日々の制作と作品と

日々の制作と作品と

物の持つ生命観を画面に定着したい。力強い存在感を求めた薔薇図、そっと佇む存在感を追求した静物と人物等を描いてきました。モチーフとの対話、画面との試行の積み重ねによって、ゆくゆくは画面自体がモチーフの存在を離れ、ひとつの存在になってくれたらと願っています。

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薔薇  キャンバス 油彩 SM (2002) 


見る人がまず、真ん中の白い薔薇から見始め、画面の中を順番に視点が動き回るように描けたらと描きました。その視点の移動によって画面にダイナミックさを与えられると考えます。画面のダイナミックさは薔薇の存在感を描くという事に対して手助けになるのです。

また、物の存在を追及するにあたって対象の観察と画面そのものの操作による効果、この両面から探る手法をとりました。結果、具象ではありますが画面の分割、構成という点では抽象絵画に近いと考えています。