ピロティとはなんぞや。
Wikipediaによると、こうらしい。
【フランス語: Pilotis。
建築用語では2階以上の建物において地上部分が柱(構造体)を残して外部空間とした建築形式、またはその構造体を指す。
まれにその地上部分の構造体のみの空間 自体を指すこともある。
フランス語で「杭」の意味。】
母校にも「ピロティ」と呼ばれる広場があり、中学一年生の頃からその意味について気になっていた。
意味を知らないまま大人になり、まさか、その言葉をこんなにも聞く日がくるとは。
待ちに待ったTEAM NACS全国公演「WARRIOR」を観劇してきた。
@森ノ宮ピロティホール。
まだまだ公演は続くので、内容には触れないけれども。
とりあえず、この胸の高鳴りを記そうと。
ファンになって、二度目の本公演観劇。
前回は2009年の下荒井兄弟だったので、リーダーが作演出を務める作品にいよいよ生で触れる機会がやってきたのだ!
昨年のLOOSER6も森崎作品だが、TEAM NACSの本公演としては初。
リーダーが描く緻密かつド迫力の世界に恋した者として、待ち焦がれた瞬間だった。
席は、初めての前方ブロック席。
やや上手寄りだけど、それでも真ん中に近く、肉眼で顔の表情まで分かる良席。
いやぁ、スゴいね!
想像以上のド迫力に、ただ座っているだけなのに体力消耗。
ステージには大掛かりなセットはなくて、高さや前後、幕を使って時系列を始めとする空間を表現している。
ド迫力なのに、とっても緻密で繊細な心理描写があって、笑いポイントも忘れない。
緊張と緩和が上手く融合されていた。
さすが、リーダー演出。
殺陣も、台詞回しも、衣装も、全てがカッコイイ。
何回鳥肌が立っただろう。
ワクワクが最後まで途切れることがない2時間30分。
アンサンブルの皆さんが、とても楽しそうに演じていたのが印象的。
そりゃ、NACSと同じステージに立てたら嬉しいでしょうに!
今回のお芝居は、戦国時代のお話。
自称「歴女」を名乗るあたしだけど、正直戦国時代は覚えることが多くて、同じような人の名前が出てきて苦手だったので詳しくない。
というよりも、戦ばかりで荒々しく、教科書や資料集に出てくるその絵面はあまり気味のいいものではなく、好きになれなかったのだ。
しかし、今回のステージでは荒々しさだけでなく、史実ではないかもしれない空想の部分も含まれていて「あったかもしれない想いや背景」を感じることが出来た。
歴史に「もし」は禁句だが、どんなに歴史に名前を残した偉人も、心の奥底は誰にもわからない。
その想像を膨らませることは自由であり、心を豊かにするのだと思った。
本日は「メイキングカメラが入っています」と貼り紙があり、カーテンコールも3回あって、終始大盛り上がり。
位置的にリーダーの真正面だったので個人的に大満足。
隣で安田国民の母も「顕さんステキすぎる…」と大満足。
一度目のカテコで、自分が言うはずだったことをシゲさんと顕さんに言われてしまったリーダーの焦り具合とか。
シゲさんから始まった「ピロティとはなんぞや」からの「ピロティ連呼」とか。
それに乗っかり「ピロティ連呼祭」を繰り広げるリーダーとか。
なーまーら、笑った。
三度目のカテコでは、衣装を脱いでいる途中の上半身白布姿でシゲさんが登場し、「あまり見せたくない信長です」と、リーダーよりフォローが入ったり。
なかなか締まらないカテコ。
「3,2,1,うぉりゃーっ!」という掛け声を会場全員でやり、5月3日の昼公演は幕を閉じた。
改めて森崎作品のファンであることを実感し、余韻に酔いしれながら劇場の外に出ると、まさかのザーザー雨。
これも、雨神様の仕業?
最後の最後まで、演出が憎いね。
「あたしのピロティは、素晴らしいピロティにより満たされた。」
今日の締め括りは、こんな言葉がちょうどいいだろう。

