患者様からのお電話に思わず
「 こちらこそ お世話になっております 」
院長や上司に対して
「 ごくろうさまでした 」
患者様からの電話に ついつい 長話
「 そうですね、このまえお出ししたお薬は○○ですね。
これは ○○の病気に利く薬で いま蕁麻疹が出ているのには
効かないと思いますよ。 」
「 水分を十分とっていただいて 口当たりのよいおかゆなんかを
召し上がっていただければいいと思います 」
↑ 看護師さんかドクターに繋ぎなさい!
アンタが答えて どうする?
しかも カルテに電話再診のハンコ押すか??
「 えっとですね えっと えっと えっと えっと 」
君は 鳳啓助か?
「 でも~ でも~でも~ だって~ だって~ 」
患者様に使う言葉じゃあ ないですぞ。
「 あはは~~~そうなんですかあ~~~~~(バカ笑) 」
「 マジでですか? 」
「 うっそ~ 」
「 どうもです~ 」
何度言っても 何回言っても 直せない人がいます。
大きな医療機関になるにしたがって
アットホームさはもちろん
同時に正確な応対を求められることもあります。
笑顔であたたかさを
言葉と姿勢は美しく。
その目の前の 患者様は 病院に来るから 患者様であって
一歩 玄関を出たら 社会人です。
それぞれに 地位も名声も役割もある方たちです。
見た目や 気さくさにつられて
こちらの立場を忘れてはいけませんよ。
「 だって、 看護師さんとかそういう話の仕方してるじゃないですか
それって、おかしくないですかね? 」
私たちは 医療を提供する職種ではありません。
患者様から正確な病状や主訴を聞くためには
それなりの 親近感あるおしゃべりが看護師さんには必要なのです。
信頼を得るための おしゃべり、これはテクニックです。
おこちゃまに話しかけるときにまで ですます言葉使いなさいなんて
言ってないでしょ?
医療にちょっとくわしくなったからといって
看護師さんやドクターみたいな気持で患者様に接してはいけないんです。
でもまあ、これは年数こなして医療業界に携わっていると
どうしても ついちゃう クセみたいなもんで・・・。
( だからって 新米4ヶ月のアンタが真似する姿勢じゃないんだぞ! )
退職した元上司は40年医療事務をしていたキャリア。
そこらの看護師さんやインターンの先生より 確かに詳しい。
実践はないまでも 知識は豊富。
ドクターがその元上司に意見されることだって よくありましたから・・・。
新米さん・ベテランさん関係なく
「 言葉遣い 」
気をつけなくては いけませんね。