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北浜で暮らす主婦のブログ

ブログのタイトルを「あしたはどんな日?」から変更しました。

大阪・北浜&堺筋本町をうろうろしています。

1月20日から26日までハワイはオアフ島に行ってきました。

ヒルトンハワイアンビレッジにとまって
向こうで合流した知人に現地のお友達を紹介していただいたり、
知人の関連会社の人たちと一緒にパーティーしたり、ビーチボールしたりと楽しい時間でした。

で、いろいろあった楽しいことの中から今日は「セグウェイ」初体験のお話を。
数年前に「新世代の交通手段」ともてはやされたセグウェイ。御存じの方も多いと思いますが
写真に載せたような一人乗りの乗り物です。画期的なのはスピードが体重移動によって調整されること。
私のようなバランスの悪い人間には結構コントロールが難しいのですがそれでもインストラクターさんについて30分もするとなんとかうまく動かせるようになりました。楽しかったですぉ。ワイキキで空き時間ができた方はぜひ体験してみてください。



あしたはどんな日?-segway

気がついたら前の更新から4か月近くたっていました。

月日がたつのは早いものです。


ちょっと心を入れ替えて毎日更新に挑戦してみようかな。

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このキャディバッグ、すごいでしょ?誕生日に行ったゴルフ場のショップで一目惚れ!夫にねだって買って貰いました。ありがとう☆
今までなかなか気に入るのに出会えなかったのですがこれは私の好みと今の気分にどんぴしゃ!これでスコアもアップ?
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久々にサイパンに来ています。コーラルオーシャンポイントリゾートというゴルフ場つきホテルに泊まって3日で4ラウンドという強行軍ですが旅に美味はつきものということで…。

着いた日に行ったのはガラパンという繁華街のステーキハウス「カントリーハウスレストラン」。その名の通りカントリー調の店内においしそうなステーキの香りがたちこめています。お薦めはテンダーロインステーキ。なかなか美味しゅうございました。サーロインも悪くはなかったのですがテンダーロインの方がお薦めです。
ワインリストも見たのですが店の雰囲気といい味といいビールぐびぐびいきつつ…の方があっている感じでした。
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夫の出張にくっついて日曜日から一泊で伊勢・鳥羽へいってきました。

驚いたのは伊勢神宮の門前町、おかげ横丁の賑わいと赤福前の行列。結局売り切れで買えなかったので帰りのSAにて購入。

あ、それから伊勢へ行かれる方、騙されたと思っておかげ横丁の資料館へ是非!300円払う価値あり!

2月22日、3月4日と続けて梅田ロイヤルホースでのライブに行ってまいりました。


どちらもパーカッションはレニー=カストロ。TOTOやスティービー=ワンダーを
お好きな方なら名前をお聞きになったことがあるかもしれません。


初めてレ二ーの演奏を生で聞いたのは去年のこと。その時のボーカルは越智順子さんだったのですが
今年はチャカ(2月22日)、高尾典江さん(3月4日)のボーカルで堪能しました。

チャカはもともと好きなボーカリストでバックが誰でもいける限り聴きに行くようにしているのですが、
高尾典江さんのライブは初めて。
アメリカくささいっぱいのチャカに対し、典江さんはボサノバ系のボーカリストということで
全く個性の違う二人の歌声がそれぞれレ二ーのパーカッションに引き立てられ
本当に感動と涙と笑いを巻き起こす素晴らしいライブでした。


この感動を皆様に説明したいのですが、感動しすぎてうまく文章になりません。
とにかく、演奏を聴いて !!(←ここをクリック)

