11月最初のTNRです。
金曜日、母の病院送迎と自治会仕事で市役所へ行くので有給休暇
午後からは捕獲へ。
到着すると先に来ていた世界のあっちゃんが
”ヨノさん!すみません!またちっちゃいの入っちゃいました!”
って何で捕まえるんだよぉぉぉ
布をめくると、まぁ…この前よりは大きいし手術は出来るだろうなと。
あちこちに捕獲器を置いたらしく、それじゃ見切れないでしょ。
ちゃんと見ていないと、小さいのも手術済も入ってしまうって。
ウィルス検査が陰性なら保護してもらえるシャム系から捕まえてとお願いしていたのに。
下手したら、シャム系用の捕獲器が無くなっちゃうじゃん。
このコが一番のターゲット
捕獲は15時までにして欲しいと言われていて、既に時間は13時半を回っている。
私は兎に角、シャム系だけを狙う事にして、世界のあっちゃんと餌やりさんに他は任せる事に。
めっちゃ不安だけどw
ターゲットは居るのだけど、他の猫とあっちへ行ったりこっちに来たり。
何とか、ターゲット1匹だけで捕獲器に寄ってきたので、いけると思ったら餌やりさんが
”ち~ちゃ~~ん!” とか ”シャムちゃ~~~ん!おいで~~~!” と呼ぶの
自分の名前とは思っていないだろうけど、餌やりさんの声や気配で捕獲器に入りかけていたのに戻っちゃう。
”こっちで捕まえるので呼ばないでくださーい!”
とお願いしたら、
”えーーー?聞こえな~~~い! シャムちゃ~~~ん!こっち~~~!!”
脱力・・・
置き場所を変えたり、餌を追加したりで1匹にかかり切り。
意外に警戒もするようで、手前しか入らない。
やっと、半分くらい入ったかなってところで、向こうから餌やりさんがやって来そうになる。
両手ででっかいを作って、”来ないで下さい💢!”
と言っているのに、同じようにを作りながら ”え?なーにぃ?” と此方に歩き出す餌やりさん。
”あーーー逃げちゃったぁ~ ごめんなさぁ~い 惜しい!”
あの…ふざけてます?
シャム系を狙いつつ、もう一台捕獲器を持ってきて横目でターゲットを見つつ他の猫も捕獲。
猫の入っている捕獲器を一か所に纏めに行くと、傍で折り畳み椅子に座ってスマホ弄っている世界のあっちゃん。
で、別の場所から、捕獲器の扉がガシャンと閉まる音が何度もしている。
世界のあっちゃんが一人で此処にいて、捕獲器の扉が閉まる音がしているという事は餌やりさんがチャレンジしているという事。
だけど、猫、さっきから増えてないのは何で
あんなに閉まる音がしているのに、全部、誤作動で失敗する
後で分ったのですが、どうやら前回もそうだったようなのですが。
餌やりさん、捕獲器を置いたままにして捕獲するのではなく、慣れている猫を布でくるんで捕獲器に入れようとしていたらしく。
それで、上手くいかずにガシャン、ガシャン音がしているだけ
道理で ”あ~閉まっちゃたぁ~” って言っているのね
色々、口出ししたいのだけれど、兎に角、私はシャム系を捕まえないと…って事で。
まぁ、ちょっと工夫っていうか、邪魔されなきゃ捕まえられると思っていたので・・・
はい、捕獲
餌やりさん、”すご~い!捕まったの~~~!” って言ってくれましたが…
うん、もっと早くに捕まっていたはず
預かって下さる予定のボラさん、仲介して下さったボラさん、TPさんに捕獲できたよーとLINE。
どうかこのまま保護となりますように
ターゲットを捕まえられたので、あとは手術しても平気そうな大きさの猫を捕獲器がある限り捕獲するのみ。
捕獲器なんてろくに見た事がないはずなのに、意外となかなか入らない猫たち。
ここまで来ているのに捕まらなかったなんちゃってアメショ柄の雉白たち
特に巨大でタマタマプリプリさせている雉白。
