10月12日のTNR、前日夜にベテランスーパーボラさんの所へ2匹お迎えに。
土曜早朝、世界のあっちゃんが複数個所で捕獲チャレンジ。
夜のうちに三毛猫1匹捕獲済み。
数か月前から、何度か捕獲に行っているちょっとアレなお家へ行った世界のあっちゃんから捕まらない、ダメですと連絡が入る。
猫居ないのかと聞いたら、”居るんですけど、壁の穴に入って出てきません。”とな。
か…壁の穴
虎の穴ならぬ猫の穴
餌やり宅に猫が入り込んでいて、壁に開いている30cm四方の穴に入ってしまい出て来ないという・・・。
プラス、餌やりからトンチンカンな話をされて、世界のあっちゃんは危うく異世界に連れて行かれそうだったとか何とか…(詳しくは割愛します。時間の無駄…)
そのすぐ近くで、そこでも猫が増えていて、壁の穴宅とも猫が行き来していそうという新規の現場でチャレンジする世界のあっちゃん。
私はと言うと、例の如く・・・
このコを捕獲したく、車と停めて待っていたものの。
サイドミラーに姿が見えたので、捕獲器を…と車のドアを開けた途端…逃げて戻らず
結局、”1.5キロの子猫4匹” と世界のあっちゃんが言ったのでその猫を運ぶ準備の為に帰宅。
そして10時も回って世界のあっちゃんが連れてきたのは…
どう見ても、1キロもない子猫!とやっと1キロ超えた??っていう子猫2匹。
(と昨晩捕まった三毛成猫)
え、1.5キロの子猫が4匹じゃないの
正しくは、”1.5キロ(くらい)の子猫が4匹居た。” という事だったそうで
LINEって難しい…って言うか、世界のあっちゃんの伝え方がおかしいと思う!!
”このサイズ、手術出来ますよね!?”という世界のあっちゃん。
出来る…出来るけどさ、絶対、術後3日は養生させてって言われるよ
1キロは無いよ、これ…
以前、1キロの子猫を手術したら体重だけが問題だった訳ではないでしょうが術後に亡くなった事があります。
それを踏まえて、1キロ無さそうな子猫は捕獲しないようにしようと決めたのだけど。
1.5キロあると思ってしまっているんじゃ、どうしようもない。
何なら、連れていかないでリターンしてもらうか。
それとも取り敢えず、連れて行って獣医師の判断を仰ぐか
ってな訳で総勢5匹を連れて行きました結果。
BCS1 輸液 これで4月生まれ
BCS2 輸液 下痢 春産まれ
1.25㎏ FVR コンベニア 輸液
900g BCS2 FVR 輸液 コンベニア ワクチン中止
どこが、1.5キロよぉぉぉぉ
BCS1の半長毛雉白ちゃんと900g白黒ちゃん、2匹とも術後要注意
1週間は養生させてからリターンしてくれとのお達し
さて、どうする。
TPさんと世界のあっちゃんとのグループLINEでどうするか相談。
世界のあっちゃんは餌やり宅に預からせるっては言うけれど。
元々、非協力的な餌やり。
更に家に猫も飼っているというのに、いきなり野良猫1週間家に入れて面倒みてと言ったって聞くわけないでしょ。
ただ家に入れて放置じゃなく、”養生”させた上でのリターンな訳で。
ちゃんと面倒を看て、必要な事が出来る人じゃないとダメなのよ
って事で、またしてもベテランスーパーボラさんに1週間期間限定のお預かりをお願いして快諾してもらいました… いつもすみません
夜、ベテランスーパーボラさんの所へ預かった猫とこの白黒ちゃんをお連れしました。
一目見て”こんな小さいコ、リターン出来ないでしょう。” と言われ
でもチケット利用してるし… 一応、リターン予定という事で… でも、まぁ、様子を見て… また… 連絡して、返金だなぁ…。
返金云々よりも、此方で捕獲した猫を預からせて、譲渡までお願いするっていうのが申し訳なく…。
ウィルス検査もしていない、ワクチンすら未接種。
でも、考えようによってはワクチンすら打っていない猫をリターンするのもな…
もし、1週間後にリターンとなったら、打てるようだったらせめて3種ワクチンだけでも打ってからリターンするか…とも考えていました。
ベテランスーパーボラさん宅から家に着く前に既に”触れますよ”と連絡が
いやいや、私達、シャー言われたんですよ。
ま、病院への道中はまるで飼い猫かと思うほどずっと鳴いていたんですけどね。
そして翌日、”威嚇もなく触れますよ”とLINEが
更に翌日、”スリスリ甘えん坊ですよ”と
此方で里親さん探しますよとまで言って頂き…結果…8月に続いて2度目の…返金!
基金と市に連絡をして、保護に切り替えまして指定された金額を返金致しました。
わーーーーーい
すっきりした
今回の事を踏まえて、1kg未満の子猫はTNRでは捕獲しないというのを…
2kg未満の子猫はTNRでは捕獲しない!!!
に体重の基準を引き上げました。
恐らく、そう言っても1.5kgくらいのを捕まえてきそうですけどね・・・誰かさん。
ま、1.5kgあればね。
決して痩せてはいない、風邪症状も見られない成猫だってリターンの時は申し訳ない気持ちになります。
保護してやれなくてゴメンって。
それが小さい子猫となるともっともっと申し訳なくなる。
だけど、保護出来る余裕はない。
もう小さなコには出会いたくないよ。
9月分の収支報告です
もう何年も前に相談を受けてTNRをし、その数年後にはご自身で捕獲器を行政から借りて捕獲、私達は搬送しただけという方から、毎年その頃になるとご寄付を頂いております。
本当に有難い事です。
ご自身が関わった場所を定期的にチェックにも行っていらっしゃるそうです
幸い、猫は増えていない、もう残りは数匹との事。
ちょっとお手伝いしたら、意識が変わって積極的に関わって下さるってのは嬉しいものです。