さて三男も楽しい浪人生活をスタートさせたわけだけど、よく考える。

「浪人をすることは悪いのか」と。

彼らを見ていると浪人時代のお友達とは今でも交流が続いている。

続いているというより、ヘタしたら高校や大学時代のお友達より親しいようでもある。

どうも同じ大学を目指して毎日朝から夜までずっと一緒に勉強して、ごはん食べて・・・なんて生活をしているのは「戦友」のようで、結びつきが強いらしいのだ。

 

次男は駿台の早慶コースでかなり個性の強いお友達が多く、現在脚本家だったり起業していたりと将来も楽しみな方ばかり。よく集まって騒いでいる。

三男は駿台の東大コースでこちらはこちらで官庁に入ったり、研究職についていたり、将来政治家を目指していたりと活躍している。

 

もちろん経済的なこともあるし、何と言っても一番の問題は「浪人すれば必ず合格する」とは限らない(実際長男は2浪した)ので一概には言えないが、ウチの子たちに言わせると「高校と大学の間にもう一つ大切な世界ができた。絶対浪人はしたほうがいい」とのことである。