西行は


〜願はくば花の下で春死なむその如月の望月の頃〜


と詠みました


願わくば桜の咲いてるもとで春に死にたい

それもお釈迦さまが入滅したとされる旧暦の二月十五日の満月の頃


今日


身内の納骨に参加した


桜が満開で故人底抜けに明るかった姿を偲ばせた






このひと月で一番の天気だったね


桜が咲くたびにきっと思い出す


お経をあげ始めたら


アゲハ蝶が何処からかやって来た



故人は動物を借りて訪れると昔の人は言っていた


しばらく飛んでいた蝶々が消えたら


遠くに烏が止まった


この烏は全ての行事が終わるまでじっと我々を見ていた



そして


我々が去ると共に何処かに飛び去った!


お清めをいただいたけど


あまりお喋りは無かったね!











追悼句


戒名に歌の字あり桜かな 皀角子


合掌