例えばさ、今じゃ万馬券を取っても珍しくない。

初めのうちは夢のまた夢だったけどね。十万馬券も二回取ったし、だから百万馬券もそろそろかな。

 

例えばさ、高校生の頃は女の子に話しかけるのも一大事だった。

未知との遭遇みたいなね。

でも大学生の頃はニコってして、相手もオープンマインドでニコって返してくれればもう、モーニングコーヒー飲んでた。


もう一つ例えばさ、新人営業マンの頃は、週末にどっと疲れが出て彼女が遊びに来ても世之介の寝顔を見て帰るなんて日もざらにあった。

今じゃ、自分はあまり動かずにみんなにあれしてこれしてとお願いして動いてもらってる。


最初から考えたら、信じられない自分になれてる。

たぶんだけど、コツを見つけて身に付けたんだと思う。


おおぅ、今自分で書いてて驚いた?!

そうか、そうなんだ

何にでもコツがある。裏ワザと言ってもいいし、RPGで言えば隠しアイテムや新しい魔法か。


なら、どうやってコツを身につける?

RPGが教えてくれてる。それは経験値だよ!

経験値が増えることでレベルが上がり、攻撃力の強い剣や頑丈な盾、そして魔法さえも身につける。


この魔法とは言霊さ。

人を操り、己も強靭にする。


いいかい、

この人生ゲームの一番の楽しさは、思い通りにならなかったことが、経験を積む中でコツを掴み、あれよあれよと思いのままになっていってるってことさ!


そして、ここからがこの記事の最大ポイント。

好き放題にワガママにさんざん色恋してきたけど、実は世之介抜け目なく理想の家族は手にしてる。

もちろん憲法12条で自由と権利を保持するために努力しろと言っているので、不断の努力は欠かさない。


「世之介、最高ですかっ?!」

「サイコーです!!」


って言わせる宗教もあったな。

これからは世之介が使わせてもらう!


いけない、いけない

また一つコツを身に着けた。

この言霊でどこまでも突き抜けてやる!

あ、どこかの宗教みたいに散々寄付させときながら「最高ですかっ」

「サイコーです」なんて言わせる厚顔無恥催眠術じゃないからね。

自分で自分に暗示をかける。

脳みそを騙して、最高と言えるシチュエーションを作り出させる。

ワクワク!