一話目を観て絶賛したこのドラマ。不自然な展開はあるけれど、4人が出会うためだから目をつぶって観てとも書いた。

だが、この記事にある通り、毎回言わせたいセリフありきで進んでしまうので、いや、さすがにそれはないでしょとなってしまう。

特に5話目はイラストレーターだけでなかなか食べられない紅葉(神尾楓珠)が、有名な画家とコラボする話を持ちかけられ会いに行くと、高校時代に自分が一人にならないために、わざわざ’’ぼっち‘‘を見つけて友だちになってやった相手だった。

それが逆転して自分が同情されたと感じた紅葉は、高校時代に自分が相手してやったのは、自分が安心するためだったと言い放ち、コラボを拒否してしまう。

相手には、今さらそれぐらいのこと分かっていたのにこっちの良い思い出と思っていたことをぶち壊す必要ないだろうと口にされる。

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イラストだけで食えずに、コンビニでバイトし嫌な同僚の合コンの数合わせにも協力したりしてる人間が、こんないい話に飛びつかない訳ないだろと思って観ていたら、すべては椿(松下洸平)に自分の最低話を聞いてもらうためだった・・・。

この展開を観てて、友人を作らない自分がやっぱり正解だと改めて実感させられた。

それこそ‘‘しょうもな’’と思えるから。

この不景気な世の中、すがれる藁が一つでもあるならばみんな飛びつくだろう。
自分が今ある職場で良い条件で働けているのも、前の職場で知っていた先輩の引きがあったからだ。

共通の趣味の競馬話をたまにする程度の知り合いだったが、面倒見はいい人だったので取り立ててくれた。
本当に感謝してもしきれないほどだ。

だから、このゲスとも言えるエピソードが、それでも愚痴を聞いてもらえる椿という存在をクローズアップするために用意されたことには、
「イヤイヤ、そんな話をただ聞いてやるなんて出来ないし!」となってしまう。

脚本さえしっかりしていればドラマや映画はキャストが無名であれ観られると思っているが、このドラマは’’付き合わされ
感‘‘が満載でお腹いっぱいになってしまう。

まあ、惰性でこのあとも観てしまうだろうけど、そう言えばこの秋の改変番組ですぐ観なくなったドラマは山ほどある。
演じてる俳優にしてみても難儀だろうし、脚本に口出ししたくもなるだろうと同情もしてしまう。

何にせよ、一度成功しても二匹目のドジョウとはいかないようだ。