今回も金曜午前中からOさんとPさんで市内数カ所を回り、捕獲器を貸し出したり下見に行ったりしてくれまして、13時過ぎに一旦解散(との連絡がありました)。
と思ったら15時少し前に、前回ちょろっと書いたイライラさせられる話で子猫を保護してもらえないかという連絡が入りました
そのイライラの原因というのは、以前に協力して何頭もTNRやちょっとの保護をした際の餌やりさん。
ある場所で新たに餌やりを始めた。
妊娠中だった。
その後、子猫が生まれた。
成猫は1匹
(母)1匹に生後一ヶ月の子猫1匹。
その子猫を保護して里親探してもらえないか。
この方、昔から堕胎反対
初めて話した時から、妊娠していたら手術しないで産ませてからにして欲しいと言っていました。
だったら私達は一切、協力出来ませんと言うと、親族の方が ”プロの言う事を聞け” と説得して下さって、当時、堕胎もしました。
(プロじゃないけどね…)
結局、それもイヤイヤだったのですね。
”産ませたくない””不幸な野良猫を増やしたくない”という私達の思いは全く通じていなかったという事です。
今、もうどこもいっぱいで保護は出来ません。
(しかも知っていて産ませたんでしょ)
でも母猫の手術はしますよと伝えたところ、子育て中だからまだ手術しないでくれ。
あのぉ…子猫が生後一ヶ月というのなら、もう寒くもないのだから母猫の手術出来ますよ。
早朝に捕まえて、アチパメゾール打ってもらって当日夜にリターンすれば良いじゃん。
下手すりゃ、もう次の妊娠しているよ。
この話の翌日、私がこの母猫を見に行った際、子猫、1匹じゃなく少なくとも2匹居たんですよね。
と此処までが2週間前の話。
2週間前に子猫は保護出来ませんと断ったのに、何でまたしつこく言ってくるんだよ💢と腹立たしく思っていたところ、送られてきたのがこの写真。
何なのよこの目と鼻に、見るからにガリガリちゃんはーーー
この前、私が見た子猫は三毛だったはず。
こんなの居たの
餌やり曰く、今日初めて見た。
具合悪いから親が自分の所に置いて行ったと思う。
保護が無理だったら、ミルクあげたら良いですか?
ガリガリだけど、この大きさにミルクじゃないわー
取り敢えず水分補給にウェットやってくれと言い、さぁどうしたもんだと。
仕事の昼休みそっちのけで、複数のボラさんやOさんやPさんにも連絡し、何とか保護の目途がつきました。
Pさんに迎えに行ってもらい、その足で動物病院へ。
生後一ヶ月どころか、ガリガリで500gしかないけど、推定3か月はいくでしょうと診断された
カリシなのか舌には潰瘍
嬉しい事にウィルス検査は陰性
インターキャットやら何やら処置して頂き、目薬と内服薬持参で夜、ベテランスーパーボラさんの所へ。
2週間は此方で隔離兼養生。
その後は別の方にお願いする予定ではいましたが、今日現在、目を含む今後の治療の事もあり、どうするかは検討中。
ただ、嬉しい事に…
輸液に通って頂き、毎日何回にも及ぶ投薬治療の結果、10日で体重は750gに
1.5倍ですよ1.5倍
ベテランスーパーボラさんは勿論、隔離後に預かりOKして下さったボラさんに心よりお礼申し上げます。
予定外の子猫でてんやわんやしていましたが、Oさんが昨年12月に現れて以来、ターゲットだけれど会えずに居たという黒白を捕獲
BCS2 輸液 200ml 堕胎
とても小柄でしたが、既に出産済。
その上、もう次の妊娠で堕胎
OさんがPさん、別のターゲットの所へ行き、餌やりさんとも協力したけれどターゲット捕まらず。
その後、今日はもう離脱…のはずのOさんがPさんと一緒に夜中の1時半に1匹捕獲。
抜歯・スケーリング 輸液200ml
子猫を運んだだけで、疲れて寝てしまった役立たずの私は4時からスタート
二人が前日にトライしたものの捕まらなかったターゲット達は全く姿が見えず。
となったら、もう1匹のターゲット。
前日の子猫の親をもう捕まえてしまいたい。
子育て中だから捕まえないでなんて聞いていられないよ。
子猫は既に3か月に届くというのなら、下手すりゃもう次の妊娠しているよ
少々時間はかかりましたが、
ここまで来ているのに・・・捕まえるまでに50分くらいかかったかな。
