ハタヨーガアーサナの元になったもの | ハーナヨーガ's blog

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京都・上賀茂神社神社より徒歩3分 Yoga教室のヨーガにまつわる呼吸・瞑想のおはなし。

先日、瞑想の最中に勝手に身体が動き出して、涙まで流れました


これが不思議な事に一切、自分の意思や感情から離れた所で、生体反応として起きたんですね



自分の意思ではないので次に腕や足がどんな軌道を通るのか、上がるのか下がるのか、全ての動きの終わりはいつなのかさえサッパリ読めず、意識はただ観察しているだけ



一度、これを経験したらその入り口までは、意識で誘導する事ができるようになり、入り口まで誘導したら、後は坂に流れた水のごとく、その行く末をただ見守るだけ


毎回違う動きだし、終わった後で再現しようとしても、意識で作っていないので憶えていません



ただ、あまり今のところ立ちポーズなどはなく、力でキープするようなものはない



動きの流れは全く滞りなく、うつ伏せから上体を起こす時でさえ、筋肉は緩み滑らかに動く

終わりには殆どの場合、頭上で両手が合唱されて法界定印で収まり瞑想に入っていく



後で判ったのは、コレは気功では「自発攻」、野口整体では「活元運動」などと呼ばれ、身体が持つ自己治癒力によって動いているらしいです



一人一人の身体や生活習慣は皆違うので、他人の動きをそのまま真似するものとはかなり違ってきます



コツとしては、身体の内側を絞めない

究極的に緩めながら、正しい骨格の位置で姿勢を作っていく




コアを絞めない古武術的なもので鍛えた身体に拳をいれると、その筋肉はまるでヨギボーやマシュマロのようで、柔らかく相手の拳を包み込んでいきます



コアを鍛えるようなピラティス的なものと本当のヨーガアーサナで作っていった身体は真逆なんだろうな、という気がしています