もうひとつ。

今日、友人の建築家との白熱トーク。



今週、世界建築会議というのが、東京で開かれている、そうだ。

http://www.uia2011tokyo.com/ja/

世界中の建築家が一同に会する、オリンピックのような(本人談)会議だそうだ。


世界各国持ち回りで開催されるので、日本で開催されるのは、我々が生きている中では、最後の機会かもしれないそうだ。


それに参加した友人に話を聞いた。


この会議では、今日ブータンの首相ジグメ・ティンレー氏を招いて、

国民総幸福量(GNH)の講演があったそうだ。


国民総幸福量。


国内総生産(GNP)へのアンチテーゼとして、提唱された概念で、

経済活動では図れない国民の幸福量を国会運営の重要な要素としてみる概念。


ジグメ・ブータン首相は、とにかく「Smile!」という言葉を連発して、

より幸福に生きる必要性を熱く論じたらしい。



建築家の国際会議で、なぜに幸福を論じるか・・・・・



実は、前項でも指摘した「感性」の立場で言うと、建築家は技術的に、

または芸術的に「優れた家」を建てるのが、目的ではない。


そこに住む家族が幸せを実感できる「家」を設計することが、建築家の使命。



そういう意図をもって、今回の会議でのブータンの首相の講演の実施となったのであろう。



今の日本は、どうしても技術論に陥ったり、論理的説明で納得したりする一面がある。


しかし、人が人として根本を大事にしようとするとき、やはり「幸福」という、

一見測ることができないけど、しかし、大事なことを指標で持つ必要があるだろう。


その論理や数値で表すことのできない大事な指標をたくさん持つことが、

政治家としての「感性」を磨くことにつながるのかもしれない。



今日は、多くの学びをもらった。

本当に得がたい学びだった。


建築家の皆さんが考える究極の「生きる幸福」を分かるために、

(左脳でなく右脳で)感じていきたい。