2月は節分節分
鬼は外! と言えば…ねこはうち!!

何とか、1匹でも多くの猫を外暮らしから家(うち)暮らしに…したいですよねぇニコ
でもそれがなかなか難しいので、その為にも産ませない!
産ませない為に…今月も第一週から、捕獲です。
(プラス、飼い猫は絶対に家の中だけでね!)

午後に入って、早速、世界のあっちゃんがターゲットであるキジトラ♀を捕獲。



このコが後ほど、たいへーーーんな目にびっくり
その後も頑張るけど、手術済猫が邪魔だったりで捕まらず。

そことは別に、人馴れしていて餌やりが抱っこで捕まえられるという猫が居ると連絡が。
いやーーーダッシュ

餌やりが言う”抱っこ出来る””手掴みで捕まえられる”は信用ならない。
お願いだから、やーめーーてー
ーー!
何で敢えて手掴みしなきゃならないの?
お手て繋いでランランラン音符ルンルンって病院へ行くんじゃないんだよ。
麻酔打ったりしなきゃならないし、手術後に身体を伸ばせる為にも捕獲器が一番良いの!
失敗したら、猶更捕まらなくなるからっ!!
絶対にやめてー!!!!!!
世界のあっちゃん怒りまくる送りまくる私。

世界のあっちゃんはちゃんと言う事を聞いてくれて、捕獲器でトライしたものの入らずで。
餌やりに捕獲器を預けて撤収したという、夜中0時過ぎガーン

さて、どうなる事やら。
今月は諸事情により(って私の勝手な事情ウシシ)なるべく早めに今月のTNR予定を済ませておきたい。
それなのにまだ1匹じゃ、先行き不安。
世界のあっちゃんの話では、例の畑の餌やりが翌朝7時に餌を与えに行く(それまで絶対に与えるな)との話。
なので、その頃にオレ行きます!と。

となったら、その前に行くしかないでしょー。
まだ薄暗い中、6時前くらいに到着。
車が来ると、猫達わらわらと出てくる。
でも私達が遣り取りしている餌やりは、徒歩ランニングか自転車自転車で来るそうなので…
多分、誰か他にも車で餌やりに来ている人が居るんじゃないかなぁ。

手術済もチラホラ居て、そういう猫が逃げて行ってくれれば良いのに。
餌欲しさに私の車のそばにまでやって来てしまう。
ここ、三毛率というか♀率が高いので、妊娠前に一匹でも多く♀から先に捕まえたい。
♀が多いからか、案の定、初めて見る大きな茶トラ♂まで来てしまっているショック

で、捕獲出来たのが…

   
♀              ♀              ♀ 風邪 2.4㎏ コンベニア

全部♀
この茶トラは前述のお初の大きな茶トラ♂ではなく、前から狙っていたコ。
まさか♀だったとは。
三毛2匹を捕まえて、この小さい茶トラがなかなか入らず。
他の猫も流石に警戒して寄ってこなくなったところで、世界のあっちゃん到着。
大きな茶トラは一度、捕獲器の扉に引っかかったのを機に何処かへ行ってしまい。
何か喧嘩している声だけ聞こえる始末。
探してみるんだけど…何せ…ここ…足場が悪いというか、田舎過ぎて…

  
こんな場所なんですよショック
林間学校に来た気分になる。

結局、三毛2匹で、茶トラちゃんに手こずる。
7時をかなり過ぎても餌やりは来ない。
餌やりが来たら、猫戻ってくるんじゃと世界のあっちゃんが言って、電話するとまだ家に居たぼけー
流石に普段から来ている餌やりが来たら、戻ってきた茶トラちゃんと手術済数匹。
何とか茶トラちゃん捕獲。

で、思い出したよ。
昨晩の抱っこで云々の猫はどうなった??
何と…餌やりが結局、抱っこなのか何なのか分からないけれど、洗濯ネットに入れてキャリーに入れてあると。
そんな慣れてんの??
飼い猫なんじゃない?と聞くと、少し前から痩せた状態で現れ、ずっと居座っているとか何とか。

その猫がこれで…



手術済のオスやーーーん!
抱っこ出来るとか、ネットに入れられるとかだったら何で、タマ、摘まんでみないのよーーー!
摘まむんだよ、タマ!タマを摘まんだらすぐ分るでしょっ!!!
手術済のオスタラー
長毛ですらないガーン
そんなの掴まされたとは…えーん
タマを掴みたかったよっ!!!

餌やりはタマがあったと言ったそうですが。
それはタマじゃない!袋だ袋っ!!!空っぽのタマに用はないっ!
あ、因みに、こんな顔です下矢印



去勢済だった事。
割と慣れている事から、もしかして迷子の可能性も考えて、迷子猫サイトに世界のあっちゃんが載せています。

今回、大変だったのは一番最初に捕まったキジトラちゃん。
毛刈りしようと仰向けにしたら、ん?何、このお腹の腫れは…ま、まさかの腫瘍ガーン


”何か…お腹、変なふくらみが…”と獣医師に声をかけると。

”あーーーヘルニアですよ。でっか!臍ヘルニアですねー。”
毛も有るので、私の素人目視では直径8㎝程の不自然なふくらみがお腹に。
押すと戻る…。

折角、麻酔して手術するんだから整復しましょうとなり…
次、スペース空けて、モノクロですし小さいけど画像出るので、苦手な方はすっ飛ばして下さいね。








 

”ヨノさん、これ握り拳入りそうな大きさですよ” と言われたくらいの穴。

 

 

縫合してもらったけれど、通常の不妊手術の傷の何倍もの傷口に。
中の筋肉だけで20針くらいだそう。
それ以外にも縫っているから…
麻酔も相当入っているし、3~4日は養生させてあげて下さいと。
餌やり宅に此方のケージを貸して、養生させてもらう事になりました。


♀BCS3 3.55kg コンベニア 輸液 子宮内膜症 臍ヘルニア整復

何度か産んでいたキジトラちゃん。
今回、捕まって良かった。
あんなお腹で授乳してたんか。


土曜に手術して翌火曜からやっと食べ始めたとの事。
これを伝え聞いたのが水曜で…もっと早く伝えて欲しい。
幾ら手術時に輸液していたとしても、これが自分ちの飼い猫だったら。
診察に連れて行くし、入院させるよなぁ。

そういう事はしないのに、貸したケージには2日程しか入れずにフリーにしてソファーで寝てた…とか。
家に飼い猫も居たよねぇ…餌やり宅ガーン
駆虫薬はつけているけれど、ウィルス検査もしていない、そんな野良猫を家でフリーにする。
ちょっと私らの感覚とは違い過ぎ。

外に暮らす猫の問題も大切だけれど。
家で暮らす猫の適正飼養出来ているかの問題ももっと知られて欲しいなぁ。

”ねこはうち!” が 当たり前になり。
その”うち”で暮らす猫たちが衛生的で、満たされた状態で暮らすのが当たり前になって欲しいねぇ。

って事で、”ねこはうち!”
とウチの愚息ちゃんも申しておりますよ。