例によって「向井くんこっちを向いて」を観た。
・結婚することが幸せじゃない
・独身だと可哀想だと言われる
・昭和の常識は令和の非常識
気になった言葉を挙げてみた。
確かに昭和時代は女性の就職は、結婚までの腰掛けと揶揄されたが、それで男性も結婚出来て結果オーライだったし、薬指に結婚指輪もないと信用されないと、特に銀行マンはそれで結婚したりもしてた。
しかし、現在は腰掛けなどではなく、女性が役職に就くのも当たり前だし、逆に重い責任を負いたくないと出世を望まない男性も増えた。
そうなると、女性にとっても自分より収入が低く、生活レベルが下の男性と結婚するのは論外だろう。
それほど女性は社会進出したわけで、そりゃ「結婚が幸せか?」になるし、イヤイヤ下手な結婚するより、独身で年に何回か海外旅行できる方が自由で幸せじゃんってなる。
よって、現在はある程度恋愛が進んだら、結婚するのかしないのか、するにしても子供は産むのか産まないのか、
このドラマのように突き詰めなければならない。
自分は昭和世代だから、恋愛の延長が結婚だと単純に思ってたし、好きな女性が恋女房になって、そして産まれた子供共々‘‘愛する家族を守りたい’’と思っていた。
しかし、令和の現在ではそんな考えは非常識以外の何物でもないのだろう。
俺が令和の女性でも「守ると言うけど、じゃあどれだけの生活能力があるのよ?!」って聞いてしまうかもしれない。
NHKの朝ドラ「らんまん」の渡辺美波演じる寿恵子の境遇を観ていたら、「草花バカの男と結婚して、何が悲しくて質屋通いしなきゃいけないのよ」と本当に思う。
ドラマの中では「日本最初の植物図鑑を私も見てみたいんです!」の一言で片付けているが、実際の奥さんも十三人だか子供を産んで若死にしたらしい。
こんな話を朝っぱらから観せる国営放送は「おしん」好きの高齢者にしか気が向いてないのだろうとしか思えない。
と、分析してきたがこれじゃあ、やっぱり恋愛しないのがもっともだの話にしかならないなあ。
そうすると、個人主義のフランス同様、同棲するけど結婚はしないで別姓で子供を産むというのが、日本においても大人の恋愛ってことになるのかしらん。
イヤイヤ、別姓結婚さえ許さない日本で内縁関係の夫婦に補助は与えないだろう。
かくして、恋愛も結婚も金持ちのステータスで教育もお金のかけ次第?!
お先真っ暗な結論だな。
結婚は理屈じゃない、勢いが大事ともいうが、
「お金なんかなくてもいいの、私はあなたと一緒にいたい!」
自分に娘がいたら、結婚は恋愛の延長なんて軽々しく言えない。
そして、日本は高齢社会まっしぐら。
「もしもーし、異次元の少子化対策って何ですか???」