というわけで三男が浪人生活に入った頃に長男と次男が公認会計士の試験を受けたいと言い出した。

私としては三男が大学に合格したらさすがにもう受験はないと思っていたのに暗澹たる思いだった。

勝手に勉強して合格してくれるのならいくら受験しても構わないが、うちの子たちのようにろくすっぽ勉強もしないでツメが甘く、落ちてばかりいるタイプはおよそ受験には向かない

 

そんな向かない彼らが普通の人よりまだ余分に受験をするなんて絶対に向いていないのに。

だいたい、私の心臓の健康はどうしてくれるのだ。

という私の気持ちには全く頓着せず、長男は日吉にあるTAC、次男は新宿の大原という公認会計士受験のための予備校に2人とも週4日コースで申し込んだ。