捕獲器の奥まで行かずに、私の方に近付いてくるんですよね。
人から餌を貰う事に慣れている。
捕獲器に入るくらいなら、この人から貰うわ…ってところですかね。
何とか母猫、捕獲。
三毛の子猫2匹が居ましたが、此方は特にガリガリでもなく。
めちゃくちゃ元気いっぱいでしたよ。
母猫も病院で”子猫がガリガリというにしては、母猫太っていますね。”と言われるくらい
堕胎
そう。
思った通り、母猫は既に妊娠中でした。
猫の存在に気付いた時に連絡してくれていたら、具合の悪い子猫、恐らく死ぬまで野良生活の子猫を生み出さずに済んだ。
子育て中だからなんて事を気にせずに、捕獲させてくれたら次の堕胎をせずに済んだ。
(今回、私はその要望、無視して捕獲しましたけど。)
堕胎がイヤだなんて言って、結局、言った本人の所為で堕胎になっているんだよ。
餌やりの多くが子猫の大きさを尋ねると”生後一ヶ月”なんて言うのですが。
人の元に現れるようになった時点で殆どが生後二か月にはなっています。
(早くても一か月半かね)
生後一ヶ月の子猫、見た事あって言ってるの
保護して欲しいからなのか、殆どの方が”生後一ヶ月”とか”まだ小さい、手のひらサイズ”って言うんですよね。
アナタの手のひらは野球のグローブくらいあるんかいっ
って言いたくなります。
生後一ヶ月の子猫はまだ歩き方も覚束ない感じです。
人の姿を見て、猛ダッシュで走り去る生後一ヶ月の子猫は居ません。
母猫が捕まったので、もう一か所のターゲットを探しに行くけれど時間切れ。
一方、Oさんは別の場所でなかなか捕まらないターゲットを粘って…目出度くゲット。
と思ったら、”1匹と聞いていたのにそっくりさんがもう1匹居るので、粘ります!”って。
そのそっくりさんの画像が送られてきましたが…
オレ、ハライッパイ。
コンナトコ、ハイラナイ。
このコは次回となりました。
先に入ったコは…
外傷洗浄
この猫、古傷ではありましたが顔にこんな怪我。
つい最近、既に手術済のがこの猫と喧嘩。
手術済の猫、その怪我が元で亡くなったそうです。
手術はだろうが
だろうが全頭しなきゃダメ。
そしてもう一匹。
以前、TNRをした場所に1匹現れた(残っていた?)との事で、餌やりさんが捕獲してくれました。
BCS2 輸液200ml
トータル5匹でした。
母猫をリターンした日曜の午後。
餌やりさんに会いに行き、直接話をしました。
既にもう次の妊娠をしていた事。
新しい猫を見付けたらすぐに連絡して欲しい事。
子育て中だからと先送りしていたら、結局、堕胎になる。
子猫の目は眼摘になるかもしれない事。
伝わったかな…
って実は、直接会って話す前に、私、人生(恐らく)初のLINE誤爆をしまして…
餌やりさんについての文句を餌やりさんを含むグループLINEで吠えていました
しかもPさんから指摘されて気付きました…(ずっと気付かなくても良かったわ…)
ま、良いんだもん
ボケ!言うたのはすみませんって謝罪のLINEは送ったし。
って言うか、これ、私の本心だから。
本当にね、イヤなのです。
私達だって堕胎はなるべくしたくない。
産まれても幸せになる事が出来ない猫なんて見たくない。
だから、TNRして増やさないようにしているんで。
産まれてしまって、具合が悪かったりでどうしても放っておけないのを何とか皆さんにお願いしているんです。
他のボランティアさんの貴重な時間を割いてもらい、小まめな投薬をお願いしているんです。
保護したら、それで安心、終了、万々歳じゃないんです。
ボケ!言った相手ではありますが、此方の餌やりさんはまだ良い方で…(お世辞じゃないよっ!)
子猫にかかる医療費、追加で負担して下さるそうです。
(とは言え、全額は無理でしょうけど…今のところ幾らかかるか予想もつかないです。)
お金の話が出たところで、6月分の収支報告です
春に申請した日本動物愛護協会さんの不妊去勢手術助成金。
有難い事に私もPさんも当選致しました。
日本動物愛護協会さんに寄付をして下さった方々に深く感謝いたします
↓里親募集中ですっ!
預かりさんのインスタグラムです。
普段の様子も見てあげて下さい。