、脱力、麻痺、痺れ、こわばりなどの異常がみられます。症状はそのまま病気が進行しないケース、歩行が困難となり生活に支障が出るケースなど人それぞれ異なります。ただ、手術になるほど症状が重度化することは稀とされています。

治療法としては、症状がないものは経過観察、症状が軽いものは保存療法、日常生活に支障がでるものは手術が行われます。

難病のためこの病気を予防する方法はありませんが、下肢に異常が見られたらすぐに病院へ行くようにしましょう。

腰痛が慢性化する原因

一度腰痛を経験すると、その後も腰痛に悩まされるという人は多くいらっしゃいます。

では腰痛が慢性化する原因は何なのでしょうか?

そもそも腰痛が慢性化するということは最初の腰痛が治りきっていないということです。 その腰痛が治りきらない原因が、即ち腰痛が慢性化する原因となります。

腰痛の治癒を阻害していく要因は、仕事や姿勢など色々とありますが、最近その原因のひとつに心の問題が指摘されています。

精神的なストレスにより治りが遅くなったり、時には痛みが増すということが分かっています。

慢性の腰痛で悩んでいる方は、まずは直接的な腰痛治療ではなく趣味を持ったり、運動をしてストレスを解消していくことから始めてみましょう。