今回はTNRを行いたいのだけど、お手伝い願い出来ますかというお話が2件重なっておりました。
丸投げでない限り、私の出来る範囲内ではお手伝い致します。
(丸投げの場合は丸っと投げ返します)
捕まえられずに居る親子猫も気になる…そしてお手伝いのお話の2件ともがお隣の市。
だけど、同じ市ではない。
んーーーこれは、移動だけで時間取りそうだなぁ。
んーーーー ビバ有休
なーのーーにーーー朝から 結構な
どうせーっちゅうねん
夕方頃、少し小降りになったので、取り敢えず近所の親子猫の元へ。
雨を避けるようにこの前と同じ植え込みの中に居る親子。
母猫は唸るけど逃げはしない。
カリカリをちょと置くと交互に出て来る子猫達
だけど、やっぱり階段を下りられない様子。
案外、母猫を先に捕まえてしまえば纏まりが無くなって、子猫達、捕まるんじゃないかと考えてみたり。
万が一、子猫が捕まらなくても大きさ的に一晩母猫が居なくても大丈夫な大きさ。
アチパメ打って当日リターンすれば大丈夫だろう…と考えていたら、猫の声。
んえぇっ
見た事もない、聞いてもいない茶トラが登場
そのコが捕獲機に入らんばかりの勢いでこっちに
いやいや、捕まっても良いんだけど、先に子猫か母猫を…って…
えぇーーーー もう1匹、白雉登場
どう見ても2匹ともオス
↑2匹、分かりますよね
♂の登場でシャーシャー怒り出す母猫。
母猫の指示なのかダッシュで逃げだした仔猫達。
雨が強くなり始め…そして誰も居なくなった…私以外
諦めて帰宅。
1件目の相談者さん宅にお手伝いに伺おうかと思ったら、既に捕獲済との事。
1匹が酷い怪我をしているので、近所の病院へ運び治療ついでに去勢手術もとなったそう。
良い方に目に留めて頂いて、良かったねぇ
残り2匹は翌朝にピックアップする事に。
20時待ち合わせでもう一方の相談者Nさんの元へ。
Nさんとは数年来の交流があるものの、実際にお会いするのは初めて。
昨年は里親さん宅から脱走したメルちゃん捜索の際、近くだからと手伝って下さった。
(その時もお会いする機会が無く)
やっと恩返しができると言うものです
Nさん、ご自身が住む団地内の猫達への風当たりが少しでも弱くなるようにと数年前から毎朝、取りをされているとの事。
Nさん餌遣りさんではありません。
餌遣りをしてもいないのに、取りついでにとゴミも拾って清掃活動。
ゴミだけでなく子猫の亡骸や子猫まで拾っているという…
餌だけ与え、掃除もせず不妊去勢手術もしないと言う人も居る中、Nさん素晴らし過ぎ
そして、この度はついにTNRもと決意して下さった。
その上、丸投げではありません。
私に話をする前に、ご自身でTNR勉強会に参加、そして捕獲機も1台購入済
勿論、捕獲にも付き合うし越谷までの搬送も付き合いますと
(搬送のお付き合いは今回、他も回るので次回にとなりました)
団地の管理組合にもどうぶつ基金のチラシ持参でTNRの説明済み。
猫の居場所もほぼ特定済みと、至れり尽くせり(って言うのか??)
