うちの4人はどいつもこいつも例外なしに、オニのように国語が苦手。
万全の対策はしてきたのに。
育児書は言う。子供を読書好きにさせるには・・・
①できるだけ読み聞かせをする
②家中、本や絵本をたくさん置く
③両親が読んでいる姿を見せる
言われなくても全部やりすぎるくらいにやっていた。
とにかく私たち夫婦が異常なくらいの本の虫(週2~3冊)だし、家じゅう絵本や本だらけだし、毎晩毎晩(意地になって)楽しく読み聞かせをやったし。
(主人の本棚・反対側の壁にも同じぐらい並んでいる)
ところが四人とも全く本を読まない。テコでも読まない。本、大っ嫌い。
図書館に連れて行っても運動会が始まる。
どうしてこうなったか・・・自明の理である。
① 体を動かすことが好き過ぎる。
スポーツ好きは本はダメ。ジッとしてなんかいられないのだから。
② 兄弟が多く、それぞれのお友達ともよく一緒にいたから楽しいことが多すぎる。周りが楽しいことをしていたら、そりゃ本なんか読んでいられない。
そして、本嫌いの子供たちは当然のごとく国語が苦手になっていくのだが、これはもうしょうがない。
誰だってある苦手な科目・・・うちはそれが4人とも国語。
そうなったらなるべく足を引っ張らないようになるべく国語にはおとなしくしていてもらいましょう。
こうして、国語が足を引っ張る中学・高校受験生、国語超苦手な文系浪人生にすくすくと育っていったのである。
結論。
国語の苦手は本嫌いに起因する。
本を好きにするには、運動が苦手で兄弟が少ない環境がいいかもしれない。対策は無し。
※なお、誰も1冊も読まない時代は延々と続いたが、大学生になってから次男だけは経済書や自己啓発本から小説まで本に目覚め、現在部屋の壁中が本棚になっている。
(現在の次男の部屋の本棚・入りきらない分はリビングに溢れている)