今、日本人はコミュ障が多いと言われる。

確かに職場でもこちらから話しかけないと何も言ってこないし、指示されるのを待っている。


また昭和の話で悪いが、人も多かったので、「何からやりましょうか?!」って、自分からグイグイいかないと仕事にありつけなかった。


そう、仕事は盗んで覚えろっていう時代だったからね。


でもね、今は辛抱強く心を開いて待てば、みんな急に安心したように自分のことを話したがる。


誘い水を出したことをこちらが後悔するぐらいにね。

なんだろう、警戒心が強いんだと思う。

確かに頭ごなしに命令してくるオヤジは未だに多いからね。


それと先入観と偏見で見てくる奴もね。

世之介が通っていた頃の自動車教習所なんて警察OBの教員が横暴で権威かざす野郎ばっかりだったから、みんなビクビクしてた。

世之介なんか「お前なんかどうせ暴走族に入って。すぐスピード狂になるんだから簡単にハンコ押してやらないからな!」って言われてホントに押してもらえなかった19歳の夏。今の教習所からは考えられないだろうね。


まあ、浦安の教習所にその当時世之介はパンチパーマだったからさもありなんなんだけどね。


ということで、どんなにいかつい顔した奴だって最初から嫌われようなんて思っちゃいない。

何の壁も作らずに接すれば、話したい素振りを見せてくる。

こっちがハイハイって、一つ質問を投げかければ十喋って返すよ。


これは女性も同じこと。

変に構えたり、最初からガツガツしなければちゃんと応じてくれる。


それは男だから女だからじゃない。人間としてどう生きてきたかってだけ。


例えばちゃんと挨拶できないとか、何かしてもらったのにありがとうが言えない、ご馳走様でしたが言えないとかね。


そういうのは、はっきり言って家庭のしつけの問題だ。


ということで、やっばり幸せって人とどう繋がれるかです。

だってさ、みんなストレスの第一に挙げるのは人間関係でしょ。


でもね、ある程度世の中を渡ってきた人間なら、この人はどういう人間かはある程度分かる。


見てる人は見てるよ!

って言えばいいかな。

だから、逆にそういう人を早く見つけること。

どうすれば見つけられるかって?


そんなの、何はなくともひたむきに仕事に向き合うこと。

その姿を見て何かアドバイスをくれる人は必ず現れる。

現れないとしたら、あなたの頑張りがまだ足らないということ。


そのアドバイスをくれる人こそ、まずあなたがついていこうと思う人だって。


仕事はただ生活のためにイヤイヤするんじゃなくて、この人に認めてもらいたいという人を見つけて、その人のために頑張ると思えば、俄然やる気になるもんだ、ホントだよ。