シュガの沼にハマる。その7


その6はこちらから↓

つづき。


YouTubeの関連動画さんが親切におすすめしてくれるんですねニヤリ で、とうとう、Agust Dに出会ってしまったんですよ。遠い目




Agust D

BTS SUGAが、2016年8月16日にソロ活動としてAgust D名義でミックステープを発表しました。


全10曲のうちのタイトル曲とも言える曲。
Agust D↓


ユンギペンさんで、まずここを通らない人はいないのでは、という案件であります。



Agust Dとは

SUGAが以前に歌詞に書いた「DT Suga」を逆さに並べたもの。DTはSUGAの故郷の大邱(テグ)

、のことで、D Townのこと。



ミックステープとは

主にヒップホップ、ラップ、R&B、レゲエなどの音楽ジャンルにおいて、DJが楽曲をリミックスして、路上などで販売するカセットテープ。


アメリカではヒップホップの文化の一つとして欠かせないもので、厳密にいうと著作権などの問題もあるようですが、曲を使ってもらったアーティストは宣伝になるため自ら提供することもあり、DJ側も自分のリミックス技術の宣伝になるため、暗黙の了解がなされているようです。

Agust Dは、完全なオリジナル自作楽曲なので、著作権に関しては関係ないですね。


ミックステープの形にしたのは、非商業目的で制作され、無料配布される曲で、特別な審議を受けることなくアーティストの率直な話を存分に表現できるから。






GRAZIAという雑誌の中で、ミックステープについてインタビューされているので、ちょっと抜粋。


Q:今回のミックステープに入る音楽はどのような雰囲気ですか?
A: ヒップホップを基盤にしていて、防弾少年団の音楽とは違う感じです。 僕がしたいことは全部入れました。 僕が誰と作業しようが誰にフィーチャーを任せようが会社で全くタッチしないんですよ。 大衆性を考慮する必要もなく,音源の順位にこだわる必要もなく作業しました。

Q:歌詞の内容はどうですか?
A:「え?この子こうなの?」「こんな歌詞書いてもいいの?」となるでしょう。歌詞が強い部分もあり、衝撃的な点もあるでしょう。 とにかく僕の中にある話を全部したので、僕はすっきりしています。

Q:どういう経緯で、会社を通じたアルバムの発売ではなくミックステープを出すことにしたのでしょうか?
A:アルバムというと、何かある枠の中に閉じ込められた感じがします。 しかも会社でプロモーションもするから、なんとなくメロンチャートに上がらなければならないような負担も生まれます。ただ僕がしたい音楽をしたので、聴く人だけ聴けばいいなと思いました。 どうせ聞かない人は30秒も聴かないのに、あえて多くの人に「たくさん聞いてください」と広告する必要がないでしょ。なのでアルバムで出しませんでした。 ただ無料公開で爽快に(笑)。
(中略)
人々が挫折する理由は未来が見えないからです。 
光が見えるとそちらに行けばいいのに、その光さえ見えないから絶望して進むことができないんです。 なので僕の音楽を聞く方々が、慰められて少しでも歩いて行けることを願っています。





この時のインタビュー、良い内容でたくさんお話ししてて、もっと書きたいですが、体力不足です無気力



ミックステープという形で、発表するのは、しがらみを全部捨てて、好きなことを好きなように表現したかったから。
あの時期に、あの内容を発表するのをやらせてくれた会社もなかなかだなぁと。
でも、それが必然でもあったと思う。


オレンジにしたところのコメントも、当時23歳かそこらですよ、現実をすごく冷静に見てるというか、達観してるというか。

インタビューされて、さらーっとあんな風に答える20代前半男性、なかなか思い浮かばないです。

僕の音楽を聞く方々が、慰められて少しでも歩いて行けることを願っています。

後半のインタビューで、

慈善事業をいつかしたい

という話をしてますが、そうした発想も、もうこの頃からあるんですね


いつもあなたの音楽に慰められてますよ〜
そして、前を向けています照れ
と叫びたい。














ちょっと区切りがついたので、今日は、この辺で☆


は!まだ、曲にも触れていない滝汗


→その8につづく