まずは『黒門町で逢いましょう』


満員のお客様足をお運びいただきありがとうございます

















世之さまがまだ前座の頃


師匠から習った噺を表の木戸を磨きながら


大きな声で朝から毎日稽古していた


毎日その路地を通るご近所さんが


「前より上手くなったよ!」


と声をかけてくれた


嬉しくてどんどん大きな声で稽古してた


何しろ朝早くから稽古してるので師匠は眠れず


寝不足


叱りたいけど落語の稽古だから叱れない


だいぶ経ってから師匠から聞かされた


師匠なんて損な立場です


杏寿が毎日「稽古してください」と言う


大ネタばかり


稽古に5時間くらいかかったりする


お客様より初根多の高座は期待して聞いてる


感想はまぁ言うまい!