手術以外の腰痛治療

 

・牽引療法
身体を牽引することで椎間板の圧迫を軽減させて症状を和らげるという療法です。ただ近年その効果(一時しのぎ)が疑問視されています。

 

・温熱療法
身体を温めて血行をよくして症状を和らげるという療法です。温泉に入ることも温熱療法に含まれます。

 

その他にマッサージや腰痛体操、生活指導などあります。

 

軽い腰痛ならば放っておいても改善はしますが、そうでない場合、こういった治療法に頼ることになります。

 

妊娠・産後の腰痛

 

産後腰痛の原因に仙腸関節の緩みというものがあります。

 

仙腸関節は骨盤にある関節で、普段は強固な靭帯により連結されているのですが、妊娠中は産道を確保するために緩みやすくなります。

 

骨盤が緩むと体全体のバランスを崩しやすくなり腰痛発症の原因となります。

 

産後に、この歪みを放置していると、子育ても合わさって腰痛がさらに起こりやすくなります。

 

妊娠中に腰痛が起こったら先生の指示のもとで腰痛ベルトを使用するようにしましょう。

 

緊急を要する腰痛

 

腰痛の痛みには違和感程度のものから激痛を伴うものまで色々あります。その中で激痛を伴う腰痛が発症してしまった時は緊急を要する必要があります。

 

あまりの痛さに救急車を呼んでしまう人もいる腰痛の代表「ぎっくり腰」の場合、緊急を要する 必要はありません。ぎっくり腰は発症から1~3日すれば痛み和らいでいきます。

 

正し、じっとしていても激しい痛みがある場合や発熱・下痢・嘔吐などの症状がある場合は緊急を要する腰痛の可能性が高く、直ぐに病院を受診する必要があります。

治療後にぶり返す腰痛の原因

腰痛がぶり返す原因で多いのが、[またあの辛い腰痛が再発してしまうのかという不安感により、行動が制限されてしまうことで起こる筋力低下による腰痛です]

必要以上に行動を制限されてしまうと、筋力の低下だけでなく血行不良も招き腰痛だけでなく、体にとってもマイナスの影響を与えることになります。

この腰痛の悪循環を絶つためには、腰の状態が日常生活に問題がないというレベルになったら、腰痛を恐れて行動を制限せず、今まで通りの生活に戻るということです。

後は意識的にストレッチや体操を行なって筋肉を鍛えるようにすることで、治療後の腰痛の再発を防げるようになります。
 

温湿布と冷湿布

 

腰痛の際に温湿布にするか冷湿布にするか悩まれることがあるかと思いますが、どちらの湿布を使用しても問題はありません。

 

なぜなら、両者の違いは貼ったときの感覚であり効果の程に差はないからです。

 

温湿布はカプサイシンなどの成分により貼ったときホカホカと温かく感じ、冷湿布はメントールなどの成分によりヒヤッと冷たく感じます。

 

よって、湿布を使用する際は自分の好みで選んでもらってかまいません。

腰痛知恵袋

 

【クエスチョン】
最近、腰の痛みが酷くなって整体に行ったのですが、何も変わりませんでした。病院へ行くのが怖いのですが、やはり病院へ行かなくてはいけませんか?

 

【アンサー】
整体に行って腰痛が良くならなかったということは、筋肉や骨の歪みによる腰痛ではないと考えられますので、まずは病院へ行って骨の変形がないかMRIの画像検査を受けてください。

 

そこで異常がみられなくても内蔵の病気・心因性の腰痛である可能性がありますので、心療内科や内科などでも検査をしてみてください。

 

腰痛を放置すると?

 

腰痛は放っておいても治ることがあるため放置しているという人も多くいらっしゃいます。

 

初期の腰痛の大半は1~3日で治るため多くの人が放置しがちですが、こういったことを繰り返していると腰痛が慢性化し治りづらくなるため注意が必要です。

 

そのため腰痛予防に必要なことは、初期の段階でしっかりと治療することが大切です。

 

腰痛が起こるということは、腰痛が起こりやすい生活習慣を送っているということなので、まずは自身の生活習慣を改めることが大切です。

 

尚、1~3日で痛みが軽減しない場合で「下肢に痺れがある」「夜間に痛みがある」「排尿に障害がである」といった症状がある場合は早めに病院を受診してください。

腰痛の多い年代

 

「腰痛は年寄りがなるものだ」と思われている方、多いのではないのでしょうか。

 

この考え方は間違いです。実際に腰痛が多い世代は30~40代の比較的若い世代です。つまり働き盛りの世代ということです。

 

仕事で腰を酷使して腰痛が発症し、職場や家庭での人間関係によるストレスの影響で腰痛が慢性化するというケースが多くなっています。


ただ仕事をリタイアされた世代でも、加齢による骨の変性などで腰痛は起こりやすくなりますし、10代でも成長期に起こる若い世代特有の腰痛があります。

腰痛が良くならない理由

病院の先生から「安静にして様子を見てください」と言われて、安静にしていたのに腰痛が一向によくならなかったという経験ありませんか?多くの方が経験してることではないでしょうか。


なぜ、このようなことが起こるのか?


腰痛は、大きく分けると以下の2種類に分けることができます。腰痛の原因が「病院の画像検査で分かる腰痛」と「画像検査では分からない腰痛」です。

 

つまり、なぜ安静にしていても腰痛が良くならないのか?それは画像検査で腰痛の原因が分からなかった腰痛だから安静にするしかなかったのです。


そのような腰痛に対しては、心理面からアプローチしてみたり、代替治療としての整体、針灸など別の側面からもアプローチして初めて腰痛の原因が分かるのです。

間違った腰痛治療

長年腰痛に苦しんでコルセットを常用している方へ、それでは一生腰痛は改善されません。

そもそも腰痛は筋力低下によるところが多く、筋肉をサポートをする役割のコルセットを常用していては余計筋力の低下を招くことになります。つまり自ら腰痛の原因を作り出しているわけです。

このような状況で腰痛が改善されるはずはありません。

腰痛を改善するためにはまずコルセットを外してください。コルセットは発症初期に使用するものです。

 

痛みが引いてきたら動かせる範囲からでいいので少しずつ体を動かして筋肉を鍛えてください。