小児外科外来は人気のK先生が外来を担当しています。
ももちゃんはこの K先生がダイスキ!
幼稚園でもK先生の絵を描いては
「 もも、Kせんせいとけっこんしゅるのねん 」
外来のたびに私に
「 お姫様の格好をしたももと 王子様のKせんせいをかいて! 」
と リクエスト。
K先生の聴診器にはももちゃんからのプレゼントの
メロンパンナちゃんのシールも張ってあって
なかなか よい雰囲気の お二人だったわけですが。
その あつ~~い関係に
あやうく ひびをいれるところでした、私・・・・。
その日はレセ中で遅めのお昼に出ようと
午後の外来の当番の私とN君、
ちょうどK先生と玄関を出たところで鉢合わせ。
お昼を一緒に、ということになり
病院前にある ハンバーグのおいしいお店に。
食事を終えて ドリンクを飲んでいた頃
N君に呼び出しがかかり一足お先に病院に戻っていきました。
それから 30分ほどして私とK先生がお店を後にし、
病院前の信号待ちをしていたとき
ももちゃんがお母に手を引かれて
歩道を歩いてきました。
「 あ、ももちゃん、こんにゃにゃちわ~~~! 」
いつものノリで大きく手を振るわたし。
あ、あれ?
ももちゃん気が付かないのかな??
リアクションが ないぞ?
お外だと私ってわからないのかなあ。
私たちが立つ信号機のそばに無言で立つももちゃん・・・。
お母さんも、不思議顔。どうしたのかしら?この子・・・。
ももちゃん、眉間にシワを寄せて唇をめくりあげてる。
お母さんの向こう側に がっしりしがみついて
近づいてこない。
気がついた先生が声をかけると満面のリアクション。
あれれ~~~?
外来が始まって ももちゃんも無事処置を終えて 帰宅。
その日は 「 えをかくおね~~ちゃ~~ん、きて~~ 」の
お呼びもなかったし なんだか寂しいなあ・・・。
「 yong-yuan,ちゃん、あんたやってもうたな・・・ 」
小児外科付きの看護師さんが終了分のカルテをもってやってきた。
「 え、なにかチョンボしましたか? 」
「 ももちゃんおこってたでえ。あんたと先生がデートしてたって 」
あ~、それで ももちゃん 私を無視してたんだなあ。
「 あのくらいの年頃は 難しいしなあ~~ 再来週来るかなあ~ 」
にやり、と笑って 去る看護師さん・・・。
ももちゃんに 手紙を書きましたよ、早速。
ももちゃんへ
ももちゃん、このまえは しんごうのところで
いっしょになったね。
あのときKせんせいとおねえちゃんは
ももちゃんのおはなししていたんだよ^^。
もうすぐももちゃんがくるかなってKせんせいが
いうから、いっしょにまっていたんだよ。
せんせいひとりじゃ はずかしかったみたい。
ももちゃんの おようふく とってもかわいかったよ~!
うけつけの おねえちゃんより♪
次の外来のときには もとのももちゃんに戻ってました。
はああ・・・3歳児でも おんなはオンナですな・・・( ´Д`)=3