前のブログで少し触れた、Agust Dのインタビュー記事↑

せっかくなので、ちゃんと載せたいと思います💜



 2016年8月に、SUGAはAgust Dとしてミックステープを発表しました。


当時、SUGAがいくつかの媒体でインタビューに答えています。

記録の意味も込めて、三つのインタビューをブログに残しておこうと思います。




①「GRAZIA」 第82号
②「Marie Claire」 9月号

③NEVERのスターキャスト 特集記事


他にもあるよ!とご存知の方は、ぜひコメントにて教えてください🎶

 





今回は、

①「GRAZIA」 第82号!


GRAZIA_AgustD.jpg


【防弾少年団のシュガ、ミンユンギ、あるいはAgustD】


Q : 今とても眠くてたまらないという表情ですね。
A: 北京公演に行って一昨日帰ってきたんです。
   今朝5時まで曲作業をしていましたが、
  「今寝なければ本当に死ぬ」と思って、少しだけ休みました。




Q: 最近、本当に忙しいでしょう?
A: 防弾少年団のアジアツアーコンサート中です。
僕の最初のミックステープがもうすぐ発表される予定です。
公演が終われば作業して録音し、韓国に帰って来てからも作業して録音して。 ほとんど公演以外は作業だけ続けています。


Q: 海外に行ったらどのように作業をしますか?
A: ホテルの部屋でよ。 装備を全部持っていくんです。ホテルの部屋で録音まで全てできるようにセットして行きます。

Q: いくらそれでも、午前5時まで作業するのはすごいですね。
A: 今日この写真撮影がなかったら,寝ずにずっと作業したでしょう。ミックステープ作業がほとんど最終段階にきたんです。全部自分の曲にしようとしたから、時間がもっとかかって…。


Q: ミックステープには一体何曲入って、ここまで苦労しながら作業をしますか?
A: トラックで言うと10曲くらい入りますが、,まだフィーチャーリング作業も全て終えてないので回答が難しいです。

Q: 少し前の「GRAZIA」のインタビューを見ると、ニックネームが「SUGA]ではなかったと。
A: はい。今回のミックステープは,"Agust D"という名で発表します。僕が以前歌詞に書いた'DT Suga'を逆に並べたものです。DTは私の故郷の大邱(テグ)、すなわちD Townのことを言います。意味も良くて呼ぶ時もカッコイイので、外部と作業する時はこの名前を使いそうです。


そういえばミックステープもAugust(8月)に合わせて出るから何かちょっとうまくいきそうな感じ…(笑)

Q: 今回のミックステープに入る音楽はどのような雰囲気ですか?
A: ヒップホップを基盤にしていて、防弾少年団の音楽とは違う感じです。僕がしたいことは全部入れました。

 僕が誰と作業しようが誰にフィーチャーを任せようが会社で全くタッチしないんですよ。大衆性を考慮する必要もなく,音源の順位にこだわる必要もなく作業しました。

Q: 歌詞の内容はどうですか?
A: 「え?この子こうなの?」「こんな歌詞書いてもいいの?」となるでしょう。歌詞が強い部分もあり、衝撃的な点もあるでしょう。とにかく僕の中にある話を全部したので、僕はすっきりしています。



Q: どういう経緯で、会社を通じたアルバムの発売ではなくミックステープを出すことにしたのでしょうか?
A: アルバムというと、何かある枠の中に閉じ込められた感じがします。しかも会社でプロモーションもするから、なんとなくメロンチャートに上がらなければならないような負担も生まれます。


ただ僕がしたい音楽をしたので、聴く人だけ聴けばいいなと思いました。どうせ聞かない人は30秒も聴かないのに、あえて多くの人に「たくさん聞いてください」と広告する必要がないでしょ。なのでアルバムで出しませんでした。 ただ無料公開で爽快に(笑)。

Q: 普段から関心のある分野は何ですか?
A: 僕は夢と青春,現実について話すことがとても好きです。社会雰囲気が20代に急き立てばかりする世の中じゃないですか。幼い頃は勉強を強要します。 "立派な人"の基準が明確です。自分だけの夢を持つこと自体が難しい環境です。


でも、いざ20歳になったら,そうではないじゃないですか。これからは"○放世代"というほど、あきらめなければならないことも多いです。人々が挫折する理由は未来が見えないからです。光が見えるとそちらに行けばいいのに、その光さえ見えないから絶望して進むことができないんです。


なので僕の音楽を聞く方々が、慰められて少しでも歩いて行けることを願っています。

Q: わぁ…とても成熟していますね。 幼い時から音楽をしているからでしょうか。
A: 13歳だったか、その時コンピューターでMIDIというものに初め触りました。直接歌詞を書き始めたのも、そのころだったと思います。そのうち17歳の時、大邱のあるスタジオで働き始めました。

Q: アルバイトだったのですか?
A: はい。幼い時から音楽をしたというよりは、仕事をしたという表現が合ってます。そんなふうに作詞·作曲·編曲をしてたから。

誰かは僕にアンダーグラウンドで活動したと言いますが、アンダーグラウンドよりか、ただ大邱で音楽をしてたんです。スタジオで働きながら編曲作業をしたり、ビートを作って売ったりそうしながら自然にラップもして公演もしましたから。




Q: その時収入はどれくらいですか。
A: あぁ~全くありませんでしたよ。仕事をしたんですが。元々、この仕事がそういったものです。 収入がありません。スタジオのアルバイトは、食費や交通費にも困ります。

