皆さん  こんにちは


与野健康プラザの山口です


「氣の実践講座」の

初めに

「いったい<氣>というものは何?」

から話を始めるんですが、


いつも

日本人は昔から

「気」という言葉を使っていたよね

というところから入ります。


「気」という言葉は

中国から伝わりましたが、

元の意味から離れ

日本独特のニュアンスで

流布しだしたのは

江戸時代からのようです。


江戸時代、

「気」という言葉の使い方は、

人と人との<あいだ>の

感情の機微を表現するようになりました。


場の空気や人の気持ちを察することを

大事にする文化が

「気」の使い方にも顕れているんですね。


ちょっと思い浮かべるでも

関係性を表わす言葉ありますね

 

気兼ね   気にかかる

気がつく  気おくれ

気づまり   気をもむ


「気の日本語としての変遷」

(中井正一評論集)

によれば、


近松門左衛門の戯曲のなかには、

「気」にまつわる用例が104個も

あったといいます。


江戸の人たちは、

細かく使い分けられた気に関する言葉に

なじんでいたということですね。


感情もエネルギーですから

感情と感情のやりとりは

気の交流であり、

日本人は

人と人の間に流れているものを

<気><エネルギー>としてとらえ、

そのエネルギーの向かう先を察知しながら

うまく関係性を築いてきたと言えます。


だから

昔から「場の空気」を読んで

「気がきく」人が尊ばれてきました。


今では、

空気を読みすぎるのが

ネガティヴに表れる面もありますが、

場の気を読み

さらに

流れを読んで

流れの変化の兆しを読む能力は、

普段の会話からミーティング

さらには

社会情勢を読み込むことまで

つながってくることだと思います。


360度アンテナを張って

場の気を感じる

そして気の流れを変えていく。


江戸時代の人の

身体感覚は日常生活で養われたかもしれませんが、


現代の私たちは

やはり

気の実践が必要でしょう。


「気をつかう」という言葉は

「気をつかって疲れた」という意味で

使われたりします。


これなんかも

気を使う時の

心身の状態

エネルギーの受け止め方、流し方

によるものだと思われます。


そうしたことには

やはり一定のテクニックを

身に着けておくと

色んな場面で使えますよ。


からだの気の通りを良くするだけでなく、

人や環境との気の好循環を生み、

「気配り上手」になりましょう。