5/21に預かって不妊手術に連れていった猫が産後1か月。
そりゃ子猫を探さなきゃーガーン
ですが、保護先が無いのに探し出してもどうしようもないぼけー
かと言って
”大きくなってTNRすれば良いじゃん”じゃ、外に暮らす猫は減らないですぐすん
少しでも可能性が有るなら、子猫でも成猫でも家の中で暮らす猫にしていきたい…いつもそう思っています。

その母猫の毛刈りをしたのは私なんですが、乳首の感じからして、恐らく子猫の頭数は少ない。
1~2頭だなと見込んでいました。
この頭数なら預かって下さる方も居るのでは…って事で、いつものベテランスーパーボラさんからOKが出たので、探しては居たのです。
母猫のTNRをして下さったボラさんとご両親にも”絶対、子猫連れてくるから”とお願いしていました。

初登場は6/13の午後。

  
母猫も小柄な雉トラなのですが、もっと小さな雉と黒ラブ
やっぱり2匹しか居ない。
TNRして下さった方とそのご両親に、あーだこーだと口出し(アドバイスとも言うゲラゲラ)し、何とか子猫達だけを捕獲機で…と。
翌日の早朝、手動式にした捕獲機を持って仕事前に行ってきましたよ。
ここ、2年前にも子猫探しをした現場。
それ以降、今回のTNRボラさんが何匹もTNRして下さったようです。
でもこうやって生まれてくるものですね。
と言うのも、不妊去勢もせずに餌やりしている方もいらっしゃるようでムキーッ
(因みに今回、TNRして下さったボラさんは餌やりをしていません。)
3月に突如現れたのでTNRする為に餌付けを始めた。
妊娠していた事も、産んだ事も全く気付かなかった(性別すら知らなかった)。

とのTNRされたボラさんのお話。

TNRを確実にしたいが為の餌付けは分かります。
ただ、それが長引くのはどうなのかなってえー?
私だったら…TNRの為の餌付けは長引かせません。
まず、飼い猫では無い事がはっきりしたら、即、捕獲出来るようにします。
捕まえられないにしても、性別のチェック。
この時期の健康な♀なら、妊娠しているのが当たり前。
猫の妊娠期間は約60日。
一日でも早く堕胎した方が母体の為です。
餌付けに1か月以上もかけていたら…お腹の子供はどんどん育つだけ。
そして、餌付けで通ってきているなら、その個体の様子をよく観察する事が大事です。
よく見ていればお腹が大きくなっていく様子、産んだ後のペタンコのお腹。
食べに来なかった日があったかどうか、それは連続していたかどうか。
(出産するとその日から数日、来ない事が有ります。)
授乳していたら、猫によっては乳が張っていて、乳首が目立つ事も。

あとね…TNRの為の餌付けと言っても、餌を与えていたら…そりゃ、情が移るってもんですよね…
術後の猫をどうするか…悩むのが嫌なら、長い餌付けは良い事ないです。

13日の子猫デビューから、早朝に探す私、日中にご近所さんに聞き込みや捕獲機の設置のお願いに回るTNRボラさんとご家族。
だけど全く目撃情報が出て来ない。
餌場に来るのも親だけ。
お手上げだなぁ…と思っていた17日の早朝。
犬の散歩の方が、”さっき親子2匹で居るのを見たわよ、シマシマの親子。”と教えて下さって。
親子で2匹?シマシマだけ?黒い子猫はどうした!? (めっちゃ黒猫贔屓黒猫あたま

そこへ母猫だけが登場、後をつけていくと母猫が鳴いて鳴き返す声。
車の下に入った母猫が雉トラの子猫を咥えて、出て来たー!!

