お葬いを『折れ口』と教わったのは


先代馬之助師匠の時だったか?


トメさんの文治師匠か?


もう忘れてしまったが


本日も世之さまの人生でタイヘンお世話になった人のひとり神藤隆良さんの折れ口がありました









神藤隆良と言う人の事をblogに残しておくのも良いかなと書いてます


神藤隆良氏と知り合ったのは二つ目昇進したばかりの頃


神藤さんが味の素の部長だった時の事です


私の生まれ故郷の東京清瀬市の隣り東久留米市の土地の名士で西武鉄道に『東久留米駅』を寄贈したほどの家柄と聞いてます


味の素と言う会社の部長だった時に知り合いました


破茶滅茶な人で公私混同織り交ぜて何しろイベント大好き


その頃社内のイベントは神藤さんが仕切ってたと言っても過言じゃないでしょう


そのイベントの司会や余興で使ってもらって


そこから電通、博報堂、朝通などなど紹介されて世界的なイベント司会もやらせてもらいました


ダイアンレイを使ったマックスファクター


映画でも天才悪魔フーマンチュー


数え切れません


長野味噌のイベントでは長野味噌の専務に気に入られ


後の社長になる専務は世之さまの長野のお父さん

奥様を、長野のお母さんと呼んでました



さて神藤さんはお得意先のキューピーマヨネーズに対抗した商品


味の素のマヨネーズを作っちゃうような方で


社員を時間外に付き合わせ電通、博報堂、東北新社などなどの社員も一緒くたに連れて歩いて最後は二丁目のオカマバー


その頃真面目一本の各社の取締役達を倒錯の世界へ引き込んだ方です



社内でも問題になる人ですが社費を使わず自腹で連れ回すので会社も問題視出来ずでしたが


AGFに飛ばされてしまいます


ところがAGFに移ると当時はまだ看板商品の無かったAGFでコーヒーのマキシムを開発して


味の素に戻って来ます


ところがまたまたしくじって今度は


味の素ダノンに飛ばされます



ダノンでヨーグルトを小学校の給食にまで差し込んでモーモーカッパが大流行!


またまた味の素に戻って来ると言う凄い人なのです


顔に似合わず英語はペラペラ


ところが公私混同も凄い!


ダノンと豊田乳業の提携でフランスから来た


ダノンの副社長を世之さまに預けて名古屋まで二人きりで接待させてしまうと言う方!


もちろんダノンの副社長はフランス語と英語しか喋れないのにです!


世之さま英語もフランス語も駄目なのに

中学生英語で接待!


しくじったらどうするつもりだったのか?


そんな素敵な神藤さんダノンのヨーグルトを食べてる途中で倒れてこの世を去りました!


豪快でしたが人を差別しない素敵な人でした


ゆっくりお休み下さい


生歌で送られて本日荼毘にふされました


神藤隆良


万歳!



うちの師匠とこんな素敵な写真が残ってるのも

AGFのマキシムのコマーシャルのおかげです



お葬いの引出物はやっぱりAGFだね