今回のライブは、ラストの曲がThe Lastです。

 

ユンギペンさんなら誰でも知ってる曲。

ノリノリで聞く、楽しい曲!という曲ではありません。

 

ライブの最後がこの曲であること。

SUGAの並々ならぬ想いがあるように感じました。

 

 

 

歌詞和訳
『The Last』The Last  - Agust D - 和訳:ユンギ部  上手くいってるアイドルラッパーの、その裏側で弱さのせいで、少し危うい 鬱病、強迫、時々ぶり返す嫌…リンクameblo.jp

 

 

 

 

The Lastがライブの最後なのはなぜなのか。

 

 

このブログは、あくまでもそれに対する、ユンギ部の思いであり、SUGAの意図するところではないかもしれません。でも、コンサートの前に書かずにはいられませんでした。昨日は4時までパソコンと睨めっこしてました(・・;)

 

自分の気持ちを整理するために書いています。

 

ユンギ部の与太話の傾向が強いので、つまらない話です😅思いの外長くなってしまって...そういうのはいいです、という方は、ここでUターンをお願いします🙇‍♂️

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

THE LAST

 

以前The Lastについて、ブログを書いています。

 

以下、ブログより。

 

 

 


 

とうとうこの曲と出会ってしまいました。

初のミックステープ10曲のうち、7曲目に収録。

 

とにかく初めて聴いた時、韓国語はわからないので歌詞の意味は分かりませんが、聞いただけで不穏な空気、ただならない雰囲気がひしひしと伝わってきました。胸騒ぎがするような、ザワザワする感覚。

 

 

 

歌詞の意味を知って聞いた時の衝撃。

 

動揺。

 

 

SUGAの人生、と言ってもミックステープ発表当時でも23歳という若さでしたが、それまでの彼の人生が語られていて、聞き終わった後に、まるで一つの映画を見たかのような重みでした。

 

 

実は、歌詞を知って衝撃を受けてから、ユンギ部はしばらくこの曲が聞けませんでした。

 

心が弱っている時に聞くと、気持ちがもっていかれそうで...

2ヶ月くらいはこの曲と距離を置くことに。

 

 

 

それまで目にしていたSUGAと本当に同じ人なのか?と思うほど、シリアスで言葉も強く、痛々しく、深刻で。

心地よく聞く音楽、というジャンルでは、全くなく。

 

とにかく痛い。

心臓を素手で握られているように、苦しく痛い。

 

 

SUGAの魂の叫び

 

 

アイドルとして成功の道をまさにのぼっていたSUGAが、なぜこのような曲を発表するの?

そんな疑問も浮かぶかもしれません。

ですがユンギ部は、あのタイミングで発表したのは、必然だったように感じます。

そして、彼の立場で、ここまで赤裸々に内面を語った曲をリリースしたのには、彼の強い意志も感じます。

 

また、こうして楽曲として形を成して、世に放つことができたことに、ユンギ部はホッとした感覚になりました。

 

はじめは、The Lastというまるで遺書のようなタイトルに正直不安になりました。

ですが、これは終わりではなく、区切りなのではないかと感じました。

 

SUGAは、自分の中で葛藤しているうちはきっと人には明かさないタイプではないかと思うのです。

ですので、こうして曲として公表できたということは、SUGAの中で一区切りついており、解決、まで行かずともある程度の納得というか、自分の中で処理できた事柄なのではないか思いました。

 

 

非常に言葉が強いです。

 

 

曲の前半は、主に自分の辛かった青春時代の精神状態を、後半はそこからの立ちあがる感情の変化を歌っています。

自分が浴びせられた誹謗中傷、罵詈雑言、SUGAを受け入れなかったオニイサン(周囲の人間や業界)たち、に対する強いディスが後半を占めます。

ですが、曲としては、他人に対する訴えというよりは、自分への鼓舞、という意味が一番大きかったのではないでしょうか。

 

俺はやれるだろう?という自分を奮い立たせる思い。

 

 

 

あまり色々ユンギ部が言うより直接歌詞を読むのが良いかなと思うので、次のブログでThe Lastの和訳を載せました。

興味がある方は、見てみてくださいにっこり

 


