予想通り3週連続TNRとなりましたゲラゲラ

日中、世界のあっちゃんは捕獲器を貸出しに。
TPさんも市内のあちらこちらに聞き込みやらなにやら。
今、何処か一か所にわっと猫が居るのではなくて、数年前からの取りこぼしとか新しく流れてきた猫とかの捕獲が多くなっています。
結果、一か所で何頭も捕まえられる事はあまりなく。
市内のあっちへ行ったり、こっちへ行ったりと移動に時間がかかります。
(ガソリン価格が安くなる事を切に願いますお願い

効率が悪い…と思われるでしょうね。
でもね、だからと言って猫の存在を知っているのに、数匹そのまま放置しておく訳にはいかないです。
それをやると、あっと言う間にまた猫が増えてしまいます。
オスしか残っていないから、別に良いでしょ。
なんて考えていたら、甘い。
♀だけでは妊娠しません。
♂だけが交尾相手を求めて移動する訳ではないです。

♀♂を探して流れてきたりします。

って事でTPさん市内をあちこち移動し、捕獲器設置。
他にも餌やりしているだろうに認めない家にメモ書き残してきたり。
捕獲器設置先の人とお話をしたり。
餌やりしている人のご近所さんからお話を伺ったり。

私はと言うと、仕事から帰宅後にダメ元で自宅敷地内に捕獲器設置。
その後、この日もベテランスーパーボラさん宅に猫のピックアップへ。

0時過ぎにTPさんと最後の交信をし(単にLINE遣り取りしただけですよゲラゲラ)リビング床で寝る。
私が寝ている間の1時台にTPさん、前から気になっていた”キ●タマデカオくん”と思しき茶トラを捕獲。

 

♂ BCS2 輸液200ml

タマタマは大きいかもですが、骨格の割には痩せていて(それでも5.45㎏)BCS2。

輸液必須となり、治りかけではありますが怪我もしていたのでその治療。

メス猫をめぐって散々、喧嘩していたのでしょうかえー?


この茶トラくん、前に送られてきた動画で、歩いているとタマタマが揺れているという笑い泣き
これで、仕事中にそんな動画を送られてくる事もなくなりますねゲラゲラ

3時前起床。
寝ている間のLINEに目を通して、まずはTPさんが設置したうちの近くの施設の捕獲器チェック。
ナメクジしか入っていませんぼけー
そこから別の場所へ向かうと、あ、怪しい車発見目
TPさん見ーつけた!
約束もしていないけど、同じ場所にて遭遇。
時間は午前3時50分ガーン
何やってんでしょうね…イイ歳のおばちゃん達。

その後、それぞれまた場所を変え、私も取りこぼしというか今年新しく見付けたものの捕まえられずにいた、茶トラ君を捕獲。

  
♂

実はもう1匹出てきたのですが、目の前での捕獲だったので今日はもう無理だろうと諦め。
聞いたばかりの新しい場所へ。

餌やりしている家の庭に野良猫がうじゃうじゃ居る。
子猫が一匹で走っているアセアセ
餌やりは飼い猫を何度も脱走させちゃっているタラー
別のボランティアさんが過去に子猫の保護と5匹のTNRをしている。
4月末に産んだばかりのグレーの猫が居るからそれは捕まえないで欲しい(子猫の為に)。

事前情報はこんな感じ。

どの家かは聞いていなかったのですが、該当する家はすぐ見つかりました。
めちゃくちゃ目立つ場所に置き餌してあるんですもん。
そして、周りで耳カットのない黒猫♂を発見。
盛大に他所の家の壁にオシッコかけていましたタラー

この濡れているの(わかる?)オシッコです。

捕獲器を準備しようにも、早朝5時前の住宅地。
騒音で邪魔しないよう、何処にでも車を停められる訳ではない。
やっと停めて捕獲器片手に近付くと、脱兎の如く見えなくなる黒猫くん。

探して回ると、先ほどの置き餌を食べている雉白発見。
敷地内には入ろうと思えば入れるけれど、勝手に入るのはNG。
ギリギリの道路に捕獲器を置くと割とあっさり捕獲。
パッと見、♀だなぁ。

 

♀ BCS2 輸液200ml 産後一か月

その後、あちこちの捕獲器を撤収してきたTPさんと合流。
他の猫を探して片手に捕獲器を持ちウロウロ。
結果、耳カットの無い三毛猫(これが餌やりが逃がしちゃった飼い猫と後に判明、そしてこのブログを書く前に戻ったそうです。)と耳カット有りの黒猫に遭遇したのみ。

これはもう、今日は諦めるしかないね…と思いつつ、通りすがりのおじさんに声をかけたTPさん
(因みに私は同じおじさんに先に遭遇していましたが、スルーして声をかけずウシシ

”猫?いっぱい居るよ。こっち入ったら良いよ!

とおじさんに連れられて入った先には、私がさっきから気になっていた…ニワトリ鳥の声が常にコココココ…コケーココココ・・・と聞こえる場所。
外から見ると鬱蒼と木々が茂っている間に何やら入口が有り、案内された先に居たのは…烏骨鶏。
”やっぱ、トリが居る所には猫居ますよねぇ…”と言うと、おじさんが”トリが居るから猫が居るって訳じゃないけどさー。トリの方が猫より強いから!
そ、そうなの?

