前回の記事を書いたところ、YouTubeの一番にこの動画がアップされてました。
AIの成せるワザで、
「あなたの言いたいことはこういうことですよね?」と言われているようです。
これはこれで、確かにそうですし皆さんにも参考にしていただきたいと思います。

ただ、AIはシンプルに提示しているだけで、そこに判定は入ってないのだと思いますが、更に似たものをクリックしていくことで、どこに連れて行かれるのかという“おののき”が起きてくるのは”うがち“過ぎでしょうか?

こんなふうに考えてしまうのも、スタンリー・キューブリック監督の映画「フルメタル・ジャケット」を観ているからです。

 


この動画は、鬼軍曹が新卒兵をマインドコントロールして、アメリカ軍人に仕立て上げていくシーンですが、一人の純粋過ぎる新兵がすっかり洗脳され・・・。

スタンリー・キューブリック監督の映画の中でもその怖さで好きな映画ですが、実際にこのハートマン軍曹役の人は、元教官を務めている人だということが何より恐怖を覚えます。

「人は簡単に壊せる」

その怖さを知るうえでも、若い人に観ておいて欲しい映画です。

この映画は極端な例ですが、現実社会でパワハラが行われているブラック企業はごまんとあり、その犠牲を強いられていることに気付かずに働き続けている人も少なくありません。
いや、気付きながら離れられないのです。変化を望まない、望めないからです。それは勇気がないことに漬け込まれるからです。
理不尽は一度経験すべきともあえて言いますが、それは抜け出したから言えることであって、抜け出せないまま世の中の犠牲となっている人が多いのも事実です。

「犠牲をやめなさい!」