以前のブログの内容ここまで。

 

 

 

 

 

 
 

AMYGDALA(アミグダラ)

 
 
今回のアミグダラ、は、まだAgust Dをよく知らない人、SUGAをおじいちゃん、かわいいニャンコさんとしか認識していなかった方には相当衝撃だったと思います。ユンギ部は、その衝撃を2年前にThe Lastを聞いたときに受けました。
 
とにかく痛かった。
感情が流れ込んでくるようで息苦しく、そこから2か月くらい聴くことができませんでした。
 
ですので、今回のアミグダラは、衝撃的だったというよりは、The Lastをより詳しく掘り下げて整理した内容で、そういうことなんだねと少し答え合わせのような感じがしました。
 
 

 

    

 

アミグダラとは
 

 

偏桃体のこと。
アーモンド形をしていて、目の奥の位置にある。
トラウマ、不安、恐怖などの情動を司る部位。
本来は、自分の身を守るため、瞬時に快・不快を判断するための器官であるが、過活動になるとうつ病やパニック障害など悪影響がある。

 

 
 
ナムさんが、RチタでAgust Dに話した際、SUGAが、話しかけるのが困難だと思う時期がある、と話していました。
SUGA本人も、3年周期ぐらいで、どうやっても悲観的な考えにしかなれない時期があると話していました。そうした思考の原因は何なのか、SUGAが整理する中で、このアミグダラというところに行きついたんだなと。
 
何かが起こったときに、アミグダラにギアが入ってしまい、不安や恐怖のベースができてしまう。理屈なしに。
多感な時期に苦しいことがたくさん起こって、それがアミグダラでトラウマとして記憶されていく。
 
目を傷付けたのは、自傷行為の象徴的な表現でもあったのではないでしょうか。
目の奥にある偏桃体、そこからトラウマを取り出すための自傷。アーモンドを食べるというのも同じ意味かもしれません。大吹打や、ヘグムに出てくる目に傷のあるAgust Dの出生。
 
 
自傷行為と自殺行為は、似ているようで大きく違うそうです。自殺行為は、まさに自殺することを目的としています。一方で自傷行為は、今受けているストレスや不安、恐怖を和らげたり回避するための行為と言われています。つまり本体を生かすためのやむに止まれない行為、なんとか精神が生き延びるための行為と言えます。死に向かっている行為と、生に向かっている行為。実は全く別の意味を持っています。
 
 
曲の中に「選択」という言葉が出てきます。
ユンギ部は、この言葉に、まだうまく解釈ができていません。
 
いつも最善の選択をしてきた。してきたつもりだけれど、そうであったかどうかわからない。そんな気持ちが綴られているのかなと思いました。その「選択」には、いつも片方に、音楽を手放さなくてはいけない、という選択肢があったのではないかと思うのです。どんなときも手放さなかった音楽、でも最善だったかどうかはわからない。例えば両親の病気がわかり、こんな大変な時に家に戻れ、と周りから言われていたかもしれません。
音楽を手放すことは、SUGAにとっては希望を絶たれること、絶望、精神の死を意味したのではないかと。
 
ユンギ部は、「選択」を今の段階で、そんな風にとらえましたが、違うかもしれません。
自分はこんな風に思ったよ、というのがあれば、ぜひ意見を聞かせてください。
 
そして、The Lastに出てくる、伏字。
アミグダラMVから、オーバードーズ(薬の過剰摂取)ということがわかります。
肩を痛め、誰にも告げられず、バスケもできなくなり、羽をもがれていくような想いだったのではないでしょうか。
苦しみの中で、それでも絶望から逃れたい、生きたいという意思がそうさせたのかもしれません。
 
雨が降る瞬間、トラウマがよみがえります。
以前、宅配のおにいさんに、SUGAが雨が降っているので慌てずに来てください、とメッセージを送ったというエピソードがありましたが、ふとした瞬間にフラッシュバックするんでしょう。
 
今回のD-DAYは、解禁という意味があり、こうしたトラウマからの解放、という意味も含まれます。
weversLIVEの中で、SUGAが「許す」という言葉を使って、アミグダラの曲の説明をしていました。
ユンギ部が思っている「許す」と一緒かはわかりませんが、許すということで過去について区切りをつけようとしている、そんな風に感じました。
 