そして、次に来たのが河豚の白子焼きと煮こごり寄せ。


ポン酢でいただきました。
もうねぇ、白子の表面をちょっと炙って焦がした
のが、おいしくて・・・。

香ばしさととろっとした食感が溜まりませんでした。

ここで、ポン酢っていうのも口の中がさっぱりして「まだまだいただけるぞ!」って感じでした。


・・・で、ここからが「料亭」の真骨頂です。


仲居さんが壬生大明神の名前を書いた短冊を持ってきました。


二人の仲居さんと一緒に「鬼はうち 福は外」と言ってから夫が木槌で素焼きのほうろくを

たたき割ると中から出てきたのがマナガツオとふきのとう、椎茸を紙で巻いたもの。


焼き物包み紙

ありがとうございます、今年もいままで以上にいい一年になりそうです。

こういう「+α」が一流の一流たるゆえんですね。

本当にいい趣向でした。


で、お味。もうねえ、外は甘めのタレで焼いてあるんだけど、お箸を入れるとさくっと割れてほろ

っと崩れて、食べたらしっとりした味が口いっぱいに広がる絶品。

おまけに添えてある蕗の薹がまたまた絶品。ほろ苦くて春の訪れを一足先に楽しみました。


そして、
そして、
最後のお食事。

出てくる前に仲居さんの説明を聞いて「?」


だって

「九条ネギの炊き込みご飯に牛肉を焼いたものを添えてお出しします。」って。


九条ネギの炊き込みご飯?????

一体どんなものが出てくるのか想像もつかない。

おいしいのか???


で、出てきたのがこれです。


九条ネギ飯





リゾット風のご飯の上に くたくたになった九条ネギが乗ってるんだけど、

これがもう美味いのなんのって・・・!

食べたことのないおいしさに絶句。もちろん、香の物もおいしいんだけど、

目もくれずにひたすらご飯をいただきました。

「もうおなかいっぱい」と思っていたのだけどおかわりしてしまいました。

でも、一回しかおかわりしなかったのには理由があるのです。


その後に控えていたのが


白ご飯。


柔らかめに炊いたご飯がつやつや光るのを見ただけでおなかいっぱいなはずなのに

食欲がまたそそられます。


 で、食べてみるとこれが美味い!!!


香の物をお代わりするほどのおいしさです。


 本当に残すのがもったいなくて・・・とおもっていると、

若女将の(あ、ご飯の時には若女将が来て装ってくれたのでした)


「皆さん、ご飯がおいしい言うてくれはって、おにぎりでもって帰られる方も多いんですよ」


聞いた瞬間、私の目がきらっ!


「いかがいたしましょう?」
「もちろんお願いします!!!」


ってことで、今朝の朝ご飯は吉兆のおむすびでした。

小さなおむすびがたくさん詰まっていて本当においしかった。

今朝になってもおいしいのが凄かった。いや、おそるべし、というのもおそれおおいような食事でした。


吉兆おむすび箱


で、デザートは
福島産のいちご。器は「永楽です」とのことですが、「永楽」って永楽窯の作品ってこと?

