三重県議会議員として活動していて、一番気になるのが、お会いする県職員さんがみんな「先生」「芳野先生」と呼ばれること。


市議会時代は、「芳野議員」とよばれることが一般的だったので、どうもこの「先生」というのが、しっくりこない。というか、違和感全開!


ということで、職員さん何人かに「議員でいいですよ」と呼びかけるも「いえ、先生と呼ばせていただきます」「皆さんそうですから」といった返答ばかり。


仕方ないので、新人議員説明会という部長さんの揃う会議の最後にかましてみました。

「申し合わせや正式な要請に基づかないのに、先生と呼びのはなぜですか?根拠が無いなら先生と呼ぶのではなくて、議員と呼んでください」

こういう申し入れをさせてもらいましたが、職員の反応は「すぐには変わりません」というとおり一遍の返答ばかり。


それでも、議会事務局から県庁執行部にあてて、「なるべく議員と呼ぶように」というメールを送ってもらうことになったようです。




これをひとつのきっかけに、より一層「ここが変だよ日本の議会」に切り込んで行きたいと思います。




2015年4月30日

三重県議会の新しい任期が始まりました。


いよいよ県議会議員としての活動の開始です。

本日は、朝一番から会派総会のあと、新人議員は午後から議員記章(バッチ)の交付式でした。





市議会時代は、改選ごとに全員にバッチを交付しますので、期数を重ねるとバッチがいくつもあるということになりますが、三重県議会では初当選の時にバッチを交付したあとは新たな交付はありません。

紛失しないように、予備のバッチを購入する議員もいるそうです。


いずれにしても、バッチを胸につけてもらい、登庁ボタンを押して初登庁は終わりましたが、改めて気持ちが引き締まるのを感じます。

これから、しっかり活動をしていきたいと思います。






四日市の諏訪近辺の商店街は、だいぶ空き店舗がなくなりました。

「飲み屋ばっかり」というお声をいただきますが、それでもシャッターにしているよりは、人の交流もあって、にぎわいになっているので、「ぜいたくな悩み」ということでしょうか。


一方で、四日市の副都心と歴代市長が持ち上げながら、なかなかそんな位置づけにならないのが、急行停車駅の富田と塩浜です。



かつては、駅前商店街も夕方には、人出が多くて賑わっていました。

僕も小学生の時、祖母の家が富田にあったので、夏休みに商店街に買い物に連れて行ってもらいました。

お肉屋さんや八百屋さんも営業をしていて、薬屋さんが多かったのを覚えています(今でも富田は多いですが)。


富田駅前の商店街がシャッター通りに変わろうとしており、元気がなくなってきているのを見かねた商店街の皆さんが、「あんどんまつり」を復活させようと頑張ってきました。




20年くらい前までは、毎年7月に行われる山の神の祭礼(15日前後)に合わせて、商店街の店先にあんどんを灯していたそうです。

小学生が描く絵を貼りつけた四角い行灯を灯す様は、幻想的だったとのこと。


春くらいから準備に入り、行灯も用意して、久々の復活となりました。


当日は、朝から雨が降りましたが、昼には止んで、なんとか開催することができました。


まだまだ周知も十分ではないため、ろうそくの火が灯った行灯を見に来る人も少なかったですが、今後大きなまつりにしていきたいと思っています。


そのためにも、地域の人々の多くの連携が必要ですね。


ちなみに、これは息子の作品。

妖怪ウォッチが多かったのも、後から見ると、時代を反映しているといえるでしょうか。





四日市市議会が議会改革度ランキング1位を獲得しました。


これは、主に議会の情報公開の取組が進んだことによる結果が大きいと思います。

それは喜ぶ一方で、四日市市議会に欠けているものは、何か。


それは、今回のランキングでも明らかになりましたが、住民参加度を上げることです。

四日市市議会では、年4回の定例月議会の後に、議会報告会とシティミーティングを開催しています。


しかし、この報告会とシティミーティングは平日の夜に常任委員会ごとに行いますが、まだ課題が多いと言えます


それは、

① 開催が平日の夜ばかりなので、仕事が遅い人はどうしても行けない。

② 参加者数が少しずつ減ってきている。

③ 常任委員会ごとに開催しているので、2つの委員会が被るとどちらかしか行けない。

④ シティミーティングにテーマが設けられているので、自分の市政への関心テーマと違うと意見表明ができない。


これについて、改革度ランキング3位の高山市議会は、年間20回の市民意見交換会を開いていて、それを元に、常任委員会で意見を整理して政策として昇華できるものは「政策提言」として議長名で市長に提案しています。


こうした住民参加による住民意見の吸い上げと、政策への昇華こそが四日市市議会に欠けているものです。


四日市市議会も、議会活性化検討会議という議長の諮問機関を設けて、今後の議会改革の方向性を検討することになりました。

私はそこで、新しい議会の形を提案していきたいと思います。

それは、常任委員会がシティミーティングで、住民から意見を聴く中で、政策に昇華するものは委員会で一年間討議して、年度初めの4月に委員会の代表質問として市長に直接質問をするという機会を設けていくという案を示していきたいと思います。


7月11日に議会活性化検討会議も開かれました。

こうした住民意見の募集に関しては、一部議員から

「こうした住民意見の募集は、地元要望会になるおそれがある」という意見も出ました。

確かに、そうなる側面もあるでしょう。

事実、高山市議会の意見交換会は、市民意見を全て公開していますが、地元要望の意見も多数挙げられています。


しかし、それがあること前提に、まずは住民意見を募集することにためらってはいけません。


以前、アメリカのエバンストン市を訪問した時に、むこうの市議会は夜間議会で住民の公聴会を開催していました。

そこでも、やはり地元要望にかかる意見を必ず話す常連の参加者がいるという話を聞きました。

それでも、民主主義である以上、彼らに「地元要望を話す機会を与えている」と明言していました。


日本の地方議会も、住民意見を聴く機会を多くして、それを政策につなげていく取り組みをもっと活発に取組んでいかなければなりません。


四日市市議会が中心になって、それを行っていきたい。

この1年の自分の課題が、また1つできました。






日経グローカルという、日経新聞系列の地方議会情報誌が2年に1回開催する議会改革度ランキングで、四日市市議会が全国1位となりました。


実は、2012年が4位。

ベスト5入りを果たしていましたので、次こそはと期待していましたが、それでもまさかの1位受賞でした。


このランキングは、公開度・住民参加度・運営改善度(議会の運営方法)の3つの要素を総合して選出していきます。

その中で、特に情報公開度では、前回70.21ポイントから82.17ポイントにあがり、これが大いに順位の向上につながったと考えています。

四日市市議会では、本会議だけでなく常任委員会のインターネット中継も始め、さらに他の会議もなるべくインターネット中継をするように取組んでいます。

また、議会報で個人の採決の結果を掲載する等、議員がどのように採決時に判断するかを明示するようにしました。

こうした地道な取り組みがポイント増につながったと言えます。


しかし、一方で住民参加度は、79.45⇒75.39と、4ポイントの下落となりました。

こうしたポイントは偏差値ですので、他の市議会が取組を進めるとポイントが下がります。四日市も住民参加度の順位は前回と同じ4位でしたが、他市議会の住民参加の取組がさらに一層進んだため、ポイントを下げる結果となりました。


まずは、これまでの議会改革の取組が間違っていなかったことの自信とはなりましたが、一方でまだまだという想いです。


今後の四日市市議会が目指すべき、改革の筋道をこれから示していかなければなりません。






引用:日経グローカル誌No.246より