2月になりました。
暖冬の所為なのですかね、猫達の発情期が早い(気がします)。
金曜夕方、TPさんが少し前から現れた新顔くんとこれが本当に残念なのですが…
昨年の6月に捕まえられず、保護出来なかった子猫が成長して発見されまして。
このコを捕獲してくれました。
新顔くん デカかった
昨年、どうしても捕まえられないまま消えてしまった子猫は…
1歳にもならないのに病院で 雉白大 と記載される
3兄弟だったんだよね。
1匹は先に保護されて。
今、幸せに完全室内飼いの猫として暮らしている。
あの時、保護出来ていれば…違った未来があったのに。
もう1匹居た兄弟はどうなったのか
夜になって昼間に世界のあっちゃんが仕掛けた捕獲器をチェックに行くTPさん。
大きな雉白くんを2匹捕獲。
FVR 5.95㎏ コンベニア
このうち1匹が、背中にまぁまぁ大きな傷があるとの話。
画像が届いたのだけど、毛の所為でよく分からず。
送られてきた写真
この時点ではそんな大きな傷とも思っていなくて。
出血も無い(もう止まっている)との事でさほど、気にしていませんでした。
後で出しますが、びっくりよーーーって大怪我でした
この後、もう1匹、昨年産まれの子猫も追加で捕獲。
BCS2 輸液
真夜中近くまで粘ったTPさんが帰宅後、早朝に私が出向きました。
TPさんが聞き込みしてくれたお陰で、餌やり宅が1軒ではなく複数ある事が発覚
先に捕まっている黒白子猫を含む子猫3匹と母猫の黒ボブテイルがウロウロしているとの話。
夜は居たそうなのですが、私が行った時にはそのうちの1匹の子猫が捕まっていただけで…
輸液
他には全く猫の姿はなく。
薄っすら明るくなってきた頃、非常に猫に迷惑しているというお家の方が出てきました。
お隣が不妊去勢もせずに餌だけやっている。
お陰で、敷地内で糞尿は勿論、倉庫で出産までされてしまう。
お隣さんに言う事が出来ず、対策としてぐるっと立派なブロック塀を立てた。
(此方、かなりの敷地の広さがあって、あのブロック塀、一体幾らかかったのかしら…)
塀も立てた、倉庫入口にも入れないように柵も設置した。
それでも猫たちは侵入してくる。
井戸があった為に、そこに猫が落ちたら困ると思って、重い鉄の蓋を作って設置した。
家の前で轢かれた猫が居て、子供たちが嫌いではない(寧ろ好き)なので、お小遣いを出すから病院へ連れて行って欲しいと言われ、病院へも連れて行った。
この方、何でこんな目に遭わなきゃならないのでしょうね
お隣が(実際はお隣だけではなかったですが)餌だけやり続けている為にこんな被害を受けて。
こういうのを全て”それくらい”で片付けていたらダメなんですよね。
私がずっと苦々しくというか残念に思っている事。
TNRや保護をしている所謂猫ボラさんが、餌やりに甘く、被害を受けている方に対して冷たいという事(が多い)。
猫が好きだから、猫の為に我慢してよ・・・じゃ、解決しないよ
時間が無いので次の場所へ
BCS2 輸液
左前足外傷洗浄 コンベニア
昨秋産まれ
此処では3匹を捕獲したのですが、本当はもっと捕まえたかった。
と分かっている黒猫が2匹。
そのを狙って、大きな雉白
が2匹ぴったりくっついて回って、そして喧嘩
が捕獲器に入りかけても、背後から
2匹が連れ立ってきてはギャーーーと喧嘩して、
も逃げてしまう。
よく見るとの1匹は頬に穴が開いて、赤身が出ている。
この時期はを巡っての
の喧嘩が増えて、負傷猫が多くて困るよ。
早くせめて全頭手術だけでも済ませて、喧嘩傷が出来ないようにしたい。
って事で、先に書いた大怪我の雉白くん。
あまりにも酷いのでモノクロに加工しました。
先の2枚は縫合前。
何をどうしたら、こんなになったの
猫同士の喧嘩にしては酷過ぎる感も。
もしかしたら、何かしら野生動物に襲われた可能性も考えられるそうです。
獣医師から”暫く保護は出来ないか”と聞かれましたが、無理と答えました。
だったら…と傷が開かないようにと細かく縫って頂き、結果、縫合だけで1時間超え。
麻酔も多くなり…。
縫合後に捕獲器に戻して様子を見ていたのですが、途中で獣医が
”さっきの大怪我のコ、生きてます?”
なんて言うので、えぇぇぇぇ?? そんな生死を心配されるほどなの??
とちょっとビビりました。
もう、これは地元で病院探して入院させて貰えないか頼んでみるしかないなと考えていたら朗報が
世界のあっちゃんが餌やり宅に、画像を持って暫く養生させてもらえないかと直談判に。
そして見事、成功
ケージを貸出してくれれば、預かりますとの事で。
夜のうちに、世界のあっちゃんが猫とケージを届けてくれました。
あ、怪我の写真だけでお顔の写真がなかったですね。
両肩外傷縫合 BCS3(5.7㎏もあるのに…)輸液 コンベニア
このコ、喧嘩傷やら過去に耳血腫でも起こしたのか。
右耳がカットし辛いので、左耳カットに。
まぁ、こんなデッカイ顔なら左耳カットでもにしか見えないですけどね。
1月分の収支報告となります。
気の利いたお礼の言葉が浮かばず。
いつもいつも同じ事しか言えないのですが。
本当に有難うございます。
お陰でさっきの大怪我を負ったような猫でも、出来る限りの治療をお願いできます。
また、私達に直接ではなく、病院の募金箱から獣医師の計らいで治療費に充てて頂く事も。
病院にご寄付下さった方々にも心よりお祈り申し上げます。