暫く間が空きました。
とは言え、それぞれ脱走猫探しのお手伝いをしたり、飼い猫の通院に行ったりと忙しく。
幸い、脱走猫さんは飼い主さんが見事に保護
本当に良かったです。
市内だったので知り合いの方々にお声掛けしたところ、捜索に何度も出向いて下さった方もいらっしゃって…
飼い主さんもとても心強かったと思います。
有難うございました
9/28には3人で、新規でご相談を受けた場所に。
いやぁ…猫の多さに唖然
どうすんの、これ…って感じ。
慌てて、既に市役所に提出してあった11月分のチケット枚数を倍にして申請し直したくらい。
TPさんが ”さっき〇〇さん(世界のあっちゃん)がこっちに生後2か月半の黒白居るよって言うからさぁ…”
と連れて来られた先に居た、生後2か月半の黒白
捕獲器に入りません
その後、生後2週の黒白も…
とまぁ、おふざけは此処まで。
少し真面目にお話しますが、これがとても分かりやすいと思います。
9.pdf (town.isen.kagoshima.jp)
ちょっと文字が小さいですが、是非、拡大するかまたはご自身で検索して見て欲しいです。
ご存知でしょうか
今、牧場などにはペットであっても犬も猫も立ち入り禁止という事を。
(牧羊犬は別だそうです)
牧場には犬猫、当たり前~
と思っている方もいらっしゃると思います。
でも、今はダメなんです。
日本の法律で禁止されているのですよ。
そうは言っても居るんだから仕方ないじゃん
って思う方も居るかもですが…それを言い出したら、何も変わらないです。
一度には無理でも、少しずつでもまずはTNRで数を減らしながら、1匹でも譲渡なりしていかないと。
大体、この法律だっていきなり始まった訳ではないですから。
で、10月4日、イワシの日
仕事をしていたら、いつものようにTPさんから逐一、状況報告のLINEが届く。
この日は少し前に相談があったお宅で、春産まれ子猫の保護と親猫のTNRの捕獲。
そして、牧場で妊娠中と思われるという猫2匹と、ウィルス検査の結果次第で保護してもらえる猫、ウィルス検査無関係に保護してもらえる子猫の捕獲が予定されていました。
牧場の仕事の兼ね合いもあって、捕獲して良いのは11~15時と言われていたのが…
色々ありまして…捕獲は此方(牧場)でやると言われたとTPさん。
それだけではない、何故か依頼者さん、捕獲器ではなくてネットとか手袋、タオルを駆使して捕まえようとしていると。
既に、どうやったか1匹人馴れしていないのを捕まえて、ケージに入れて家に置いているって
ね…それ…誰が、どうやって、捕獲器に移すの
怪我したくないんですけど…
結局、世界のあっちゃんとTPさんでマジックハンドとネットを駆使して、ケージから捕獲器へ。
大袈裟な…と思われる方もいらっしゃるでしょうけど。
私たち、これが仕事ではないのです。
これで怪我したって、休業補償も保険も何もありません。
自腹で病院へ行って、痛い目に遭い、下手したら本業に支障も出ます。
事実、二人とも以前、怪我をして病院へ行っています。
夜間救急病院へ行った事も。
なので…どうか、どうか、猫ボラさんにTNRや捕獲をお願いする時は、兎に角、言う事を聞いて下さい。
それが出来ないのなら、全てご自身でお願い致します。
ま、長くなるので割愛しますが、すったもんだ色々とありましたが、無事にターゲットの4匹とターゲットじゃなかったけどの1匹の計5匹が捕獲出来ました。
1.3kg ウィルス陰性 3か月齢
このなんちゃってアメショ君は当日のうちにTPさんが地元病院にて初期医療を。
3連休中に別のボラさんが迎えに来て下さるのですが、それまでベテランスーパーボラさんが預かって下さいます
2.45㎏ 半年齢
こちらのグレー君。
初めて会った日から、私たちでも抱っこ出来る感じ。
人馴れもしているし、誰か預かって譲渡まで…と思っていたら、陰性なら預かりますよ
とお声がかかり。
ドキドキの検査結果は陰性
そのまま去勢手術、ワクチン等を済ませ、土曜夜遅くなり申し訳なかったのですがボラさん宅へ。
翌日から慣れ慣れで、ケージ内でフミフミスリスリしている動画が…誰でもええんかいっ
早ければ今月末の譲渡会エントリーを狙っているそうです。
で、TNRとなったコ達。
FVR コンベニア
BCS2 輸液
こちらの3匹さん、黒白2匹は人馴れしているんです。
特に1匹目は抱っこされているくらい。
2匹目もリターン時になかなか捕獲器から出なくて…出てもダッシュで逃げないくらい。
何かね…同じ場所で同じ日に捕獲していても、保護出来るコとTNRのコと
出来れば、皆、みんな保護してあげたいけどそれは無理。
人馴れしている猫、見た目が良い猫、病気・怪我で具合が悪い猫。
そういうコから優先されて保護されるとなると、見た目はよくある色柄で人馴れしていなくて元気そうな猫は…
いつまで経っても保護の順番が回って来ない。
それが本当に申し訳なくて、辛くなる。
先にも書きましたが、此処、本当に猫が多過ぎて…
少なくとも(数えただけで)36頭は居るそうです・・・
具合が悪そうな子猫ですら、保護出来ないでいます。
どう見ても風邪っ引きの子猫
見た目は良さそうな春産まれ…
だけど、もうお願い出来る所がないのが現実
どうにか次の春に子猫を産ませないようにするのが精一杯。
それだって、難しいと思います。
場所は変わって、もう一か所の依頼者さん宅。
病院で絶対♂ですよ
と言われ、いや、子猫連れてる母猫ですからと言い続けた大きな母さん
5.2㎏のデカさ…
この依頼者さん、ご自身でも保護して自宅で飼ったり、譲渡先を見付けてきたり。
お陰様で、当初はTNR予定だった春産まれ子猫たち。
保護猫として手術をお願いする事が出来ました。
先に保護されて、依頼者さんが手術に連れて行ったコも含め、皆さんウィルス陰性。
あとは家猫修行、頑張って下さい
翌日曜日、それぞれリターンして後片付けを行って。
暫しゆっくりするぞ~と思っていたら、世界のあっちゃんから朝にリターンした茶トラ母さんがーーー
とLINEが…
き、君、だぁれ
依頼者さんから、リターンした茶トラ母さんが子猫を4匹連れてきたと連絡があったと
このコで670gだったそうです。
1ヶ月ちょい~1ヶ月半くらいでしょうか。
春に産んで、夏にまた産んでいたって事ですよね。
道理で、毛刈りした時に、”あの大きな子猫たち、まだおっぱい吸ってるの”と思うようなおっぱいだったんですよねぇ…
依頼者さん一家、手掴み血まみれで(病院へ行ったそうです)3匹捕まえて残り1匹だそうです。
寒くなる前に、捕まると良いですが…。
もう少し早く、手術を…と思っていてくれたらこの子猫は生ませずに済んだ…んですよね。
今から、春まで数か月。
堕胎が少なくて済む時期です。
冬だから可哀想なんて言っていると、年明けたらすぐに早いコは発情期に入りますよ…。