2024年10月のこと・・
食べ物を口に出来るようになった母、合わせてリハビリも始まった。
個室でバスルームはあるが、トイレはベッドサイドのポータブル。
トイレは小用のみ(大はストーマ)、それ以外はベッドで過ごす。
リハビリ室への移動は車椅子、リハビリ室でバーを使って歩く練習。それも息切れなどもあり、何より本人のやる気の無さもあり(私が母を見ていて感じた事だが、動く事のリハビリの重要性を感じてないように思えた、そんな態度だった)なかなか・・である。
1度だけ母のリハビリを見学したことがあった、、
あんた、殿様ですかい!?的な(母の)態度だった。
病室へ(見舞いに)行くと、入って来た者(私だったり、ねぇちゃんだったり)の顔を見る、無言で。しかも、「何しに来たん?、何の用事?」的な表情で。こちらを一瞥して、TV画面に視線を移す、無言で。病室を出る時も、TV画面を見たままだったり無言の事も。
見舞いに行ったりするのが迷惑なんか?
ちぃとは感謝せえや!と、ついつい思ってしまう。
感謝の見返りを求めているわけではないが、親しき仲にも礼儀あり・・じゃない?
今はさほどでもないが、この時は、マジで腹立った、正直。
今思う事、母は今世で人として生きるのは初めてだったのかも知れないということ。前世では人以外だったのかも知れない。
人間初めてなら仕方ないか・・
この頃、転院先探しが同時進行していた。