次男を(長男も)見ていると暗記だらけで気が狂いそうで、時間が足りなくてしょうがない風なのに、同じ試験を受ける三男はどうしてこんなに貴族のようなのか聞いてみた。

と、三男は暗記はしていないそうなのである。

 

では直前の勉強で何をしていたかというと、論文試験の過去問や予想問題の解答をCPAの先生に添削して頂き、3日間ぐらいかけてその添削結果をつぶさに分析・研究するのだそうだ。

どこをどう書けば何点貰え、この部分を書かないと何点減点で・・・それだけを繰り返していたそうなのだ。

圧倒的に勉強時間の足りない「ゴッパチ」が合格するには効率の良い得点をしなければならないというわけらしい。

 

あとはヤマ

あまり出そうにない単元、去年出た単元、流行りじゃない単元を極限まで分析し、勉強する範囲からごそっと落としていたらしい。

このヤマ賭けには相当な時間を費やしたというのだから呆れたもんだ。

ヤマが当たれば合格、当たらなければ不合格、単純である。

 

添削分析とヤマ・・・この分析に全力を注いでいたそうなのである。

その結果の呆れた貴族だった。