果物ってヘルシーなイメージですが、
最近の果物は糖度が高くなってきています。
食べる量や種類など気を付けないと、
糖質過多になってしまう可能性が。
まず、果物の1日量は乳児は100g
離乳完了後~入学前は150g
小学生~200g
100gの目安は・・・
1個(本):みかん・桃・柿・キウイ・バナナ
1/2個:梨・りんご・ぶどう・グレープフルーツ・
いちご6粒
コレ、1日量ですからね!
でも、果物の種類によっては、
酸っぱいものも甘いものもあるので、
血糖値の上がり方を考えなければいけません。
血糖値の上がり方の指標はふたつあります。
GI値:「一定の炭水化物量」で比べた血糖値の上がり方の指標
GL値:「実際食べる量」を考慮した血糖値の上がり方の指標
実際はGL値の方が実用的。
低GL:10以下
中GL:11~19
高GL:20以上
主要な食品のGI値、一食分の糖質量およびGL値 (yumiid.com)より。
デーツ、ドライいちじく、干しレーズンは高いです。
ドライになると、量も取れてしまうから、
GL値も高くなる感じですかね。
そもそも、血糖値が上がると何が悪いか?
急激に血糖値が上昇すると、血管を傷つけ、
血管内皮細胞から活性酸素(有害)が発生します。
過剰な活性酸素は、細胞にダメージを与え、
老廃物の排出がスムーズにできなくなります。
「老化」ですね。肌も血管も老化します。
なので、血糖値はなるべく、乱高下させない方が良いのです。
子どもは、低血糖になると、
癇癪をおこしたり、だるくなったり、
いらいらキレやすくなります。
そして、さらに甘いものを欲しがり、
負のループへと・・・。
アトピーやアレルギー性鼻炎などアレルギーをお持ちのお子さん
多動や癇癪など、行動や感情のトラブルを抱えているお子さん
・・・は特に糖分の摂取を気を付けてください。
まず、代替えとして、
GL値の低い果物を摂ってみてくださいね。
皆、糖分は気を付けていった方が良いからね。
あ、でも、適正量を守って、果物を摂ることは大切です!