肉体を持つとシナリオを忘れてしまうのは、つまり、日々の生活の中で自分の描いたシナリオに気づきましょ、思い出しましょゲームをやっているんだということにならないだろうか?
そして、そのヒントは出会う人たち、環境、事件、事故として神から提示される。
世之介は、シナリオのいの一番に、
「とにかく色恋したい!
出来れば365日エッチしたい!!」と書いたのは明々白々。
それを叶えるべく、ある程度の女性に対する度量は身に付けさせてもらえたのだと思う。感謝してもしきれない。
本当にありがとうございます!
で、一番のポイントは富士登山だった。
マンションの目の前に富士不動産という店舗があって、そうか、日本人なら一度は富士山に登らないといけないと思った。
最初は友人3人と軽装で日帰り登山を決行して、真っ暗な中、森を抜けてこの世ならざる女たちの嘲り笑いを耳にした。
その時に、ああ何事も備えは大事だなと痛感した。
次は親父を連れて、その次は単独で三度山頂まで登ったが、
胸突き八丁で苦しんているうちに泣けてきて、死ぬ前でもなかろうに今まで優しくしてくれた、許してくれた人たちの面影が走馬灯のように浮かんできて号泣した。
それで少しはお天道様に真っ当な姿を見せられるように生きるようになった。
あなたは、自分の人生のシナリオをどれくらい気づけてますか?