ところが小雨の中、懐中電灯片手に探すけれど居ない。
直前まで居たそうなので、ま、捕獲機を置いてみるか…と設置して、少し離れて…ガシャン
えっもう入ったの
と見に行くと、さっきは全く見えなかったのに3匹分の目
が光っている。
内、1匹分が動かないので懐中電灯で照らすと、入ってるー
黒猫男子(尻尾短め)
同じ場所にすぐさま設置すると、目の前で捕まっているというのに…
アメショもどき君
このアメショもどき君たら、一度、失敗してお尻がはみ出して飛び出して行ったのに…
すぐさままた入ってくれました
余程、お腹が空いているのかとちょっと不憫に。
この様子をずっと見ていた尾長の黒猫君。
流石に、アレは怪しいぞ…と思ったのか、近くのお部屋のベランダへ。
そこから、下りて来ないので、ちょっと近付いて目の前にシーバを1粒献上。
すぐ様食べる黒猫君。
その後は早かったです。
下りて来てさっさと捕獲機へ
今度会ったら、シーバご馳走するからね
この間、今年組合の長になった(?)という男性がやって来て、Nさんと話をして下さっていました。
その男性も猫の事は気に掛けて下さっていた様子。
増えるのは困るけれど、猫を処分というのではなく、手術していく事に理解があるご様子でした。
22時過ぎになり、Nさんが私の足腰を気遣って下さり、もうレギュラーメンバーの半分は捕獲したから、無理しないで下さいと。
と言われましても、普段、もっと遅くから始めているので、”えっもう、やめちゃうの
”となっちゃうんですよねぇ
では、まぁ…と3匹目の黒君の入った捕獲機と空っぽの捕獲機を持って駐車場へ向かっていると、”あっ、猫…”
目の前を横切る雉トラ。
どうやら、Nさんが見ていたレギュラーメンバーとは違う様子だったのですが、折角ですからね…と捕獲。
この雉トラ君、見つかって良かったよ。
風邪っ引きで、黄色い鼻が垂れていて呼吸すると鼻がズピースピー
Nさんのご負担で、コンベニア注射を打って頂きました
分かるかなぁ…鼻周りがガビガビでした。
Nさんと別れて帰宅途中、再度、親子猫の元へ。
雨がまぁまぁ強くなっていて、植え込みの中を覗くも親子の姿は無く。
暫く粘ってみたものの誰も出て来そうになかったので帰宅。
なんと、まだ0時過ぎ
いつもなら、絶賛、捕獲中だよ
ど、どうしよう…こんな時間に家に着いちゃったよ…と、取り敢えず…入浴。
も、もしかして…寝ても良いの越谷の前日なのに布団に入って良いのー
とどれだけ振りかに、越谷前日なのに布団に入ったのが1時半。
アラームを4時半に設定し…目覚めたら4時
我が家、睡眠障害のサラブレッドでもあるのよねぇ…。
カーテンを開けると、雨は上がっている
よっしゃ、子猫ーーーー 待ってろ子猫ーーーー
と出向くと、親子でまた植え込みに。
残る捕獲機は吊り下げ式が2台。
理想は大きめの捕獲機に親子3匹なんてうまく行く訳がないので、兎に角、子猫から先にと捕獲機設置。
と此処までを先週、下書きしておりました。
今、この先を書く気力が有りません。
結果から言いますと、子猫達は2匹、無事に保護出来ました。
その後、懇意にしているボラさんが仔猫達をピックアップしてくれて、都内の某団体に預けて下さいました。
ワクチンや駆虫はしておいた方が良いよね?と聞いたら、病院もある団体だから保護当日に預けるなら必要ないとの事。
そんな丸投げで、本当に良いの??でも、名も通った大きな団体さん。
そのボラさんも今までに何頭もお願いしているとの事だったので、何の疑いもなく感謝してもしきれない気持ちでお願いしました。
昨日の朝になって、その団体の酷い管理が内部告発で明るみに。
あんな飼育管理されているのなら、今すぐに仔猫達を返して欲しい。
満床状態だと言い、猫を衣装ケースで飼育するような所だと知っていたらお願いしていない。
連れて行ってくれたボラさんにすぐ連絡をしました。
そのボラさんの所にもあちこちの知り合いボラから連絡が入っているとの事。
そのボラさんが悪い訳ではないし、全く恨んでいません。
私がお願いした仔猫達を兎に角、返して欲しい。
以前、聞いたその団体に預ける条件に”絶対に返してと言わない”というのがありました。
でも、あんな飼育管理されていると知っていたら、預けません。
この子猫たち、依頼者さんが自宅ケージで預かり可能と言っていました。
でも、依頼者さんは里親募集もした事がない上に職業柄、日曜開催の譲渡会参加は不可能。
私が代理募集するにしても写真すら送ってくれない(何故か、連絡はショートメールのみでメアド教えてもショートメールに送ってくる)。
こんなだから、募集するのも難しそう。
だったら、里親募集も大々的に行っている団体さんの方が仔猫達も早く里親さんが決まるだろうと思って、依頼者さん宅預かりは無しにしました。
もし、その問題団体が預かり不可の場合、2~3週待ってくれたら預かって募集まで引き受けるよ!と仰って下さったボラさんも居ました。
あの時、その問題団体代表が引き受け不可と言ってくれていたら…言っても仕方ない事だけど。
私が捕まえなかったら、仔猫達、もっと違う未来があっただろうに。
昔、私自身も都内の団体さんに出入りしていた事があります。
だから、シェルターのある団体=素晴らしい場所・信頼出来る場所 とは思っていません。
でも、今回のは酷過ぎます。
と、ちょっとTNR報告と違ってしまいましたが…
子猫2匹以外の大人猫達は問題なくTNR出来ました。
預かってきた♀2匹のうち1匹は堕胎となりました。
結局、自宅で保護・預かりが出来ないような私は保護に関わらない方が良いのだろうなぁ。