そのタマ、こっちに寄越せ。
次回、待ってろよ
私は来ないけどきっとあの二人が捕まえてくれる
はず
結局、ここで12匹を捕獲してひとまず終了。
12匹捕まえて、先月捕まえたTNRと保護の5匹を足して、17匹。
それでもまだ、半分にいかないんです
しかも、先月来た時に、多分少し前に産まれているって話。
帰り支度をしていたら、餌やりさんの旦那さんが出てきて”有難うございます。助かります。”って。
世界のあっちゃんが”少し時間かかると思いますが。この調子でやっていけば、半年くらいで全部終わるからっ!”って。
え…半年もここ、来るの
ってか、今は良いけど、あと2回くらいやったら捕まりにくい猫だけが残る。
なかなか綺麗に終わらせられないと思うんだなぁ。
経験上、10匹くらいまでだったら・・・完全に全頭TNRは割と早いと思います。
それ以上になると、結局、餌やりが把握していない猫が居るんですよね。
言われた猫を全部手術したと思っていたら、数か月後にまた子猫が生まれているという事が多いです。
なので、手術後でもちょくちょく様子を見に行くのが大切。
12匹は明日の朝まで世界のあっちゃんのガレージにて待機。
夜、ベテランスーパーボラさんの所へ追加の2匹お迎えに。
翌朝、少し雨がぱらつく中、TPさんと一緒に全部の猫の捕獲器にシート貼り。
やりながら、個体識別票を貼ったりナンバリングしたり。
結果、
あまりお勧めしたくないのですが、二段積み。
これだけ猫が居るとですね。
車内が猫の体温と呼気で曇る、曇る
エアコンつけて何とか。
瓜実条虫凄くてドロンシット
春産まれ
FVR 黄疸 輸液 ワクチン中止
春産まれ
BCS1.5 FVR コンベニア 輸液 ワクチン中止
BCS2 瓜実条虫でドロンシット
BCS2 コンベニア
怪我をしている猫は居なかったものの、4番目と8番目の黒白2匹の風邪が酷くて。
特に4番目は風邪の所為で長く十分に食べられていないのではないかとの診断。
それで黄疸も出ているんじゃないかって。
鼻の穴の中が腫れてしまい、鼻の穴自体が小さくなっている。
それで、ずーーーっと搬送中も凄いズビズビの呼吸音がしていたのだねぇ・・・
目覚めないと困るのでアチパメゾールを打ってもらって、覚醒。
1番目の黒白くんも何故かしら、なかなか目覚めない上に体温が下がっていたようで。
体表面にノミがゾロゾロし始めて、一瞬、え、死んじゃってる?
と慌てました。
カイロ追加して、此方もアチパメゾールを打ってもらい、事なきを得ました。
程なく、体温も戻ったのかノミもまた、毛の根元の方へ・・・(まぁ、駆虫していますが)。
そうそう、気になっていたターゲットちゃんのウィルス検査は目出度く陰性
だけど、検便でマンソンとの事でドロンシット注射
預かりさん、マンソン拝見出来るのねっと仰っていましたが・・・出たのでしょうかねぇ。
移動後、頂いた動画の切り取り。
仮名、どうなったんでしょうね・・・まさか、マンソンちゃんではないですよね
帰りはこのなんちゃってシャム系ちゃんをお届けし、ベテランスーパーボラさんの所にもお返しに。
お二方、雨と強風の中、お迎えに出て頂き、有難うございました
3匹を下ろして、残り11匹を乗せて帰宅途中。
ふと前を走る車に見覚えが・・・
私が野良猫病院でバタバタしている間に世界のあっちゃんが子猫を保護。
病院へ連れて行き、その足で都内のボランティアさん宅まで運んでいた帰りだそうで。
偶然、猫搬送中の私と同じ道を走行って、笑っちゃうわ
50歳オーバーのおっちゃん、おばちゃんが野良猫の事でこんなに搬送に帆走しなくて良いくらい早く、外に猫が居ない世の中が来ますように