先日、娘が買っていたチケット、突然娘が行けなくなり、家人にチケットを譲ろうとしたが家人は演劇に興味無し。

☆は・・興味は勿論ある!でも体調がヘロヘロ。でも、でも、お金が11000円、無駄になる。

これが一番キツイ。 で、致し方なく、☆が娘の代わりに舞台観劇をすることに決定。 あああ、💦💦💦

 

久し振りに森ノ宮まで電動車いすで行くが、かつて健常者だった頃は、大阪城近辺へはチャリ(自転車)で行くのが通常だった。

電車など使わないのだ。しかし、今は大和田哲雄医師の医療ミスで、車いす人生。信じられん。ほんまに今でも信じられんのだ。

 

渋々、森ノ宮まで電動車いすで電車に乗り(駅員さんにスロープをお世話してもらって)、11000円を無駄にしないために出かけたのだった。(苦笑)

初めての場所(ピロティ―ホール)なので、通行人に訊く。しかし各自教えてくれることがバラバラだった。(笑)

交差点を行きつ戻りつ、やっとたどり着けた会場。間に合った~🌸

 

身障者用のトイレで長丁場の舞台に備え、S席の娘の席は係員の方に変更を頼み、車いす専用の場所と交換。

 

実に変わったお芝居だった。英語、日本語(鹿児島弁)が入り乱れる。

英語のセリフの時は、舞台後方の壁がせり出してきて、そこへ字幕が撃(⇒打)ち込まれるという演出。

 

生ものの舞台だから、セリフと字幕がぴったり合わないとダメなので、打ち方役は毎度、その都度打ち込むのだそうだ。

ピッタリ合っていた。しかも雰囲気に合わせて文字が躍る、というか、映像のうまさが素晴らしい。

 

三谷幸喜さんの脚本だから、笑わせてくれるし、二転三転、ストーリーが忙しく動く。

鹿児島弁しか喋られない男性が殺人の容疑をかけられている。A

通訳として雇われる日本人男性。B

日系アメリカ人の取調官は英語しか喋られない女性。C

この3人がパワフルで軽妙で、しかも英語が本場もの。宮沢エマの英語は素晴らしいとは知っていたが、改めてすごかった。

BCの人物だけが喋る時は英語オンリー。その時は舞台後方壁がせり出してきて、素早く字幕が打ち込まれて可視化される。

セリフと同時に出てくる素早さ。日本語しか理解できない観客でも全然大丈夫💛

鹿児島弁しか喋られない男性と、通訳の日本人青年が喋る時は、日本語、

 

最後のどんでん返しはさすが三谷幸喜を彷彿とさせる。

 

その最後のどんでん返しが、鹿児島弁しか話せないはずの男の一言の矛盾で始まるのだ。

☆はそのセリフの矛盾にすぐに気が付いた。ああ、良かった。まだボケてないと安心した。(笑)

 

数年前、宮沢エマの歌唱をテレビで聴いたことがある。ミュージカルの歌、、英語である。

実に実に上手い! これは、この英語は本場で育った人しか出来ないとさえ思わせる素晴らしい発音だったし歌唱力だった。

お父さんがアメリカ人だし、大学は米国、英国だし、一流のはずだわ。

 

お爺ちゃんの宮澤喜一さんも歌が上手いのかしらん? 音痴のお爺ちゃんからあんな凄い歌手の孫は生まれないだろう。

 

しかし、チケット代の高騰には驚く。s席とは言え、舞台劇でこんなに高い?

 

一流の音楽家のチケットは高いのは何万円もするのは昔からで、それは一流の芸術を楽しむのだから、全く惜しくはない。

芸術の舞台は高いのは普通。バレーも、歌舞伎も、ミュージカルも、一流の芸術家のチケットは高額でも合点。

ホセ カレーラスも高かった。娘と二人で聴きに行った。

ブロードウエイのミュージカル、ウエストサイドストーリーも大阪公演を小学校一年の娘を連れて行ったが高額だった。

 

しかし、舞台にこんなに高いチケット代が、、と、、時代の流れに驚く☆だった。

勿論オデッサは素晴らしかったが、、、でも、高いなあ、と思った。高杉、高杉、高杉~~高杉~♪ CMを思い出した。(笑)

 

 

 

 

アメリカ、テキサス州オデッサ。
1999年、一人の日本人旅行客がある殺人事件の容疑で勾留される。
彼は一切英語を話すことが出来なかった。
捜査にあたった警察官は日系人だったが日本語が話せなかった。
語学留学中の日本人青年が通訳として派遣されて来る。 取り調べが始まった。
登場人物は三人。 言語は二つ。 真実は一つ。
密室で繰り広げられる男と女と通訳の会話バトル。

 

三谷幸喜が巧みに張りめぐらせる「言葉」の世界。
それは真実なのか、思惑なのか――――。
あなたはそのスピードについて来れるか。

 

大河ドラマ「鎌倉殿の13人」以来、舞台作品へ久しぶりの新作書き下ろし。

舞台と映像の活躍が目覚ましく、三谷氏の信頼が厚い柿澤勇人、宮澤エマ、迫田孝也の3人が挑む密室劇に期待が高まる!

真実はTRUTHより奇なり
三谷幸喜新作舞台『オデッサ』、2024年1月上演決定!

 

キャスト

青年:柿澤勇人
警部:宮澤エマ
旅行者:迫田孝也

 

▮三谷幸喜(作・演出)コメント

登場人物の少ない芝居を描きたくなりました。テーマは「言語」。
ずっとやりたかった題材です。今一番作りたい舞台を作ります。
集まってくれたのは、今一番信頼している俳優三人。柿澤さんのパワフルで繊細な演技はミュージカルの世界だけではもったいない。宮澤さんのコメディエンヌとしての才能は世界に通用する。そして俳優迫田孝也さんの得体の知れなさは底なしだ。この三人に当ててホンが書けるなんて、僕はなんと幸せ者なのでしょうか。

 

森ノ宮 ピロティ―ホール 

 

ナレーション:横田栄司

                           

 関西労災病院 整形外科 第二部長 大和田哲雄医師の犯罪医療、人体実験の犠牲になった 大阪の☆

↓我が家のアビシニアン君、、