前回からのつづき
(以下、「ほりすてこ~る」から転載)
それでは、ここで、
「気」という語が入った言葉のうち、
体や心の状態を表現したものを選び、
「気」をどのように受け止めてきたかを見ていきましょう。
◇体の状態
寒気 眠気 元気 病気
私たちは、普段、あたりまえのように
「病気」という言葉を使いますが、
改めて考えると、
体が病になっているのに何で
「病体」ではないのかと思ったりします。
「病気」という言葉が作られた経緯はわか
りませんが、作った方々は体の調子が悪い
のは、気の病、滞りなのだとわかっていた
のかもしれません。
◇心の状態
心の働きを表現する言葉は特に多く使われています。
それぞれの心の状態に関して、
気の動きを感じていたことを物語っています。
各言葉に応じたエネルギーの動きを
感じながら読んでみてくだい。
気配り 気になる 気が散る 気分
気持ち 気性 気づき 弱気 強気
気軽 勇気 気力 気を込める やる気
気が抜ける 気を失う 病は気から
気を吐く 気が重い 気が晴れる
気晴らし 意気地 怖じ気 本気
心意気 気高い 気が短い 気の毒
気にさわる 気転 気心
気にくわない 気兼ね 気を使う
気力、やる気など、
何かを成し遂げようと意志を働かせるときは、
やはり強い気が動いているのを感じさせます。
同じように、気が重い、気が短いというように、
否定的な感情に関しても、
気が動いているのがわかります。
通常、こうした思いや感情を直接、
制御することは難しいとされています。
しかし、気を整える方法を知っていれば、
気に働きかけることで、
逆に思いや感情を整えることができます。
それが、気功や整体で行っている、
「気を整えることで、
感情を肯定的にする」という方法になります。
大勢の人がいる場で、気配りの上手な人もいれば
気をつかって疲れる人もいます。
こうしたことは、性格によるところも大きいですが、
「気」を理解し、
どのように働くかを知っていると組織に中にいても
また違った対応になると思います。
「気」は目には見えませんが、
体の感覚として感じることはできます。
「気」にまつわる言葉によって微細な感覚を
よりクリアにさせてくれます。
日常において自在に使い分けることで、
気のセンスもどんどん磨かれていくでしょう。

