4月が始まりました。
3月半ばにお預かりした、長毛たち。
どうにもこうにも、状態が良くなってきません
下痢、軟便、鼻詰まり…
とここまでを先週、打っていたらですね…昨日(4/13)になって、おこわ君の検便の結果、トリコモナス
となると4匹皆、怪しいって事になりますよね。
たまたま今日からモカさんが不在。
通常のお世話なら、ご家族が可能なのですが、苦い薬を朝晩2回、4匹にとなると難しい。
って事で、本日から4匹さん…入院治療となりました
ま、その方が安心と言えば安心ですよね。
皆様からのご支援のお蔭で、入院させてやる事が出来ます。
心からお礼申し上げます。
あまり言いたくないのですが…この長毛たちを繁殖させてしまい、多頭崩壊に陥らせた方々からは一銭も頂いておりません。
たまに思うのですよね。
何で、原因となった人達の懐が全く痛まないのか。
そして、マルガリータちゃんも別の病院で診察。
治療していた耳からはマラセチア菌が見られ
顕微鏡では何も出ないものの、下痢なので、そのまま外注にて下痢パネル検査へ。
高額な目薬も処方され…
お願い、もう、何とか治って
とここまで書いておきながら3週間近く経っておりました
取り急ぎ、今年度のTNRも始まりましたよと。
この8頭さんともう1頭、いつものベテランスーパーボラさんからお預かりした1頭で行ってきました。
去年生まれと思われる3匹は皆、堕胎。
同じ現場の2匹、黒白くんと白雉くんはそれぞれ結構な怪我プラス、白雉くんは臍ヘルニア。
黒白くんのほっぺたから首。 黒白くんの前足。 白雉くんの後ろ足
♀を巡っての喧嘩なのか、縄張り争いなのか未去勢♂同士の喧嘩は激しい。
飼い猫なら、治療も簡単なのでしょうけど。
白雉くんの後ろ足は、過去に骨折していたんじゃないかとの事。
既に固まってしまっているので、傷の洗浄とコンベニア注射くらいしかしようがないとの話でした。
大きいけれど、BCS2で痩せ過ぎとの事で輸液200mlも。
此方は白雉くんの臍ヘルニア整復。
臍ヘルニアに関しては手術が必須という訳ではありませんでした。
でも、どうせ去勢の為に捕まり、麻酔もかかっているのなら、今後、酷くなるかもしれないし…と。
ただ、術後は数日は養生必須と言われ、だったら無理か…となったのですが。
市内のボラさんが、ケージで数日預かりOKですと言って下さったので、手術に踏み切れました
過去にも断尾になった猫の養生で預かって頂きまして…いつも有難うございます。
しっかり経過観察した後に、リターンしてきました。
TNRの猫たちの医療費も、保護した猫達の高額な医療費も(特に今回は恐ろしい事に)皆さまからのご支援のお蔭でお支払い出来ております。
療法食は今のところ、預かりさん達が自腹切って下さっていますが、もしかしたら、今後、ご寄付の中から賄わせて頂くかもしれません。
頭数が多く、なかなか里親募集出来るまでの体調に持っていけなくて…
ご理解頂ければ幸いです。
弱小猫ボラ集まりの私達…過去最高の一か月分医療費だな、これ
お支払い出来る事に感謝しております。
早く里親募集開始出来るように人も猫も頑張ります。