8月最終のTNRです。
私がなるべく、家を空けたくない事も関係したのかしていないのか…
またしても皆さんで、私が捕獲に出なくて済む頭数を捕獲してきてくれました
って、実はまだまだ捕獲しなければならない猫は居るのですが
9匹以上になると、車内で捕獲器を重ねなければならなくなるのです。
夏の暑い時期、捕獲器二段重ねはエアコン稼働していても、猫達が熱中症にならないかと心配で。
それで昨年は8月はお休みしたくらいです。(って、私が諸々の申請をし忘れたというのがメインの理由でした)
今回は初夏に通っていた例の信楽焼のタヌキさんの居る現場での捕獲だったそう。
懐かしい
以前、親猫たちを手術した際に産後と言われた子猫達が大きくなってきたので…という事でした。
早ければ4か月で妊娠してしまいますものね。
可能なら里子に…とも思ったものの、もうどれも難しい月齢。
せめてこれ以上、増えないようにと。
しかし餌遣りは”もう手術しなくて良い。は全部終わった
”と言っていました。
それを然るべき行政機関の方々と世界のあっちゃんとで説得?してくれました
が全部終わっていれば良いというものでも無し。
それに春産まれの子猫達が全部とは限らないでしょうよ。
って事で信楽焼のタヌキさん現場周りで捕獲されてきた春産まれのコ達。
案の定、の方が多いやんけー
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朝、世界のあっちゃんから受け取った際に捕獲器を覗いて、ちっちゃ…と思ったは思ったのです。
でも計算からすると3か月半から4か月手前にはなる子猫たち。
此方の病院では1㎏未満の子猫にはワクチンを打たないので、体重測定。
何とか1㎏ジャストやら900gやら…
普通、3か月半から4か月なら大きなコなら2kgあっても不思議ではない。
月齢、間違ったとも一瞬思いましたが、獣医師からも ”あー、3か月半はいってますよねぇ…。”と。
全頭、術後に輸液。
捕獲器に戻す際には、カイロと餌を入れてもらいました。
特に1匹目と3匹目の三毛猫2匹。
あまりにも小さいのもあって、”術後3日程見てからリターンして下さい” との事。
え…そんな事言われましても
リターン前提のTNR。
1㎏あれば手術可能という事で捕獲している。
(術後、数日養生させられるなら、500gでも出来ない事はないとも…)
怪我や風邪が酷ければ、養生覚悟で連れてくるけれど。
幸い、このコ達、誰も風邪を引いているのは居ない。
まぁ、風邪を引いていた子猫達はとっくにこの世には居ないのかもしれないだけかも。
事実、ここから少ない数ですが、保護され預かりさんの元へ行った子猫達の中でも亡くなったコが居ます。
前にここの成猫たちをTNRした際も、痩せ過ぎや風邪で状態が悪い猫ばかり。
餌遣りにそれを伝えたところ ”餌は十分やっている” とお怒りに
また、”野良猫なんだからこれくらいで当たり前”と言った別の場所の餌遣りも居たっけなぁ…。
家の中でフクフク&ヌクヌクと何の心配もなく暮らしている猫を見た事ありますか
特別出演フクフクし過ぎでは
元野良猫、これでもFIVとFeLVのWキャリアの大ちゃんですっ
全ての猫を保護して幸せにしろと言っても無理なのは分かっています。
だったら、せめて、ガリガリで風邪っ引きの不幸な猫を増やさないようにしようとは思わないですか
餌だけあげている人達、不幸せな猫、増やしたいですか
このコなんて、とても生後3か月半の子猫に見えないですよ
この逆三角形の輪郭。
お肉は何処へ行ったのよ、お肉は。
子猫らしい丸々とした可愛らしさの欠片も見当たらない…。
別の場所で捕獲された成猫ののみが輸液も何もなくワクチンと駆虫のみ。
18時半過ぎになり、そろそろ帰り支度をしようかなぁ…と自分の連れて来た猫たちの様子をチェック
子猫たちの中には餌入れに顔を突っ込んだまま、まだちょっとボーっとした顔のコも。
でも、まぁ、皆さん起きてはいる…と、ん
一匹だけまだ、眠ったままのが…これはアチパメ打って貰わないとダメかな。
先日、打ち忘れた分、返金ではなく今日打ってもらわないとダメかな…って、えっ
ちょ、このコ、息していないんじゃない
じっと凝視するも、う、動いていないよね、お腹。
慌てて、捕獲器の扉を留めてあるビニールタイをほどいて、扉を開ける。
耳たぶに触る。
冷たい。
ふと見ると剃ったお腹の表面に現れている、ノミ、ノミ、ノミ。
これ、生きてない。
経験で知ってる。
野良猫が死ぬと、体温が奪われてノミが次の宿主を求めて体表面に上がってくる。
このコ、生きてない。
”すみません!このコ、息していないと思うんですけど!”
”耳も冷たいし、ノミが上に出て来てるんで!”
すぐに先生が捕獲器を叩いて、反応が無いのを見て取り出す。
手術台に乗せて、蘇生を試みてくれてはいるけど…もう無理だなと思った。
だって、本当に本当に冷たかったんだもん。
まだ柔らかかったけど。
離れて様子を見ていたけど、もう生き返らないと分かってた。
さて、この後、どうしたら良いか…を考えていた。
冷たいと言われても、それを考えていた。
”術後ちゃんとチェックしていたのか。”
”チェックしていた時は呼吸していたのか”と聞く院長。
(チェック時、弱いけれど呼吸はしていたそうです。)
私が気付いた時、恐らく術後に捕獲器に戻した体勢そのままだった。
一度も起き上がった様子なし。
恐らく、手術の失敗ではなく、最初の麻酔で何かあってその影響だと思う…との事。
”何でヨノさんの猫ばっかり…すみません…ホント。可愛いコなのに…。”と獣医師。
ん?ヨノさんの猫ばかり??
あぁ…そう言えば、6月に横隔膜ヘルニアで亡くなった猫も茶白のメスだったな…と思い出す。
”前の横ヘルのコも茶白のメスでしたね…私、茶白のメスと相性悪いのかも…(苦笑)”
苦笑じゃないよ…と思うけど、何かもう力なく笑うしかないというか。
怒るものでもない、子猫には悪いけれど泣くほど悲しい別れ!という訳でもない。
何て言うか… ”何で?” ”何が良くなかった?” としか浮かばずで。
頭数の多い、集団手術だったら、もうやりようが無いのかもしれない。
飼い猫の手術とか、もっと頭数の少ない病院だったら、術後もしっかりケア出来るだろうけど。
予算や猫の頭数を考えたら、一般病院での手術なんて無理。
だからと言って、こんな事が続くのでは何やってんだろうって。
仲間内に連絡。
餌遣りには世界のあっちゃんが嘘、隠し事なくそのまま伝えてくれたそう。
餌遣りが敷地内に埋葬するとの事でした。
私なりに考えた結論は、保護ではないTNRの場合、1kg無さそうな子猫は捕獲しない。
大きくなるのを待って手術するしかない。
もしかしたら、捕獲出来ずにその子猫がまた次の子猫を産んでしまうかもしれないけど。
そしたら、それも保護かまたはTNRするしかない。
何か…虚しいよね。
これ以上、外に猫を増やさないのが目的と言っても、死なせて増えないようにしたい訳ではないもの。
何だかね…何だろね。
尻切れトンボですみません。
何か、上手く纏まらない。
私と茶白のメスの相性が良くなりますように…(違うか…)
すみません。