ブログのサイドバーでご寄付のお願いを通年掲載しているものの、記事としてお願いする事は多分、これが初めてだと思います。
私は野良猫のTNRやそれに関係する費用は餌やりが払うべきと思っています。
自分で不妊去勢手術にも連れて行けない、そして費用も出さない人は餌やりするな。
そうすれば、私達が寄付のお願いをする必要もないです。
全く無関係の方々がお金を負担する事はないです。
でも実際問題、そういう事は少ないです。
里親さんになってくれた方々、過去にTNRや保護の為の捕獲をお手伝いした方々からのご寄付を充てさせて頂いています。
少し前に書いた此方のブログ
3月に此方で引き受けた子猫達の1匹、おこわ君が先月、FIPドライタイプと診断されました。
モルヌピラビル使用で治療中です。
入院時は悲壮感アリアリでしたが…
お蔭様で調子は上向き
各種数値も良くなってきているとの事。
とは言え、週一の通院で検査(都度、検査が必要だそうです)と次回までの薬代で1回で1万超えは当たり前。
この先、体重が増えれば(増えてくれるのは嬉しいけど)投薬量も増え、価格も上がる
おこわ君の歩行です。
神経症状がある為、真っすぐ歩けず、ヨロっとなります。
これでも随分、良くなったそうです。
それでもまぁ、おこわ君1匹なら、今までに頂いたご支援金で何とかなるだろうと思っていました。
然しやっぱり…
私(達)は甘かったです。
さっさと言います。
おもち君もFIPドライタイプと診断されてしまいました。
同時期にFIP猫が2匹。
どないせーっちゅーねん
おもち君については、保護当初は4匹の中で唯一2kgを超えていました。
人馴れも一番進んでいたので、このコはすぐに里子に出るだろうと楽観視していました。
ところが、モカさん曰く、
”何か変なんだよね。覇気がない。”
”グニャグニャというかフニャフニャ”
”力が入らないっていうか、元気なんだけど…持ち上げても伸びたまま。”
でもまぁ、そういう猫も居るよねぇ~って思っていました。
4匹皆で下痢パネル検査をした時も、おもち君だけが腸コロナウィルスもトリコモナスも陰性
カンピロバクターは陽性だったものの、様子見でOKとの診断。
里親さんも内定し、里親さん宅のリフォームが終了したらトライアル予定でした。
他の3匹がトリコモナスやら腸コロナで服薬が大変な中、おもち君は良かったねぇ~って。
が、”大きくならない。何かおかしい。”とモカさん。
気が付いたら、一番大きかったおもち君が皆に抜かれて、一番小さく
そのうち、また酷い下痢を起こし。
保護時2.3㎏だった体重が、2.1㎏に
耳も黄色い、黄疸かもという事で今週早々、おこわ君の診察時におもち君も診察となり。
少し前のおもち君です。
6/21のおもち君。
ちょっと目がおかしいというか…目が窪んでいる?
若干ではあるものの腹水も認められる。
発熱、下痢、黄疸が見られる、諸々の背景(おこわ君と兄弟、多頭崩壊現場出身‥等)を考えFIPでしょうとの診断。
でも、ちょい待って
おもち君は、腸コロナウイルス陰性だったよね
それなのにFIP
確定診断の為に少しだけ採れた腹水を検査に出しつつ、結果を待たずモルヌピラビル投薬開始となりました。
幸い、入院は1泊で退院できましたが、昨日、検査結果が出まして。
腸コロナウィルス陽性
トリコモナス陽性
FIPドライタイプ
はい
腸コロナウィルス陽性もびっくりですが、トリコモナスも
おもち君だけは陰性だったから、モカさんちのコや、トリコモナス治療を終えたおこめ君たちと一緒にしてたよー
って、事は全頭、ロニダゾールで駆虫開始になるって事
下痢パネル検査って…何なの
潜伏期間だったって事
幸い、今のところ他の猫達に下痢症状もなく、普通の検便では何も出ずとの事。
でも、ここでしっかり叩いておかないと、いつまで経ってもすっきりしない。
既にロニダゾールでの駆虫を済ませていた、おこめ君も含め、モカさんちの全頭、近々ロニダゾールの投薬開始となりました
モカさんちの飼い猫たちの薬代は自己負担するとの事。
非常に申し訳ないし、半額此方で出すよと申し出たもののNO!との返事。
多分、おこわ君だけでなく、おもち君もFIPと診断され、今後の医療費を考えての事ではないかと…