おじさんの話を要約すると

 

コンポストの生ゴミを食べようと野良猫がくる。
5~6匹はいる。
今年も子猫が生まれている。
誰が餌をあげているかは言えない。

(”言えない”…よくある話ですね。)
 

TPさんのが話を聞いてくれている間、先に進むと如何にも怪しそうな場所に…居た。

 


母猫と子猫3匹。
さて、どうしたものか。
子猫の受け入れ先が有るのなら、今すぐ母猫も子猫も捕獲。
子猫の受け入れ先が無いとしても…この気温だし、大きさからしても夜にリターンすれば大丈夫そう。
幸い、敷地は広いので道にまでは恐らくまだ出ないだろうと。
念の為、ベテランスーパーボラさんに”この大きさなら、夜まで母親居なくても大丈夫ですよね?”と聞くと。

 

”うち空いてますから、連れて来て良いですよ。”ラブラブラブ

と有難きお言葉。
となったら、さっさと捕まえるのみ!
場所が不安定だったので、地面に降りて欲しくておびき寄せる為のウェットを置いて離れる。
来た来た…子猫たちがタラー
母猫ではなく、子猫が食べに出て来るってもう離乳しているのか。

捕獲器の位置を変えようと近付くと、シャーシャーピリピリ威嚇する母猫。
人馴れしていて可愛いってさっき聞いたんだけどなぁ…まぁ、子猫居るもんね。

置きなおしたところで、別の借主さん登場。
先に話をしておかないと、勝手に何やってんだームカムカになりかねないので、声を掛ける。
その借主さんと話をしている間、横目でチラチラと母猫と捕獲器を確認。
で、入ったーOK


即、取りに向かってくれたTPさんが ”子猫1匹、挟まっちゃったんだよ。逃げたけど。”と。
え…アセアセ
私の位置からは見えなかったのですが、後ろから1匹子猫が母猫にくっついて来て扉が閉まった時に挟まって逃げたと。
恐らく、怪我は無さそうだけど…と。
あーーーこれは私のミスだタラー
話していないでもっとちゃんと見ておくべきだった。
怪我が無いかどうかも気になるので、これはすぐにでも残りの子猫3匹を捕まえなくちゃならない。
でも、もう病院へ向けて出発する用意もしなくちゃならない。
鬼のような私、ほぼ徹夜で(ほぼじゃなく、完全に?)寝ていないTPさん


”あとの子猫3匹、捕獲よろしく!”押し付けて託して帰路に。

それではあんまりにも可哀想なので、世界のあっちゃんにHELP要請。
結果、私が家に着く前に3匹とも捕まり、世界のあっちゃんがベテランスーパーボラさんの元まで運んでくれましたウシシ
子猫たち、捕まった後でも捕獲器の中で食べていたそうです。

 


ベテランスーパーボラさん宅でもめっちゃ食べていたとの話で。
ゴハン足りていなかったんでしょうね。
母猫も痩せていると言われ、輸液してもらいました。

 

 

♀BCS2 2.65㎏ 輸液200ml コンベニア

爪も怪我で化膿タラー
出来れば母猫にもそんな暮らしは卒業させてあげたいけれど、なかなか難しい。
子猫だけでももう、保護出来るか出来ないかは早い物勝ちのシーズンえー?

そして翌朝のリターン時。
先に私が捕まえた雉白が餌やりが言うのグレーの猫と確定。
どう見たらこれがグレーなの??アセアセ

上矢印グ、グレー??


今回、関わった皆さんがこの発言に惑わされました。
(でも早い段階で私は、この雉白の事じゃないのーって言ってました。その都度、グレーって話だからと否定されましたけどね。)
猫の色柄、せめて猫飼っていたり、保護に関わるのなら正しく表現して下さい。
捕まえて欲しくない猫だと知っていたら、捕まえないですよ。
自分が3日前から見なかっただけで、3日前に捕獲されたので子猫は殺された(死んだ)と思っていたそうですよ。
私達、早くても捕獲は手術日前日のお昼頃。
基本、午後から当日の朝までしか捕まえないです。
また、病院で産後直後と言われた場合は医師の指導に従い、アチパメゾール打ってもらって当日夜にリターン。
産まれて直後だとか、理由があって捕まえないでと言われていれば捕まえないですよ。
大体、置き餌していて、常に見張っていたりカメラ設置でも無い訳で。
自分が見ていない=捕まった と考えるのが浅はかでは。

続いて、烏骨鶏鳥の場所へリターンに。
地主(大家)さんが居るというので、挨拶をしに…と伺うと、あ…昨日見てない猫…と子猫ーーーーアセアセ

 

  


手術も保護もOKを貰えているし、ベテランスーパーボラさんもまだ良いですよと仰ってくれたので、車に戻って捕獲器を設置。

だけど、親を捕まえても病院へ行く日までは一週間もあるので捕まえるのはNGブー

となると子猫だけ狙いで…はなかなか難しくもやもや
しかも二人とも予定有り(特にTPさんは仕事明けで寝ていない)。
小一時間粘りましたが、今日は諦める事に。

なかなかねぇ…市内と言っても家から近い訳でもない、よそ様のお家での捕獲って難しいんですよ。
さて、どうなるか。

最後になりますが…恐らくこれが”キ●タマデカオくん”の揺れるタマタマの見納めのはず。

もう揺れる事はないでしょうラブ