TNRとは違いますが、夕方に職場周りでお世話しているチビちゃんをようやく捕獲し、通院。
3本抜歯し、ついでに血検と3種ワクチン。
11歳という年齢でずっと外暮らしだというのに血検の結果は問題なし。
良かった。
麻酔が覚めるまで、猫仲間に託して帰宅。
23時過ぎにご依頼を受けていた場所へ。
市境のような場所。
以前、お手伝いした方からのご相談。
その方とは違うおばさんが餌だけを与えている。
しかも…よそ様の土地で勝手に置き餌。
見ると養生テープに“エサオクナ”
と書いて貼り付けられている。
ご相談者の方自身はここでは餌遣りをしていない。
それなのにここで、びっこをひいた足先白の雉白の子猫が居るのを見てしまった。
その仔猫の母猫っぽい雉トラに、茶白、黒白、薄い茶色と5匹程の猫が居るのでTNRをお願いしたいと。
びっこのコは、出来る限りの治療もお願いしたい、費用は勿論お出ししますと…。
いつも思うんだけど、どうして餌遣りをしている方自身が何もしないのか。
何もしないどころか、前述の餌遣りおばさんは過去にも別の場所でトラブルを起こしている。
片付けもせず、置き餌をし、ゴミが飛んできた家の方が苦情を言ったら “私の友達(ご相談者さんの事らしい…
)が全部手術しているから餌をやっても良いんだ
”
と言うような事を言い返してやったとか…(言い返してやった!とわざわざ報告に来たそうで…
)
どうやったら、こういう人に分かってもらえるのか。
住宅地なので、音を立てないよう、怪しまれないよう取り敢えず2か所に捕獲機設置。
でも、猫、全く見ない。
やっと真ん丸ムギワラちゃんが出てきたけれど、捕獲機にはまるで関心無しで消える。
1時を過ぎた頃“エサオクナ”のお隣さんが帰宅。
捕獲機を気にして、近寄って行ったので走り寄って事情を説明。
すると、餌遣りおばさんの事は知っていて、最近特に酷い、猫が目立ってきて困っているとのお話。
ただ、この方、耳カットの事もご存知で、“生まれてきたものは仕方ないですよね。最後まで世話しないと。”
とある程度のご理解はある様子。
“お疲れ様です。有難うございます。”と言って頂けました。
一度、寝ようかなぁ…と思った頃、一匹の小柄な雉白登場。
貰い慣れているようで、鳴きながら小走りで近寄って来てさっさと捕獲。
足先が白いし、後ろ足の白い部分に何か傷のような線が見えたから、このコが怪我のコかしら?
でも…子猫には見えないから、別?
取り急ぎ、車へ。
これが1時半。
その後、これまた貰い慣れしているような茶白くんも簡単に捕獲。
1時47分。
この後、あちこち見て回ると何匹かウロウロしているんだけど、見事に捕獲機に興味無し。
手前の餌すら食べない。
捕獲機を見に来て、少し離れた所で見ているだけ。
停滞気味になったので、一度寝ようかなぁ…と車に戻ったんだけど、茶白くんが鳴くもんで眠れない。
餌遣り女性は4時半頃に登場と言うので、もう、こうなったら寝るのは諦めてその前に続きを!
“エサオクナ”の前に置いた捕獲機を見に行くと、雉トラが1匹入っている!
取り敢えず、車へ。
戻ると、今度はグレー白の可愛らしいのがウロウロ。
もしかしたら、黒白と言っていたコかしら?
きっと、そろそろ餌遣りおばさんが来る頃だと思って出て来たのだろうなぁ…。
捕獲機を置くけれど、このコも手前の餌すら食べない
なんでー![]()
マタタビを投入すると、捕獲機に入るものの奥まで行かず、手前でスリスリ。
お陰で一度、捕獲機が閉まってしまったけど、それにはあまり驚いた様子もなく、またスリスリ。
一向にフックにかかった餌withマタタビを引っ張ってくれない。
そこに依頼者さん登場。
一緒に見ていたのですが、そこに別の鯖白登場。
グレ白がナオナオ鳴きながらその鯖白に近付いて行く。
もう、どっちでも良いから取り敢えず捕まってー!と願ったら、鯖白が入る。
もう一台捕獲機は有るけれど、これが古くて大きいタイプで一度、逃げられているので諦める。
鯖白を車に乗せようと向かっていたら、前から件の餌遣りおばさん登場。
私、NPO(Not Perfect Otona)なんで、面倒だったりムカつく相手は基本スルーしておく事に。
(そうしないと、私、一度キレるとネチネチと理論攻めにしてしまい、結局相手が何も言えなくなるか怒鳴り出すかなんですよ
)
全く知らん顔して、鯖白を車に積みに向かっているのに、おばさんは着いてきてひたすら話し掛けてくる。
可哀想に依頼者さんが全て対応。
おばさん、ちょっと方言が強くて何を言っているのか分からないところがあるのですが、聞き取れた言葉の中に
“これ(鯖白)はメスで、あの黒白(グレ白)がオス。だから、ほら、今、発情期だからついてくるのよ。”
“今、発情期だから、あーやっていっつも鳴いて、このメス探してんのよ。”
あーのーなーーーーーーー![]()
発情期だからって分かっているのなら、手術しろっ![]()
発情期の後に何があるか分かってるでしょ![]()
全く腹立たしいなぁ…。
この餌遣りさん、相談者さんが全てお金を出している事も知っているのに1円も出さないんだよね。
帰宅したのが5時半。
日付変わってから帰宅までに1万5千歩程歩いていましたよ。
でも痩せないのは何故
で、越谷へ行くと、この日は70頭程の猫…
いつ帰れるやら…
雉白ソックスがやはり後ろ足に怪我。
洗浄してもらってコンベニア注射。
メスでしたが、子猫どころか、何度か産んだ事のある成猫。
ただ、今回は妊娠しておらず…子宮蓄膿症だったか疾患有り。
幸か不幸か妊娠できなかったんのね。
子宮ごと摘出で良かったね。
相談者さんに感謝だよ。
笑っちゃったのが餌遣りさんが“メスだ”と言っていた最後に捕まった鯖白、オスやーーーーん!!
顔が大きいなと思ったのよ。どう見てもオスよねぇ…。
翌日、依頼者さんが見守る中、リターン。
依頼者さん、掛かった費用以上にお支払い下さいましたので、少なくとも差額分は残りの猫たちもTNRします。
お気持ちにはお答えしなきゃねー![]()
お菓子まで頂きまして…いつも有難うございます。
忙しくてちゃんと写真が撮れずにリターン時の写真のみ。




