夏バテ・点滴・要注意。 | ムニエル。

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医療事務歴16年、



医療事務は楽しく♪がモットー。



あなたと、いろんなお話がしたいな・・・・。



☆診療情報管理士通信教育スタート!69期生でつ '`ィ (゚д゚)/

あつくて むしむしする 今日この頃。


みなさん いかがお過ごしですか。



熱いときは 口触りのよい冷たいものに


手が伸びがちですよね。



でも、なかなか 食欲がわかない。


仕事も休めない。


ドリンクかゼリーで かろうじて栄養を補給している。



でも、どうしようもない。


ここらで 診察にいこうか。



そんな 患者様がちらほら増えるこの時期。





夏バテで 「 点滴うってくれ~~ 」



↑ 甘い! 点滴を打てばいいとおもっちやいけません。






「 点滴してくれ 」といったら 


そのとおり点滴してくれりゃあいいんだ!( ゚Д゚)

 


困った患者様にならないようにしましょう。





医療機関は 「 治療をする 」ところです。


今ある症状は どこから来たのか、


きちんとお話を聞いてもらったうえで貴方に合った



「 治療 」を選択してもらうのです。



しかし、この治療をする側に問題がある場合だってあります。





医療行為のうち


薬剤投与は まず、内服から、が基本中の基本でございます。






保険医医療費担当規則、というものに



第20条の四


 注射


イ 注射は、次に掲げる場合に行う。


(1)経口投与によつて胃腸障害を起すおそれがあるとき、

経口投与をすることができないとき、又は経口投与によっては

治療の効果を期待することができないとき。


(2)特に迅速な治療の効果を期待する必要があるとき。


(3)その他注射によらなければ治療の効果を期待することが困難であるとき。


ロ 内服薬との併用は、これによつて著しく

治療の効果を挙げることが明らかな場合又は

内服薬の投与だけでは治療の効果を期待することが

困難である場合に限って行う。


ハ 混合注射は、合理的であると認められる場合に行う。




とまあ、やたらめったら 点滴だ~、注射だ~、は


あんまりよろしくないですよ、と書いてあるわけです。




安易な治療にならないように、という警告のための


療養担当規則なわけなので


ろくに診察もせずに 点滴を打ってくれるお医者様は


要注意なわけです。




ただし、患者様の立場になると



「 仕事も休めないし、ごはんもたべれないくらい


  しんどいんだから よく効く注射打ってくれたら


  それでええねん 」


ごもっともです。 ただし、




診察をめんどくさがって やたらと点滴や注射を打つ


ドクターには注意しましょうね。


ヒソヒソ( ´д)ヤダァ(д` )ネェ、キイタ?( ´д)オクサン(д` )アラヤダワァ




診察もそこそこだったばっかりに


へんな蕁麻疹とか出たりするくらいならいいですが(よくないか)


その体調不良には


他の病状が隠されていないかちゃんと診てくださる


ドクターに 打ってもらいましょう。





患者になる、ということは


自分の体を ドクターに明け渡す、部分が出てくるわけです。



なので 忙しそうにしているドクターや


診察時間を気にしてイライラして立っている


看護婦さんに ストレスを気負いを感じて


なかなか 自分の症状いいだせない方もたくさんおられます。




「 もっと、言いたいことがあったのに 」


「 もっと、聞いて欲しかったのに 」




夏バテの症状がたとえ 点滴でとれたとしても


本当に自分が深刻な症状のとき


そんな 医療機関にかかりたいですか?




「 あそこは すぐに点滴を打ってくれる 」


そんな へんな 評判の立つ医療機関



1つや 2つ、 心当たり ありませんか・・・?