 
 

ユンギ部が思う、許すということ

 

 

こちらも以前書いたブログです。
 以下、ブログから一部抜粋。
 

 

許すということ。

 

まず、ユンギ部はそんな、人を許すとかいうほど偉くもできた人間でもありません💦

むしろ、許して欲しい方の人間ですので😅💦

 

 

 

実は、ユンギ部は、この「許す」ということが、人生の後半のテーマになるのかなと考えていまして。

 

許す、というのは、人に対して、相手に対して使う言葉ですが、ユンギ部の考える「許す」は、どちらかと言うと自分に対して向かう、許すです。

 

 

許せない

 

 

この感情は、非常に強いです。

一種の執着であり、その場に、そしてその時に、ずっと自分を縛り付けておくことになります。

 

この縛り付けた状態から解放するために、自分を許す、ということです、ということが言いたかったのです。

自分の執着を、固執を、手放す、解放する、という意味です。

 

これが、非常にユンギ部にとっては難しいのです。ですので、人生の後半のテーマだなと感じています。

 

以上ブログより。
 
 
 
 


 

 The Lastの存在

 
さて、やっとですが💦
The Lastについてです。
 
The Lastの前半は、アミグダラの内容のような苦悩の日々について。
後半は、絶望の中から這い上がったSUGAの叫びが胸を打ちます。
 
生きることへの渇望、過去のトラウマとの決別を宣言し、どんなに残酷で無情な現実であったとしても絶望しないでくれ、そんなメッセージが込められた曲だと思います。
最後に、俺を見ろ、という力強い言葉で終わります。
 
The Last=D-DAY(否定的な考えから解放される日)
 
ユンギ部にとっては、こういう図式が思い浮かんでいます。
今回のツアーの一番大きなテーマ、過去のトラウマとの決別、これが大きなメッセージであり、The Lastを終わりにもってきた意味なのではないか、とユンギ部は思うのです。
 
 
 
 
 

X JAPAN

 

え?どうしてここで、X JAPAN??と思うかもしれませんが、お付き合いくださいませm(__)m

 

 

前に少し書いたのですが、実はユンギ部の以前の推しがX JAPANでした。ずいぶん前の話です。ユンギ部の青春のど真ん中にいたのがX JAPANでした。

 

4月から、SUGAが精力的に活動してくれて、こっちは追いつけなくて目眩してますが(笑)、その中の一つにApple Musicによる「Agust D Radio」なるものがありました。Apple Musicに登録しないと聞けないのです。5話ありました。ちゃんとAppleの仕事もするんだね、と思いましたが(笑)

 

その第3話が、ユンギ部個人的に大興奮でした。

和訳してくださっている方がいましたので、こちらに載せさせていただきます。

 

全部で1時間半くらいある、ラジオ形式の音声の番組なんですが、韓国語です。

 

そして音なので、字幕とかもありません。

はちみつと焼酎さんのブログがたよりです↑

 

その中でですね、なんとX JAPANのくだりがあって、SUGAが若い頃大好きだったと話しているんです。

えーーーーー

以前、エムステでの写真を見かけたときも大興奮でしたが

ナムさんが、日本のインタビューで、日本の好きなアーティストとしてX JAPANをあげていてくれたのを聞いたことがありましたが、SUGAの口から大好きだったと聞くのははじめてで、動揺。

全然韓国語わからないのに、そのくだりが聞きたいがために、Apple Musicの有料版ポチっとしてしまった。

そして注意深く聞いてたら、SUGAが言ってた!X JAPANって!2回も!!