ついに子猫目視出来たー👀👀👀
って、何でさっきの犬のお散歩の方!犬を連れたまま親子を追いかけるのぉぉぉ笑い泣き
子猫、首根っこ咥えられて、背中を引きずられていて、それでも咥えたままアワアワする母猫。
子猫、母猫を振り切ってダッシュで逃走ダッシュ
追う母猫ダッシュダッシュダッシュ
取り残された犬のお散歩の方と私…
でも、まぁ、やっと目視出来た。
今週末が勝負ウシシ

って事で、金曜夜中と言うか土曜早朝、まだ薄暗い…3時半頃だったかな。
現場に車停めて、準備しているとのエンジン音とヘッドライトの灯り。

TPさん登場ゲラゲラ
全く待ち合わせどころか打ち合わせもしていないのに、何でこの人、約束したかのように現れるかしら。


5時半過ぎには母猫をTNRされたボラさんもやって来て、3人で探すも見つからない。
やっと、母猫だけ目撃されるものの子猫の姿は無し。
7時近くなって、居た!!

良かった!黒子猫が居る!!って言うか、雉子猫も居るし、母猫も居るし、黒い成猫も居るしって…お父さんやーーーん笑い泣き
  
1枚目手前から父親(TNR済)、母親(TNR済)、奥に黒子猫。
2枚目に母猫と子猫2匹。

でもって…前の週に去勢手術済みの父さんですが、未だにアオアオ鳴いて子猫傍らに交尾中ぼけー
こういうものなんですよ、猫って。
幸い、両親ともTNRボラさんが頑張って、手術してくれた為、もうこの2匹からは生まれる事はありません。
でも、これがもし手術していなければ…2か月程の子猫が居ても、次の交尾を始めてしまうんです。
2年前にもここで、子猫は先に保護出来たものの、母猫が捕まらず、結果、母猫をTNRした時には既に次の子猫が生まれた後でした。
計算すると、先の子猫が居た時には既に交尾していた事に。
だから、話が戻りますが…TNRすると決めたなら、時間をかけずにさっさと手術しなきゃなのです。

この後、それぞれ用事で離脱したり戻ったりで9時半過ぎに、雉トラ子猫が捕獲機へ。
午後も引き続き、ボラさんと私とで探すものの上手く行かず。

夕方、子猫1匹を連れて病院へ。
病院にはモカさんが迎えに来てくれて…はい!今年も慣らしからの預かり宜しくねーゲラゲラ
ベテランスーパーボラさんから預かるよと仰って頂いていたのですが、既に難しい乳飲み子たちをお願いしている私達。
モカさんどうかなぁ?とダメ元で聞いたところ、”いいよ、いいよ、ウチにおいでー!”って。

 
仮名:シャケ ♂ 800g 2か月 ウィルス検査陰性お祝い

一日も早く、兄弟の黒子猫も捕まえるぞーーー!!
と土曜夜、TNRボラさん夜中に何度も捕獲機チェックするものの、親が再度入るのみ。
日曜早朝にTPさんが捕獲機を見回るも捕まらず。
この週末で何とか、片を付けたかったのに…これじゃ、来週もしんどいやーーーんアセアセ
って事で、日曜夜、一人でもやるぞーと現場に向かう。
と手前の駐車場にTPさんの車発見笑い泣き 
また、約束していないのに来ているよ、この人ウシシ
と言う訳で二人で、また真夜中の捜索。
一度、1時半頃に母猫だけをTPさんが確認。
3時半過ぎに解散。
そのまま、自宅ガレージで車中泊の私。
5時に目が覚めたから、そのまま現場へ…で、親子で発見したものの捕まらずえーん
前日、最後に見た時は親だけだったので、もしかしたら真夜中に母猫が捕まった際にはぐれてしまったんじゃ…と心配したので、取り敢えずはちょっと安心。
だけど…これ、マジでいい加減に捕獲しないと、皆、寝不足でバテてしまう笑い泣き
それに幾ら、協力的なご近所さんばかりと言っても、いつまでも長引かせる訳にはね。

眠いわぁ…と仕事へ。