で、その医療費です。
おもち君のFIPに関する治療費も恐らく、おこわ君と同じだけかかると思われますので、
25~30万円×2 で最終的には 50~60万円 になると思われます。
おこわ君の時に、TNR猫の事や他の保護猫の事を考えて、治療費の上限を決めようとなり、25~30万と言われたその金額に設定しました。
それ以上は、ご寄付を貯めて来た中からは出さない。
だけど今回のおもち君の同時FIP発症。
おこわ君は治療するのに、おもち君は治療しないという訳にはいきません。
おもち君のFIPに関わる支払いはまだ始まっていませんが、6/20時点で残高は607,306円。
ここにほぼ毎週発生するTNR時の医療費を考えると…2匹の治療が最短で終わっても恐らく残高はマイナスに。
事実、先週のようにTNRで捕獲した猫が横隔膜ヘルニアだった場合。
一度に数万円の費用が飛んでいきます。
私、横隔膜ヘルニアと聞いた時に、頭の中で、”入院費が一泊2,200円で、7泊で15,400円…手術代は幾ら”
”おこわの治療費の件もあるのに”とプチパニックでした。
バカみたいと思われるでしょうが、そんな事を考えたから、八千代ちゃん、死んじゃったんじゃ…なんてちょっと思ったり。
そして、おこわ君とおもち君、生後9か月の今でも乳歯が数本残っています。
グラグラしてこないので、そのうち、全身麻酔で抜歯しないと…と言われています。
(おもち君、少し前に口を痛がって、グラついていたのだけは抜いています。)
今はとてもじゃないけど、全身麻酔なんて出来ないので見送っていますが…今後、麻酔下での抜歯も発生
3月に引き受けたこの長毛猫たち10頭。
1頭の預かりさんはその方の元でかかった費用は医療費含めて一切、請求しないでくれています。(すみません…)
それでも現時点でこのコ達にかかった費用が507,143円
里子に出たり、トライアル中で仮に受け取った譲渡費用が4頭で80,545円。
この他、1頭マルガリータちゃんはベテランスーパーボラさんの元で、トライアルが決まったそうです
が、残り5頭中2頭がFIP。
その2頭と兄弟のおこめ君もいつFIP発症となるか分かりません…
念の為、エコー検査を行い、腸のリンパ節に若干の腫れがあるものの今のところは大丈夫(恐らくトリコモナスの所為との話)。
別の預かりさん宅の1頭はトイレが完璧ではなく(多頭崩壊あるある…)オシッコがきちんとトイレで出来ない。(ので、なかなか里親さんは現れそうにない)
この調子でいくと、9月頃にはTNRを中止するしかないかな…と考えています。
秋生まれの子猫を産み出さない
寒い冬を乗り越えられない子猫を作らない
そういう意味で、秋のTNRって大事なんですが…
という事で長くなりましたが、改めて…
おこわ君とおもち君の2匹のFIP治療の為、そしてTNR猫の為にご寄付願えないでしょうか。
いつも言っておりますが、私達、日々のフード、トイレ砂やペットシーツ等の消耗品、キャリーや猫ベッドなど全て自腹です。
TNR時に必要な捕獲器、捕獲用の道具、ガソリン代も一円も寄付を使っていません。
ご寄付は全て猫達の医療費のみに使用しております。
以前は療法食の場合、ご寄付を使わせて頂いた事が数回ありましたが、今回の猫達の療法食、全て預かりさん(TPさん、モカさん、匿名Kさん)が負担しています。
正直、”まだ残高あるくせに何、寄付お願いしてんだよ…”と思われるんじゃないかな…と思っています。
でも、まさか2匹もFIPになるとは考えもせず。
また先日のようにTNRの猫に急に大きな支出が発生するかもと思うと、ギリギリではやっていけないと痛感しました。
もし、お力添え頂けるなら、ご支援お願い致します。
ぱるる口座・ゆうちょダイレクトの場合
記号:10110
番号:95549661
口座名:チェリー キャット ヤチヨ
他金融機関からの場合
銀行名:ゆうちょ銀行 (銀行コード9900)
店名:〇一八 (読み ゼロイチハチ)
店番:018
預金種目:普通預金
口座番号:9554966
口座名義:チェリー キャット ヤチヨ
おこわ君とおもち君の預かり主のブログは此方
いぬさまねこさま(モカさんのブログ)
どうかよろしくお願い致します。