 

ユンギ部、1人で大興奮。

 

SUGAのラジオにて。

「 Dear My Friend」は曲がすごく長いです。5、6分あるのかな。幼い頃僕がX JAPANが大好きだったんですけど、公演が終わってからアウトロが20分ぐらいあるんですよ(笑)。

はちみつと焼酎さんのブログより用。

 

 

 

SUGAはX JAPAN聞かないかなぁ、聞いてほしいなぁなんて思ってたので、全然いらない心配でした、既に大好きでした。失礼しました。

 

X JAPANがでてきたからには、もうこれはブログに書いておかないとと思ったんです。

 

そもそも、ユンギ部はSUGAの曲を聴くとき、どこか懐かしいというか、そんな感覚がしてたんで

 

すが、X JAPANも好き、坂本龍一も好き、ブルーノマーズのTalking to the moonも好き... うん、好きな音が近いんですね、だから全然世代が違うのに懐かしいような感覚がするんだ、と納得しちゃいました。

そう思ってるの自分だけだって、と言う話なんですが🤣

こちら側からすると、そうなんです🙏

 

そして、なんで今ここでX JAPANを引き合いに出すかというと、もちろんラジオで触れられていた(大好きだったこと発覚した)こともあるんですが、今回のライブの最後を飾るThe Lastについて、ユンギ部の思うところがあって、したためておきたいなと思ったからなんです。

 

 
 
 
 

The LastとTHE LAST SONG

 
ユンギ部にとっては、この2つの曲の意味がとても深いです。
 
 
X JAPANの「THE LAST SONG」。
 
この曲は、X JAPANの解散のコンサートで最後に歌われた曲です。文字どおり最後の歌。

 

 最後の方の歓声が、本当に苦しいです。


ユンギ部の青春の中心でした。

解散があり、メンバーの死があり、多感なユンギ部には受け止めがたく。

 

ちょうど人生が忙しくなったのもあります。

CDを買ったり、ラジオを聴いたり、コンサートに行ったり、音楽番組を見たり、そういうことを一切しなくなり、音楽のある世界から遠ざかりました。

 

そして、時が過ぎて。

2年前、Agust Dの「The Last」に出会います。衝撃でした。

こんなにも生々しい感情を歌に落とし込めるのかと。

 

初めはまともに聞けないくらいでしたが、そこから、Agust Dにはまり、SUGAにはまり、BTSにはまりました。

さらに、音楽を楽しんで聞くようになり、YouTubeをみて、スピーカーを買い、ヘッドホンを買い、BTSもBTS以外もたくさんの曲を聞くようになりました。

 

 

 


そう、ユンギ部に、音楽の世界の扉を、もう一度開けてくれた曲

 

 

 

 

THE LAST SONGはピリオド、終焉を意味する曲でした。

一方The Lastは、かなり重い雰囲気をまとっていますが、その実は、前に進むための区切りとしてのLastであり、生きることへのどうしようもない渇望、生きるということがそのテーマの根底にあるのだと思います。


救いであり、希望、光なのです。

 

ナムさんが、Rちたにて、SUGAの音楽は、暗闇と不安に向き合いながらも、一筋の希望や光を手放さない清らかなものがある、と表現していました。一番近くで、SUGAの苦悩を見てきたナムさんだからこその理解。

 

 

ユンギ部にとっては、個人的都合ですが、これらの2つの曲には、とても意味があります。

2つのLastですが、全く反対の意味を持ちます。



今回、ユンギさんのラジオや、The Lastが締めの曲、ということがきっかけとなり、こうして整理してみよう、と思った次第です。

 

 

 


 

ライブで、「The Last」を聞いてきます。

 

 


 

ツアーチケットがあまりにも狭き門で、本当に心苦しく...

宝くじが当たったら、はずれた人に申し訳ないなんて思わず、飛び上がって喜ぶのに。

 

何が違うのか。

 

それは、こんなこと言うと気持ち悪いかもしれませんが、会ったこともないARMY、ARMYさんたちは、自分の分身みたいなものなんです。


同じような思いで、同じように7人が好きで、同じように応援していて。同じように喜び、同じように傷つき、同じように怒る。

だから、悲しみが痛いほどに感じます。他人ごとではないんです、だってもう一人の自分だから。

自分だったら発狂しそうなくらい、落ち込みます。なのに優しい言葉をかけてくださいました。本当に底なしに優しい...

 

自分がめそめそしてても、だれも得をしません、誰も喜びません。自分も、アミも、SUGAも。


だから、無駄にしません。

しっかり見てきます。



 

今のSUGAが伝える言葉を、Agust Dの声を。

全身全霊で受け止め、感じてきたいと思います。