さて、食べられるようになった母は病院食が気に入らないと言う

我が儘期に入る。

病院食をお気に召す人もも少ないとは思うが、、

母の仕事は(母88歳、現役で仕事してた)病院で入院食を作ってた。なのに、、自分に出された食事にケチをつける・・と言う。

好き嫌いも結構あったにはあったが。

姪っ子への電話攻撃が始まったのだ。

アレを買ってこい、コレを買ってこい、アレが食べたい、コレが食べたい、、

病院で出される食事は、ステントがズレたりしない為や病状を鑑みて作られている。

だから、貴方の好き勝手には出来ないの!

時には、「食べてもえぇって、先生が言うた」と嘘や、

「見つかったら言われる(ダメだと言われる)けぇ、隠して持って来い」などと言って姪っ子を困らせる。

○○は、何処何処のもの、などと、まぁ、細かく指示も入る。

姪っ子はこの頃、市中のスーパーやら何やらを自転車飛ばして走り回ってた。

持って行けば持って行ったで、「違う!これじゃない!」などと

ダメだしも入るのは当然の事。

この頃のねぇちゃん家では電話のベルが鳴るたび皆が疲弊し、ドンヨリとした負の空気の中に居た。

後に疲れ果てた姪っ子に代わりその業務は甥っ子の任務となるが、その状況は尚も続く。。

これは、まだ2024年10月のことである。

母も考えている、私や弟にそう言う電話をすれば怒られるのは解ってるので、姪っ子(ねぇちゃん家)に電話する。

本当に食べたかったのかどうかも解らない、

そうやって電話する事で構って欲しかったのかも知れない。

誰かに構って貰ったり、誰かと関わったりする事で自分の存在価値を認識したかったのかも知れない。

私には弟が二人いるが3人共それぞれの父親、そして母はネグレクトだと思う。

子どもを置いて自分だけ逃げ出した後始末をその度にねぇちゃん

(私も弟も「ねぇちゃん」と呼んでいるが、戸籍上は母の妹で、私達には叔母)が担った。つづく・・・