四日市市議会が議会改革度ランキング1位を獲得しました。
これは、主に議会の情報公開の取組が進んだことによる結果が大きいと思います。
それは喜ぶ一方で、四日市市議会に欠けているものは、何か。
それは、今回のランキングでも明らかになりましたが、住民参加度を上げることです。
四日市市議会では、年4回の定例月議会の後に、議会報告会とシティミーティングを開催しています。
しかし、この報告会とシティミーティングは平日の夜に常任委員会ごとに行いますが、まだ課題が多いと言えます。
それは、
① 開催が平日の夜ばかりなので、仕事が遅い人はどうしても行けない。
② 参加者数が少しずつ減ってきている。
③ 常任委員会ごとに開催しているので、2つの委員会が被るとどちらかしか行けない。
④ シティミーティングにテーマが設けられているので、自分の市政への関心テーマと違うと意見表明ができない。
これについて、改革度ランキング3位の高山市議会は、年間20回の市民意見交換会を開いていて、それを元に、常任委員会で意見を整理して政策として昇華できるものは「政策提言」として議長名で市長に提案しています。
こうした住民参加による住民意見の吸い上げと、政策への昇華こそが四日市市議会に欠けているものです。
四日市市議会も、議会活性化検討会議という議長の諮問機関を設けて、今後の議会改革の方向性を検討することになりました。
私はそこで、新しい議会の形を提案していきたいと思います。
それは、常任委員会がシティミーティングで、住民から意見を聴く中で、政策に昇華するものは委員会で一年間討議して、年度初めの4月に委員会の代表質問として市長に直接質問をするという機会を設けていくという案を示していきたいと思います。
7月11日に議会活性化検討会議も開かれました。
こうした住民意見の募集に関しては、一部議員から
「こうした住民意見の募集は、地元要望会になるおそれがある」という意見も出ました。
確かに、そうなる側面もあるでしょう。
事実、高山市議会の意見交換会は、市民意見を全て公開していますが、地元要望の意見も多数挙げられています。
しかし、それがあること前提に、まずは住民意見を募集することにためらってはいけません。
以前、アメリカのエバンストン市を訪問した時に、むこうの市議会は夜間議会で住民の公聴会を開催していました。
そこでも、やはり地元要望にかかる意見を必ず話す常連の参加者がいるという話を聞きました。
それでも、民主主義である以上、彼らに「地元要望を話す機会を与えている」と明言していました。
日本の地方議会も、住民意見を聴く機会を多くして、それを政策につなげていく取り組みをもっと活発に取組んでいかなければなりません。
四日市市議会が中心になって、それを行っていきたい。
この1年の自分の課題が、また1つできました。