スタジオのすぐ前に2000ウォンのジャージャー麺を売る中華料理屋があり、しばらく歩いて行くと1000ウォンのチャンチグクス(にゅう麺)を売る店がありました。


毎日悩みました。 1000ウォンのにゅう麺を食べると家までバスで行けて2000ウォンのジャージャー麺を食べると、そこから家まで2時間歩くんですよ。そんなに大変でも音楽がしたくて耐えれたようです。

Q: その時一緒に音楽をやっていた人たちともまだ連絡しながら過ごしていますか。
A: 音楽をやめた人が多いです。"音楽は好きだが,才能が足りないようだ"と言う兄さんはヒップホップミュージシャンのマネージメントを始めました。一般の会社に通う兄さんもいるし、焼肉屋を運営する兄さんもいるんです(笑)。

Q: SUGAは音楽に才能があると思いますか?
A: 才能までは分かりませんが、音楽をする時だけは本当に真剣です。僕が本当に大雑把に生きていますから(笑)。音楽は大まかにするのが許されません。ちゃんとしなけれななりません。

Q: 一緒に作業してみたいミュージシャンはいますか?
A:カニエウェスト。 高校の時、バイト代の代わりに洛山(ナクサン)ヒップホップ·フェスティバルのチケットをもらって行ったことがあります。その時メインはカニエでしたが、その衝撃を忘れられません。


 Powerという曲がちょうど出た時でした。僕がこれまで見た公演とは次元が違いました。セッションだけでも12人を超えてましたから。 音楽ではなく芸術だったんです。カニエじゃないですか。言葉が必要ないですよね。その人がすればなんでもトレンドになるから。

Q: 歌手としての目標があるとしたら何ですか?
A: 僕は幼い頃、希望的なメッセージが込められた音楽をたくさん聞きました。13歳の時、何がそんなに苦しかったのか(笑)。僕もそんな音楽をしたいです。"この人は音楽を本当に感動させるね"という声が聞きたいですね。もちろん,そうなるのは難しいですが(笑)




Q: では、人間のミン·ユンギの目標は何ですか?
A: いい人になることを願っています。だけど、どうすれば全ての人に良い人になれるのでしょう。それは僕の欲ですね。 少なくとも、正直な人,嘘をつかない人です。そして僕がこれまで書いた歌詞のように人生を生きようと思います。10年,20年が過ぎてもこの歌詞に堂々としていられるように。

Q: 音楽以外に関心がある分野がありますか?
A: ファッションにも関心が高いですが、何よりも音楽装備や音響施設に関心が高いです。それで外国の雑誌もたくさん読む方でコミュニティに載っている装備レビューのようなものもよく読んでいます。おかげで事務所には韓国で手に入れにくいマイク、コンバーターのような装備が多いです。


メンバーたちが外国のスケジュールを消化しながらあれこれ持ってきたんですよ。

Q: 意外ですね?
A: スタジオで長く働いてたじゃないですか。 今は録音からミキシング、マスターリングまで僕が全部します。 「それをなぜ君がやっているの?」"と言われます(笑)僕はただこうやって音楽するのが活力であり、楽しいんですよ。

Q: 何かファッションだと答えそうでした。
A: もちろん関心があります。前は華麗なアクセサリーで私を引き立たせようと努めたら今はちょっと趣向が変わりました。1万ウォンの無地Tシャツを着ても素敵な人になりたいというか。なので最近はちょっとシンプルなものが気楽です。



Q: ラッパーであるにもかかわらずタトゥー1つありません。
A: 僕も幼い時はすごくやりたかったです。 けど20歳になると完全に思わなくなりました。最近見たら、ファレル・ウィリアムズがタトゥーを消しました。自分もこれをどうしてしたのかわからないって。


僕も後でやりたいことが別にあります。 慈善事業のような仕事がしたいのに、良く映りかねないので、僕が自ら自制しているんです。

Q: タトゥーを一つするならどこに何を刻みたいですか?
A:足の指に点?

Q: 何でですか??
A: 最大限見えなかったらと思うから。 でも,わからないですね。考えが変わって来年には背中を埋めているかも(笑)

Q: アクセサリーは何が好きですか?
A: 指輪、ブレスレット、ネックレス、時計、全部好きです。この前までは本当に高価な時計を持つのが夢でした。男はそうですよね。 高級時計が成功の尺度になったり,、その人のアイデンティティを代弁したりもするからね。だけど、ある瞬間その欲も吹っ飛んでしまいました。


もし僕が良い時計をつけたら、人々は僕を"素敵な人"と見るのでしょうか。むしろ拒否感を感じることもあるという気がしました。誰かに良くない影響を与えかねないと思ったら慎重になるんです。

Q: 慈善事業にも関心が高いようですね。
A: マスコミは"どんなにやせているか"を美の基準として取り上げ話題としています。 だけど地球の反対側には食べられなくて飢え死にする人もいるんです。そちらにもっと関心を持たなければならないのではないでしょうか。


それほど僕が影響力があり、潔い人になったら、人の視線をそちらの方向に向けることができるのではないかと思います。

Q: 今は本人が考えるその理想的な人に、どれくらい近づいているようですか?
A: 10%?まだまだです。 もう少し格好良くなければ。

 

 

以上が掲載された内容です。

二十歳そこそこなのに、しっかりした思慮深い青年でしたねラブ照れ

今のユンギさんに同じ質問をしたら、何と答えてくれるんでしょう。

 


モノクロになってた写真もとても素敵だったので、載せてみます✨↓


ソース画像を表示ソース画像を表示