今年のゴールデンウィークは何だかお得感の無い祝日の並びでしたね。
4月最後のTNRは…予定外のでっかい顔のばかりでした。
まぁ、だけで増えるんじゃない。
超巨大…でした。
で、問題の此方。
この画像を見て、右耳、どこいった
ってなりません
体重は5.65㎏もあって、とてもご立派なんですがねぇ…
22時半過ぎにTPさんから狙っていた三毛ではなく、茶白が入ったとLINE。
暫くすると、”耳が怪我しているのか、カットの有無が分からない” と言ってこんな画像が届きました。
えぇぇぇぇぇ
これ、カット有り、無しの前に耳が無いやん
画像見て思ったのが、扁平上皮癌じゃないのって。
またはよくて耳血腫か。
もしかしたら去勢手術して耳カットされた後にこうなったのかもしれない。
でも、手術済ではない可能性だってある。
大きさと重さからしてである事は間違いないだろう。
となると、確かめる方法はただ一つ。
”タマタマ、摘まんでみりゃえーやん!”
”今、家に居るよね。”
”一緒に見てもらっていい?”
というTPさん。
良いけどさぁ…良いけど、イイおばさん二人が夜遅く(23時)にウチの前で猫のタマタマチェックすんの?
ちょっとなぁ…
住宅地で夜遅くに話し声やら、車のドアの開閉音は迷惑なので、いつも待ち合わせする某商業施設の駐車場で待ち合わせ。
使い捨てゴム手袋をして、捕獲器の網目から指を入れて摘まむ。
当然、嫌がって逃げる茶白くん。
ごめんよぉ~と言いつつ、摘まむ。
おっ中身有り
目出度く?去勢と、一緒に耳も診てもらおう。
よく見たら前足も怪我しているっぽい。
では、カバーをかけて預かるぞと思ったら、TPさん
”ちょっと、摘まんでみたい💛”
何で?と聞いたら今後の為にだそうで
飼い猫のは皆、去勢されてから迎えたから、触った事ない。
中身が有るのと無いのとの違いを知りたい。
と向上心に満ち溢れた発言
って事で、夜中に駐車場でオス猫のタマタマを摘まんで確認するアラフィフおばさん二人。
そろそろ、通報されますかね。
ちょっとふざけて書きましたが、茶白くん捕まって良かったです。
耳は幸い扁平上皮癌ではなく、耳血腫の酷いやつ。
でも、もう治っているそうです。
それよりも前足の怪我の方が化膿が酷く、洗浄焼烙してもらい、コンベニア注射。
5.65kgの体重が恨めしいぜ
でもできる限りの治療が出来て良かったです。
私共の猫は3匹でしたが、いつもお世話になっているスーパーベテランボラさんのところからも3匹。
2匹のメスと1匹のオスでした。
1匹は既に出産後で、子猫はが保護済み。
もう1匹は昨年生まれっぽく、幸いにもまだ妊娠もしておらず。
一度も増やす事なく、不妊手術が出来ました
そして、1つ誰にって訳ではなく、TNRに関わる方々、このブログを不幸にも(?)読んでしまった方々にお願い事が。
このお預かりした中の1匹。
何で濡れているかと言いますと、手術前に麻酔した状態で獣医師による洗浄(シャンプー)を行ったから。
餌やりが慣れてきたからとキャリーに誘い込んで捕獲したそうです。
でも、キャリーの中にはペットシーツが1枚も無い状態。
それでいて、前日の日中に捕獲されていたのですから。
オシッコも出るし、ウンコも出る。
更にそれが軟便だったらしく。
道中、クサイのは我慢しましたが、麻酔かけて出した猫がウンコでベタベタのドロドロ
スタッフの方からも ”ヨノさんのこの猫、どうしたんですか。ネズミみたい…くさっ!!”と言われる始末。
このままじゃ手術も不衛生で無理だよとなり。
結局、麻酔下で洗う事に。
濡れたままだと体温も下がりますし、手術中は身体の下にカイロを敷いて。
終わったと同時に、麻酔が覚めるまでドライヤーで乾かす。
余計な費用は勿論、猫にも獣医師にも負担がかかります。
じゃ、どうやって防げばよいの?って。
それはもう、捕獲器を使うのみ!
捕獲器なら、捕獲器の外からペットシーツで巻けば、汚れても取り換えれば良いだけ。
猫も汚れにくいし、濡れません。
どうしてもキャリーをというなら、必ず、ペットシーツを多めに敷いてやって下さい。
汚れたら、引っ張り出す事も出来ますので。
どうぞ、宜しくお願い致します。
最後に。
迎えたオス猫は皆、去勢済だったというTPさん。
よく考えたら、一昨年一緒に捕獲してそのまま家のコになったオスは未去勢やったやん
と後日、突っ込んだところ…そういや、触った事あったわ。
だそうです。
ちゃんと感触、覚えておいてねっ