「福」の時が書いてある」黄色い綺麗な器でした。


器で思い出した。この日の器のうち、いくつかは「魯山人」のものだったそうです。
私は行くまでは上述の永楽みたいな「ぴかっ」とした感じの器が多いのかな、と

勝手に思っていたのですが、実際には無骨で味がある感じの器が多くて、驚きました。

が、それがちゃんと風雅な室内の雰囲気やお食事とぴったりあっているんです。

冒頭にも書いたように不調法二人で、本当にもったいないことをしました。

何度も書きますが、もっとちゃんとした人間になって少しでも一流に近づきたい、と心から思いましたね。


 夫も「これからテレビ見ながらご飯食べるのやめようね」と言っていました。

いままで素晴らしい晩餐はいろいろありましたが、今回は自分の生活を見直すほどの衝撃でした。


で、最後に出てきたのが柑橘類(名前は分かりません・・・)のゼリー。これも絶品でした。

私はあまりスイーツはいただかないんだけど、思わず言葉を失うほどの美味。

ゼリーの器がその柑橘類そのままだったんだけど、蓋の部分は果肉が残してあり、

それを絞って食べてもいいとのこと。

ほかに、練乳が添えられていたのですがこれもおいしくて、

こんなものまでと言ってはなんですが上品なお味でした。
もちろんお薄もおいしくて・・・。


食べ終わったあとも立ち上がれないほど満足してたら


最後に「塩入ほうじ茶」。これで口の中をさっぱりさせて素晴らしいお食事のお開きです。


で、車を呼んで貰って乗り込んだら、運転手さんまで一流です。
「いかがでしたか?」から始まって心地よくお食事を反芻しながら会話を楽しみつつ
四条駅まで。

で、最後に感動したのが、ちゃんと運転手さんが傘を差して駅の入り口まで送ってく

ださったこと。

ほんの数メートルのことですが最後まで上質な時間を味合わせていただきました。


本当にありがとうございます。



以上、至福の時間のレポートでした。真面目に仕事して、人間としてもレベルアップして
もう一度あんな時間の流れを楽しみたいなあ、と思ったのでした。

次はお造り2種。

一種目は河豚の薄造り
ちりポン酢とあん肝醤油で。

あん肝好きの私としては見た瞬間にでへへ。食べてももちろん凄いです。


そしてお造り2皿目はトロをワラで炙ったものと烏賊のお造り

烏賊は生姜醤油でごまをまぶしていただきます。見たこともないような分厚く「まったりした」食感。口の中にまとわりつくようでありながら決してしつこくありません。

そして、トロをワラでいぶしたもの。これをライム醤油とフライドガーリックでいただきます・・・。絶句。トロ好きの私としては本当にもう、なんっていっていいか・・・。

全く場違いですが心の中で「一流になりたい」とつぶやいていました。 いや、本当にそんな風に決意させる味と料理のたたずまいです。でも、本当に凄いのはこのあと。

このあたりになると、最初は緊張していた私たちもくつろいで美味を堪能です。
仲居さんも上品ながら感じのよい接客で料理を心から楽しめる状態にしてくれます。
行くまではあーゆーところは私たちみたいな一見が行っても冷たい対応なのでは・・・?と思っていましたが、全然そう言うことはありません。抑制の利いた素晴らしい応対です。

次は松葉ガニ

小さな炉がでてきて、「お好みでちょっと温めて召し上がって下さい」とのこと。
ここで凄かったのは蟹の甲殻にちゃんと包丁が入っていて、食べやすくしてあること。
もちろん、新鮮で身離れのいい蟹であることはいうまでもないのですが、このようなちょっとした気遣いも味を引き立てます。みそも濃厚でありながら上品なお味でこちらも堪能しました。ここでは夫も余裕が出てきて、仲居さんと「もともと蟹は大好きなんですが、これは凄いですねぇ」などと会話を楽しんでいました。

次は小さなお料理がいっぱい大皿に盛られてきました。顔を描いた器で料理を覆って来たり、と遊び心いっぱいのお皿を見せられただけで心が弾みます。
そのような小さなお料理を少しずつ取り分けてくれたお皿が絵馬の形。ここでもお客を楽しませる趣向が満載。
で、肝腎のお料理は

このこ(なまこのこ)で椎茸と山芋の小さな角切りを和えたもの
じつは、私はこの一品に一番感動しました。キノコ類のそこはかとない獣臭さとナマコの生臭さがぴったりあってもう絶品。その合間に潜まされた山芋の小さな角切りがアクセントとなってこの小さな小鉢の奥深さを加速させています。

卵焼き
これが、普通の卵焼きじゃないんです。だし巻き玉子みたいに魚のすり身などを混ぜて焼いてあるんですが、見た目からして違う!ちょっとオレンジがかった色につやっつやの光沢。味ももちろん一級品です。

牛タンの煮物・ゆで海老にキャビアを載せたもの
この二つもおいしかった野ですが、他のインパクトが強すぎて・・・。

そして、私の大好物
からすみ&大根
これはすごい。見ただけでその食感が分かるようなしっとりした外観。
味ももちろんすごい。大根までおいしいんですからさすがです。

以上が絵馬の皿に載っていたお料理。それと一緒に出てきたのが次の二つ。

まずはぐじと菠薐草のなます
こんなにぐじが美味いとは・・・!

そして、2月2日、節分の前日ということで枡形の器に入った「煮豆」もおいしかった。

実は、この「煮豆」とゆーのがこの次の次の料理の前ふりだったのですが、そのことはまた後ほど。